東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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2/5付けレス

 本日は『キラメイジャー』感想を書きました(一週遅れ)。

禁断の幕府

◆hirosawa_sさん
 >歌の英語部分(コセイドン~コセイド~ン)を「ご政道、ご政道~」と脳内で歌ってしまう ひろさわです。現代はさながら江戸時代・・・
おお、そっちの方が、近いですね!(……近い?)
 >となると、バロン(baron)はやはり男爵というわけでしょうか。公爵が男爵を見下ろすのは当然ですね。
バロンありきだったのでしょうが、バロンの上位に来るキャラという事でデュークにした、というのはありそうですよね。和洋折衷にギャグも有りなのでネーミング全体の統一感は無いんですが(笑)
 >未来の要素(だと思いますが詳細は不明)を先に知ってしまうというデメリットを差し引いても、観てヨカッタナ~と思える内容でしたよ
貴虎は割と好きなキャラですし、楽しみにしたいと思います。

◆ヘイスタックさん
 >まぁ紘汰の思慮が浅く視野狭窄なのはある意味一貫してますし
もうちょっとこれが、愛嬌や「たまには長所」の描写があると違うのに、消化しにくい短所になっているのが、描写としては残念ですよね……。
 >紘汰の駄目っぷりやブレまくるのも意図された範囲なのかもしれませんが。
結果的にビートライダーズがダンスチームになった事で濁されていますが、紘汰の露骨な「ヤンキー上がりのちょっと頭の悪い子」という描写は、それ安易に等号で結んでしまって良かったのだろうか……みたいに少し引っかかる設定だったりもします。
 >紘汰にしろ戒斗にしろピエールにしろ「このキャラはこういう人間です!」と分かり易く見せるような描写が欠落しており、
 >視聴者側で空白を補完してやらないとひたすら言行が場当たり的で矛盾してるだけに見えてしまうんじゃないかと思います。
最初にある程度、行動理念の芯を見せておけば、色々な状況に放り込んだ時に、ああこのキャラはこう動くのか……みたいな、視聴者と物語の間の納得の補完関係が成立しますが、そこが不足しているので、状況から物語の進行に都合良くキャラが動いている感が、どうも出てしまってますよね……。なので「未熟な子供だから」も、作劇の言い訳になりがちに見えてしまう感じで(逆にそこが「響く」ポイントにもなりうる、というのもなんとなくはわかるのですが)。

◆ガチグリーンさん
 >矢的が想いを寄せる元々のヒロインは相原先生だったので仕方ないとはいえ
なまじ1クール目にマドンナ先生に熱を上げさせてしまったので、矢的は矢的で、鼻の下は伸ばすけど、特に踏み込めない、みたいな感じでちょっと中途半端になってしまったのは、勿体なかったですね。
 >演じた石田えりさんは女優として大成しましたし
後の成功のイメージもありますが、目立つ容姿で可愛らしく、物語上の位置づけはともかく、定期的な脈絡のない私服姿とか、スタッフに愛されているな感はありましたよね(笑)
 >ウルトラの星へ侵攻、ヒロインの殺害とやった事だけ挙げれば他シリーズのメジャー大物宇宙人と遜色ないのに、いまいちマイナー
言動と行動が色々あれな上に、割と呆気なく吹き飛んだのが悪かったのかな、と(笑) 正直、大王を名乗るぐらいだから前後編で粘るぐらいはしてくれるのかなと期待していたんですが……(笑)
 >『ウルトラマン超闘士激伝』(原作者・瑳川竜は三条陸の別名義)
元々のシリーズを読んで面白かった記憶がありますが、原作:三条さんだったのですねー。
 >『スーパー戦隊 Official Mook 』によると、松本梨香さんとの事で、だとすると当時20歳!声優ってすっごーい!
それは凄いですね……もしかするとキャスティング段階ではボーマの時も少女声にするつもりが、途中でニュアンスを変えようみたいな事になったんですかね。
 >少女暴魔リンを演じた湯原弘美さんは、この頃の東映特撮にやたらゲストで出ていたので「またあの人だ!」と思いました
凄く知っている顔だな……と思っていたのですが、あの方でしたか!
 >脚本の渡辺麻実さん、ウィキペディアを見たら、アニメの方で個人的に好きな作品への参加多くて驚きました
『ジェット』に参加していたのは覚えていたのですが、アニメの活躍が多いとなると、相性がちょっと悪かったんですかね。
 >演じた森下雅子さんとの『ダイレンジャークジャク役での再会は嬉しかったですね
やはりクジャクの方ですよね。大五×クジャクは好きだったので、今後を楽しみにしたいと思います(笑)
 >私、『怪奇大作戦』がSFドラマとしてかなり好きなんですが、こう書かれると何かトンデモな内容のような……しかし否定はできない…(笑)
す、すみません、一応全部見ているのに、トンデモな部分しか記憶に残っていなくて……(笑) 今見るとまた、印象変わるかな、という作品ではあるのですが。
 >良いデザインとキャラでしたねジンバ…退場前にもう少し人間時代の過去話が観たかったですね
せっかく背景が存在していたので、もう一回ぐらい掘り下げ欲しかったですよねー。

◆てひろぐさん
 >ウルトライズム(セブンの『円盤が来た』に似ているという声もありました)を感じるというか
邪面獣の意味づけや登場シーンは完全に「怪獣」で、荒川さんが床を拳で叩いていそうだな、は思いました(笑)
 >特撮初登板の脚本と、初監督である演出と向いている方向が違う感じがしてベテランだったらどう処理したのかなとは思いました。
面白い面白くないでいえば割と面白く見たのですが、脚本と監督、互いのやりたい事がちょっとずつズレて、最後にちょっと分裂してしまった感じが勿体なかったですね。
 >最後の跪き手を握ってあげる、寄り添うヒーロー像がこれまでの描写と矛盾せず素晴らしかったなと。
あのシーンは凄く良かったですね。なので私はいっそ、あの先は描かなくても良かったのではないかなーと思うぐらいで(或いは、空き地で終わらせるか)。
 >キラメンタルが特権的だと嫌だなと危惧されていましたが、相棒回の男児から今回の引きこもりの中年男性まで行く所までいった感じはしますね。
割と早めに方向性が決まった後は、通して巧く転がってくれて、これはホント、ホッとしました。

◆MOPさん
 >ハリガネ邪面はいつからカロリー君だったのか(そもそもあの少年は実在したのか)
人間邪面獣計画自体は水面下で進行していて(針金邪面もずっと仕込みをしていて)、叶えまストーンを手に入れた事で最後のピースが揃った、みたいな解釈は通らないこともない範囲ですが、その辺りは、良くも悪くも書いている側があまり気にしていない、みたいな作りでしたね。
 >八太さんはカロリー君に依存していて、充瑠くんにはむしろカロリー君を取られそうで怯えていたように見えました。
ああ成る程、そういう感情が屈折を加速させた、というのはありそうですね……。
 >でもそれだから嫌いな話かと言うとそうでもなくて、充瑠くんが八太さんに対して無力な点も含めて、妙に切なくて心に残りました。
切り口は面白かったですし、エピソード単位の雰囲気も統一されていて、そこは良かったですよね。
 >黄昏の中、カロリー君の背中にハリガネの翼が天使のように浮かぶシーンは本当に綺麗だと思いました。
ここはホント、年間でも印象に残るシーンになりました。
 >キラメイジャーとしてはいまいち噛み合ってなかったけど、脚本家の方もこれに懲りずにどんどん来てくださると良いのですが。
今作終盤のタイミングでなければ、違った響き方をするエピソードだったとは思うので、また参戦には期待したい脚本家さんですね。