本日は『デンジマン』感想を書きました。
そろそろ爆上げ中間地点
◆電子レンジマンさん
>「お互いの事情はだいたい察し合える大人のチーム」
赤青橙と桃黒に、この点で多少の温度差がありますが、その温度差がいまいち面白さにならずに、温度差のあるところは触れない……みたいになっているのは、手を入れていって欲しいところです。そこで越境していかないと、キャラの関係性が広がらない部分があるのかなと。
>結局今のこの人がどういう人なのかよくわからないので過去だけ明かされても「へぇー」で終わってしまうのが残念でした。
そういう過去があって今こうなのか! がストンと腑に落ちてこその話なのに、現在の大也への繋がりや反映が今ひとつなので、「内心での自己申告」だけになっているのが、足りないところですよね……。
◆ころさん
>まひろ先生との出会いがなかったら大也は孤独な天才のままだったんでしょうね
「人と人の出会いで世界が変わる」ところをきちっとフォーカスしてくれたのは、良い目のつけどころでしたね。後はこれが上手く、ブンブンジャー全体に繋がってくれると良いのですが。
◆Gimmickさん
>サンシーターをボーゾックとかガイアークみたいな所謂"憎めない悪役"にしたそうなのは伝わってくるのですが
三下トリオも賞味期限が切れてきたというか、上司の存在感が薄く、当人たちがダレてくるとただふざけているだけになってしまい、主観と客観のギャップの面白さみたいなものが無いですよね……。キャラの個性も、実力派の声優さんに丸投げ感が悪い意味で漂ってますし。
>明るい口調でバラした先生と、物悲しげな表情の大也がアンバランス
後で台詞の無いところで、やらかした……という顔はしていましたが、そんなに重い結末なのにあのテンションだったの? と変にデリカシーの無い先生が生まれてしまい、大也の心情はともかく、そんなに重い話ではなかった……とハッキリさせた方が色々良かった感じですよね。
>同じ24話で言うと『ジュウオウ』24話
近い時期に近いテーマの話という事で私も脳裏をよぎりましたが、折り返し地点としての『ジュウオウ』のダントツの出来に比べると、今作の弱いところが目立つ内容になりましたね……。
>明日夢の半笑いリアクションに対する引っかかりでした。
ああ確かに。当人が場をやり過ごすリアクションをしている間に、話だけ先に進んでしまうのは、似た作劇になっていますね……。
◆MOPさん
>それなら先斗の方はご両親を出すか、やはり仰る通り然眠らせない方が良かったですね。
大也と先斗で幻影の方向性を重ねてこそなのに、二人をセット扱いにするのが、どうも無理が出てしまいましたよねー。
>今回はお話はともかく「にじ」を全く知らなかったので、そこはのれませんでしたね。
急に出てきたオリジナルソング(?)にしては、やたらウェイトが大きいな……と感じていたのですが、学童保育の現場では著名な一曲だったのですね。私も全く知らず、ピンと来ない部分となりました。
>大也の過去、心情、こだわり、夢を、大也の側からちゃんと描かないと本当に危険だと思っています。
当人は何も言わず、他人が外から情報を出していくところだけ妙にこだわっていますが、特に面白くなっていないし、場合によっては出てきた話そのものの説得力も怪しくなったりで、キャラの魅力の面でも、この点はホント、何とかしてほしいですよね……。