東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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5/27付けレス

 本日は『バトルフィーバー』感想を書きました。

少年よ走り出すのか

◆電子レンジマンさん
 >ストーリー面の弱点を的確に見抜いて強引にでも足りない部分を埋めて作品を今からでも成立させよう
本人が偽悪的なのものあって色々と言われがちな人ですが、この辺り、きちっと前期を分析した上で爆弾を投げ込んでくるのは、やはりさすがだなと思います。
 >ただ流石に30話という遅いタイミングで急激に変わりすぎ
前年『ブレイド』の場合、前半から少しずつ手が入っていた流れからメインライター完全交代という形でしたが、それまで影も形もなかった井上敏樹が毒ガス満載でやってきたのは、あまりにも急旋回でしたよね……もう少し移行期間は作れなかったのか、とは思うところで。
 >前半が好きだった方々が当時悶絶して大荒れ状態だったのもまた納得…という感じでした。
後年に、メタ的な事情を踏まえた上で見る分には、まあ……という視点になりますが、リアルタイムでいきなりこれが飛んできたら、前半の作風が好きだった方々には、ダメージ大きそうですよね……。
 >体育をサボるくらい運動音痴な人が初っ端に自転車レースを仕掛けてきていたのは何気にかなり頑張ってた気がします。
自転車で走って止まる事は出来たんだな……そして、勝てそうな相手を探していたのかな、が可愛げといえばいいのかどうなのか(笑)
 >お母さんという致命的な弱点発見でニヤニヤが止まらない明日夢~桐谷の母親に対する「変わった生き物だろ?」
 >という酷い照れ隠し発言の流れは地味に面白かったです。
こういう、尖ったボールの投げ合いが面白さになるのは、井上敏樹の技だなーと改めて。

◆chi-chanさん
 >桜井侑斗のキャラ像には今作の京介も少し入ってたのかも(笑)。
役者さんの持っているものでもあったのでしょうが、なんというか「雑さと繊細さの同居」みたいなのは、割と共通している感じですね。
 >「なぜ新しい街の人々から、明日夢を選んで勝負?をふっかけてみたくなったのか」
無意識に同類の匂いを感じた、も青春ものの導入としては美しいですが、単純に、「勝てそう」だったからのような気も(笑)
 >モチーフ妖怪とデザインへのこだわりも薄れてしまった事で、響鬼ファン内の妖怪考察ファン組から大不評の声が…
あー……高寺さんはこだわりそうですが、白倉×井上だと、「それどころではない」フォルダに真っ先に突っ込まれそうですね……。
 >「強者」が明日夢との交錯で徐々に崩れるのを書いていくよりも、弱みを先に見せておこうという配慮?かも(笑)。
井上脚本にしても、崩すの早いな、とは思ったのですが(常なら前編ぐらいは「強者」を保ちそう)、思えば残り既に2クールも無いのでは、どんどん見せていくしかない、という判断だったのですかね。
 >持田さん含めなぜか誰も学校関係者がそこまで行かなかった事
部活を掘り下げるわけでも同級生の鬼候補に向き合うわけでもないまま2クールが終わってしまい、内部からドラマ要素を再起動させるより、外部からぶつけた方が早い、てなってしまいましたよね……京介は「悪ガキの延長線上」みたいな印象なのですが、後期スタッフ的には明日夢に「子供同士の世界」を持たせる必要性は感じていたのかなと。
 >今回の場合、木にナタを振るう主な人材が「木を植えた人材」とは全く違う
まあ、他人の植えた木にナタを振るうとか、好んでやりたい仕事ではないだろうな、と。
 >名前も「明日」夢と重ねかつ異なるように「京(今日)」介ですものね…。
これ見よがしに明日夢くんを殴りにきましたが、ここまで、基本的に明日夢くんを見守ってくれる人ばかりだった『響鬼』世界に出現した、そうではない異分子が物語をどうかき乱していくのか、純粋に興味深いところです。

