本日は読書メモを書きました。
どうするどうする君ならどうする
◆ヘイスタックさん
>『スカイライダー』の中江真司さんは特に実態を無視して話を大袈裟に盛りがち
ゼネラルモンスターの一件は、ちょっと前のめり気味に早とちりであったと(笑)
>せめてある程度がっつり戦ってからの爆炎に紛れて生死不明、とかだったらまだ納得行ったんですが
少なくとも、スカイライダーと視聴者には、「やったか……?!」と誤解させるぐらいには映像上での嘘をついてほしかったですよね……スカイライダーが倒した認識しているのも怪しい状況でしたが、確かに着ぐるみでないので嘘でも爆発させにくいのはあったのかもですね。
>「平穏に暮らす一市民を戦いに駆り立てようとする敵」としか見なされないのには明確な意図を感じる所です。
おっしゃるように子供達の使い方もかなり凶悪で、そこからの非常に綺麗なオチの付け方といい、暴走の末に元の道にたまたま戻ったというよりは、一定の狙い通りの設計だったのかな……という感じはありますね。
>ユウコ先生が自らの意志で”ヒーローになる”姿を描きたかったのだろうなと。
クライマックスに至ってもなお、「デンジ姫だから」だと思い込んでいるデンジマンの姿がだいぶ皮肉でしたが、君らも元々ああだったのではないか? というのは、徐々に公職戦隊と大差無くなってしまったデンジマンに対して、終盤に曽田さんがカウンターを入れてきた部分はありそうでしたね。
>宇都宮P的な「怪物と戦う者は怪物に近付いていく」ニュアンスが含まれているようにも思えます
こう見ると、続く第46話で、青梅がベーダーと人間の違いを告げるのも、戦士の足場の再構築として面白いですね。
>70年代から80年代への変遷として今後へ繋がっていく要素なのかなと。
上原→曽田、という流れで見た時に、一つ、里程標、という雰囲気もあり、色々と面白いエピソードでした。
>ここまでに至る展開の集約点として、そこはきっちり盛り上げてほしかったですね。
狙った仕掛けそのものは頷ける作りだっただけに、二つの戦いを重ねる演出が上手く行かなかったのは、惜しかったですよね。
◆電子レンジマンさん
>青梅が子供たちに生き方を問うシーンはヒーロー感があって良かったです。
割とこういうのも減っていたので、今回はストレートに持ってきたのも良かったですよね。大葉さんが既に、ソロヒーローの風格を纏いつつありますし(笑)
>恐怖・陰惨路線や子供たちへの指導的な要素といった番組初期のテイストに回帰していったのが印象的でした。
中盤以降、上原大先生の手癖が目立ってきているとの比べると、曽田先生の方は、この設定でどんな組み立てが出来るのか、を色々と工夫している感じは面白みに繋がっていますね。