大変久々の、■〔『動物戦隊ジュウオウジャー』感想まとめ4〕。
妄想フレンズ! さわお爆弾騒動! 大和、母との再会! と名作回が目白押しの中盤戦19~24話。
旧HPからの引っ越し作業に合わせて、整理も兼ねた分割作業を片付けてしまいたいと思っているので、残りの作品感想の引っ越し完遂には、しばらく時間がかかるかと思います。
忍びなれども破滅招来
◆もりみやさん
>藤宮絡みで成長したからこそ逆に藤宮を諭せる我夢、感情論で貴方は悪くないと言い切ってしまう玲子さん、
>真面目で真っ当な大人だからこそ汚れ役になってしまう瀬沼さん……と、この三者三様はとても好きです。
きちっとここでリアクションを分けてくる(それぞれの立ち位置の人物を配してくる)のが、『ガイア』の手堅く巧いところですよねー。それによりまた、藤宮の苦悩が引き立ってくるのも良いですし。
>一方で、いきなり登場する宇宙忍獣! 炸裂する忍術バトル! 腕には浪漫兵器のドリル!
サブタイトル画面で、なぜ「忍」……? と思ったらホントに忍者だったのは笑いました(笑)
>そして唐突に挟まれる「ガイアピンチ!」という今までの番組全体からは明らかに異質なナレーション!
監督の要望だったんですかね……? 我夢の声で怒りを表明した我夢がスプリームになる、というのもちょっと変化球すぎて不思議な見せ方でしたね。
>戦闘だけ切り抜くと、この宇宙忍獣Xサバーガ、凄く好きなんですよ。名前もフォルムも、宇宙忍獣っていう肩書きのハッタリ感も好き。
前回もでしたが、良くも悪くもアクションの切り離し感が、バトルそのものは面白かったですよね。こういう出し方だからこそ、エピソードと離れたアイデアを存分に盛り込めたというのがあったのかもですが。
>今作は怪獣が主体のエピソードが多いので、こういう立ち位置の怪獣は珍しく、ストーリー上での印象が非常に薄いんですよね。
やはりこの、怪獣にキャラクターとしてスポットが当たっている、というのが『ガイア』の特徴かつ強みなので、そこを離れると、悪くはなくても、異色のイメージが出ますよねー。