◆Gimmickさん
 >個人的には京介のキャラ込みで、信じられないほど見やすいと感じたので、白倉&井上コンビに毒されてるのかもしれないです。
これはホント好みがハッキリ出るところで、優しくはないと思うのですが、そういう猶予も無かったのでしょうね……即応してみせた諸田監督も、この辺りはさすがだなと。
 >唐突な自転車レースも、桐矢京介によって強制的に明日夢が走らざるを得なくなる、という示唆的表現
ああ成る程! 全く見落としていましたが、これまでの今作が、明日夢くんの歩むペースを尊重していたのに対して、ここから先は、そのペースを乱し、走らないとついてこれないぞ! な奴が出てくるのがアバンで明日夢と視聴者に同時に突きつけられているのですね(その前のシーンが、一緒に横を歩いてくれる持田さんなのも見事な対比で)。
 >強烈な男が奇天烈なことをして場を荒らす、というのは井上脚本的には普通でも『響鬼』の作品世界には非常に重い一撃ですね。
若干やりすぎ感もありつつ、しかしそれが、今作ここまでに不足していた部分をどんぴしゃりで埋めに行ってただのインパクト勝負になっていないのは、見事でしたねー。
 >積極的に関わってくれる同い歳の男、というのは明日夢にとって大変貴重な存在のはずなので、ぜひ真剣に向き合ってもらいたいです。
ガンガン来るちょっと嫌な奴、という形になりましたが、よーーーやく、明日夢くんが「ボールを投げ返す」を修得してくれたので、ここから明日夢をどう色づけていくのかは、楽しみなところですね。
 >響鬼を見て「あれは...父さん?」の流れ、ストーリーのワクワク感は瞬間最大風速を記録してるように思います。
引きのドラマをがっつり作ってきた上で、「ヒビキに(恐らく無意識に)父性を感じている明日夢」と「響鬼に父の面影を見た京介」の対比がまたえげつないですが、どう転がしてくるのか見物ですね。……頑張れ、もっちー

◆スーファさん
 >それでは「大也にとって届け屋とは?」が重要であるはずですが…。
実質、第1話から引っ張ってきた大きなポイントなのに、本人以外の口からさらっと語られ、特にそれ以上の掘り下げが無い、のは厳しかったですよね……どうもこの辺り、作っている側のウェイトと視聴者の期待するポイントがズレてしまっている感じでもあり。
 >今回のブンブンは、ちょっといい話要素と追加幹部の登場くらいで、これだけではごまかすに至れなかったなあという感じでした。
カードを開く代わりに、それを次の伏せカードに繋ぐとかならまだしも、そこが上手く繋がってもいないですしね……。
 >今回は前期響鬼が投げたものを回収する側になってしまったということで、ファンから反発があるのも無理からぬことですが…。
言ってしまえば尻ぬぐいで、しかし会社としてはやらねばらない尻ぬぐいで、一方で視聴者の側からすれば制作サイドのそんな事情は関係ない、というのが厄介な話ですよね……。
 >桐矢のいう「つまらない人間」と視聴者の感じる明日夢のつまらなさはニュアンスが異なる感じ
具体的には、胸を張って自分の得意な事も言えない奴、みたいなものなのでしょうが、明日夢くんの弱いところであるのは確かなので、上手く繋がっていってほしいですね。
 >桐矢というキャラ自体は嫌われキャラと聞いていましたが案外可愛げもあり受け入れられました。
前期終盤の津村努と、後期開幕の桐矢京介は、くしくも対照的で、作品のスタイル変化を象徴するキャラになっている印象です。
 >とりあえず路線変更については案外受け入れられたので、後はどう展開していくか見届けたいと思います。
魔化魍サイドは割と順調に変化を描いてきたので違和感は少なく、後は、明日夢サイドの大ナタが、上手くはまってほしいですねー。