本日は『ジュウレンジャー』感想を書きました。
命!
◆noizecehiさん
>私もミステリが好きなのですが、ふだんは綾辻行人以降の新本格しか読んでいません。
私も基本、新本格以後、或いは海外の古典、といった感じだったのですが、ここ最近、名前はよく聞く一世代前の作家に興味が向いてきたところで、丁度いい内容のブックガイドでありました。
>「綾辻行人と有栖川有栖のミステリ・ジョッキー」シリーズ
タイトルは聞いた事があるも未読でしたが……
>古典ミステリを両氏がどう読んでいるかが分かって楽しかったです。
それはかなり興味深いので、いずれ読んでみたいと思います。
◆ピンクまさん
>合体して一体との接続は曖昧なのですが、最後のブライの一言で物語に一本の筋が通ったのはお見事でした。
基本、80年代以前のヒーロー観として、ちょっと曖昧なところのあったジュウレンジャーの行動原理が、ぴしっと決まったのは美しかったですねー。そして、典型的リーダーだったゲキが、私情からそれに揺らぎを感じている逆転も、面白い立ち位置になっていますし。
>初の6人目の戦士にして本作のテーゼ自体を接続したのは大きな成功だったと思います。
身動き制限の理由付けの部分が強そうだった寿命設定と、迷子になっていた恐竜のタマゴがパズルのピースとしてぴたっとはまり、ブライの存在を物語の軸に持ってこられたのは、実に大きい一手になりましたね。
>あと使命を聞いていないメイが忘れがちな価値観をフォローし、見どころを提示した点も良かったです。
今回は、ラストのブライの一言と、タマゴに関するメイの発言がとても良くて、1エピソードのみならず、『ジュウレン』の物語全体を引き締めてくれましたね。