東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
旧ダイアリー保管用→ 〔ものかきの倉庫〕
特撮作品の感想は、順次こちらにHTML形式でまとめています→ 〔特撮感想まとめ部屋〕 (※移転しました)
HP→〔ものかきの荒野〕   X/Twitter→〔X/Twitter/gms02〕

6/29付けレス

 本日は『響鬼』感想を書きました。

カオスに加速できるのか

◆chi-chanさん
 >なまじナレーションで最初に「本当の名前」が提示されていた
確かにこれが無かったら、あまり気にならなかったかもですね……最初に出てきた事で、「パズルのピースが余っている」感じがつきまとった所はあるかもしれません。
 >マサヒコが「アマゾン」・藤兵衛が「アマゾンライダー」と命名する事で既に「転生」させていて、
その観点でいえば、個人的に描いてほしかったのは“「アマゾン」がやがて「アマゾンライダー」になる過程”だったけれど、そこがなし崩しにされてしまったのが残念な部分でありました(今作序盤の藤兵衛は、外部から公の正義を押しつけてくる存在なので)。
 >この薄味さこそ『ブンブン』らしさな気がしますけどね。
「味が無いのが味」と言われましても、私には理解不能なようです。

◆電子レンジマンさん
 >急に今までのノウハウが全部失われているような謎さがありました。
この時期、制作現場が東映生田スタジオ→大泉撮影所に変わっていて、その影響があったのでは、という話はあるみたいですね。
 >1年間かけて番組がその後続いていくシリーズの礎として完成されていくところが面白い作品だった印象です。
スーパー戦隊》の一つ、として見るとちぐはぐさの気になるところも多かったですが、《スーパー戦隊》になる途中、として見ると確かに一つの過程の面白さのある作品でしたね。
 >この手の作品で長官が本当に戦力として最強だったのもなかなか貴重でした。
それなりに強い長官パターンは幾つかあるにしても、「ヒーローチームの必殺技より強い」は、やはり衝撃でしたね(笑)
 >なんの罪もない展示イベントの担当者が困る点が展開上都合が悪いせいかすぐうやむやにされて
「届ける」約束までしたのに、化石グルマー倒さない事を選んだ場合にどうするの? に全く触れずに進んだのも良くなかったですよね。裏で残りメンバーがその点の解決に動く、とかすればチームの面白さも出ますし、話のツイストも生じたのですが。
 >こんなストーリーの回ですらサンシータを悪い印象にしないことに全力を注いでいる感じ
邪悪だけどおバカ、で誤魔化そうとしている感じですが、まあちょっと、下心が透けて見えすぎですよね……。
 >そもそも新戦力が必要な状況が生まれてないのに出す必然性があまりないように感じるのは惜しいところでした。
ブンブンサイドはロボを増強しまくっている中、敵サイドがわざわざ戦力を呼び寄せたみたいになりましたからねー(笑) 次回、絡みがカオスに面白くなってくれると良いのですが。

◆ピンクまさん
 >気づけば視聴モチベも保てなくなってしまったので、追加戦士前にリタイアしてしまいました・・・。
BBGの持ち込み方に失敗したのも痛かったですが、思わせぶりにした要素が軒並み雑にオープンされるのも加えて、この先どうなる?! 感がどうも弱いですよね……。
 >次回予告という普通のラーメン写真が、たのんでみたら、うん予想通り普通の味だった
なかなかこのレベルで、うんそのままだ……は例が少ないですよね(笑) せめてもう少し、キャラが跳ねてくれると良いのですが。

◆Gimmickさん
 >15話の定番ネタ、ネタとしては良いのですけど阿久瀬回にする必然性を感じませんでした。
このアイデアにどのキャラを合わせるのか? で、一番楽なキャラを選んで、楽なまま作った話、という感じですよね……どうもこう、制作サイドが自分たちでハードル下げて作っている感じというか。
 >阿久瀬は「そういうキャラだからそういうことをしそう」以上の感想が出てこない
そこでせめてシロ先輩と絡めるとか、接点の薄い玄蕃ともう少し繋げるとか、そういう広がりの工夫が無いのも残念でしたね。
 >だいぶ謎な始まり方で、そのまま既成事実かのように進んでいくので、思わず巻き戻して見直してしまいました(笑)
存在しない劇場版で、知らない間に一悶着を乗り越えました! みたいな(笑)
 >ビュン・ディーゼルは『ワイルド・スピード』主役俳優のヴィン・ディーゼル
成る程、こちらも俳優もじりでしたか。敵も味方も、ネーミングのもじりのセンスは結構良くて面白いだけに、ホント本筋の物足りなさが改善されてほしいですね……。

◆たかしさん
 >BBGとそれに対するメンバーのスタンスも雑に消化されて、この番組の縦軸になる要素とは一体…?
第8-9話で、大也が自分の口から説明しようとするが邪魔が入って……を繰り返している内に、結局、大也がメンバー(特に未来と阿久瀬)に向き合って話をするイベントを消化していないのは、結構なダメージになってる印象です。
 >ブンブンジャー、基本的に予告やあらすじから想像できるクオリティを下回ることはあれど上回ることがほぼない
セオリーを持ち込むのは構わないけれど、本当に素材そのまま、生野菜みたいな話が続きますよね……。
 >ここ数年変化球が多かったスーパー戦隊らしさやその面白さを、ド直球にかつ自信をもって届けてくれるだろうと思っていた
私も、ここ数年の、シリーズの面白さについて懐疑的な要素が強めの作風に対して、肯定的な作風を正面から打ち出してくれたのは嬉しかったのですが、最初の盛り上がりの後、単純に1話1話の出来が冴えない、となってしまってますよねー……。