東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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12/6付けレス

 本日は『オーレンジャー』感想を書きました。

Xライダー今日もゆく

◆Gimmickさん
 >長坂先生が降板して、ずっと謎を引っ張ってきた涼子・霧子も降板したので、『X 第1部・完』という感じですね。
第7-8話を書かせてもらえただけ良かったですが、パイロット版が強烈だっただけに、少々残念な形になってしまいましたね。この路線の先も見てみたかったところですが、これを受けてどうなっていくのかも楽しみです。
 >中地球(まず中地球って何...?)を投げ飛ばすのが抜群のインパクトを与えますね。
意味不明だったサブタイトルが一応回収されましたが、エピソード内容からすると、いやそれがサブタイトルになるのおかしいのでは?! に始まって、
 >なんか鼻から矢を飛ばして、しかも矢の方が物語のキーになるのが解せませんが(笑)
と、別の技が肝心なところを持っていく場外乱闘ぶりも凄かったです(笑)
 >折田監督の叙情的な演出が、むしろ唐突感と笑いを加速させていて、脳内処理が追いつかないです。
時々ありますが、この、急展開と如何にもな演出が絶妙なズレを生み、消化しようとした脳がバグる、みたいな感じにドンピシャでしたね……(笑)
 >敬介「いやー、あの時 霧子さんに矢が刺さってさー(笑)」
命の軽い『X』世界だと、ちょっとありそうで困りますね……(笑)
 >ナレーション「神敬介の日記に、悲しいという文字は許されない」
敬介の日記に死人の名前が増えていくのがさも当然、みたいに語られていて、またえぐい締めでしたね……。
 >今回チラチラ映ってましたが、遂に赤いアイツ(語弊あり)が満を持してやってきます。
有名キャラなので名前と見た目は知っていたのですが、改めて、顔見せ登場だけでもこの格好良さは光りますね! どんなキャラか楽しみです。

◆ヘイスタックさん
 >いつの時代も猛威を振るう八手三郎の力をまざまざと見せつけられる事になりましたね……(笑)
実にタイムリーに『X』『オーレン』と見ると、『アキバ』の荒川さんは各方面に配慮して、笑いになる範囲で、ソフトに落とし込んでいたのだなと(笑)
 >もうこの博士、アドデック9で人体実験してた人達と大差無いのでは……(笑)
ディテールを埋める台詞が、全部、駄目な方へ駄目な方へ突き進んでいて、70年代としても、かなり強烈でありました大門寺博士(笑) 視聴後にサブタイトルを振り返った時の「あ……あれ?」感も素晴らしかったなと。
 >元々Xは全身をメタリックなシルバーにしたい、というデザインコンセプト
「銀の仮面」言うほど銀でも無い……と長らく思っていたのですが、初期の理想のXはもっとメタリックで、今回の演出は、それっぽさを出したい、というものだったのですね。
 >「GOD怪人=スパイとして既に日本社会に溶け込んでいる存在」という構想があったように思えます
表向きは対立している大国が裏では手を結んで日本を食い物にしようとしている、というのは陰謀論的でもありますが、この辺りは冷戦構造下の世相もあったのでしょうね。
 >長坂秀佳としてはそんなGOD怪人を「人間の中に潜む悪意」の象徴として描きたかったのかもしれません。
そう捉えると、狂気の学者要素抜きで、どこにでもいそうな八百屋の店主が人々をリンチに駆り立てる第2話は、割と長坂さんのやりたい『X』の方向性だったのかもですね……。
 >前話の大門寺博士が凄過ぎて霞みがちですが、今回の調査団も大概狂ってますよね(笑)
前にも後ろにも結構な死体が積み重なっているのに全く気にする様子がなく、どこかの独裁国家の軍隊的雰囲気さえ漂っていて凄かったですね……あまりにもぶっ飛んでいた少年は、大門寺じゃない博士のなんらかの研究の成果だった気がしてなりません(笑)
 >涼子が少年を庇った途端存在自体が消失するアトラスなど、流石にもう少しどうにかしてほしかったですね…
色々と畳むのが目的なので筋が強引なりに、見所があるといえばあるエピソードだっただけに、こういう、単純に出来の悪い箇所は残念でしたよね。

◆スーファさん
 >全体的にウジウジしたゲートが多い中で仁藤祖母は珍しく心の強い人であったのも良かったです。惚れました。
今作ゲストは、絶望に落ちるかどうか心を揺らされる関係でメンタルボロボロになりがちですが、現状を把握してハッキリ覚悟を決めた人、として格好良かったですね。
 >晴人の両親や次回のミサなども含めて遺された者の思いが描かれがちですが今回生きている家族の思いを描いているのも良いところでした。
確かに今作、既に「失われた」事が全体のキーになっているので、死者と生者の対比になりがちな中で、違う切り口になっていたのは、仁藤のキャラとも上手く繋がって良かったですねー。
 >結果的に盛られたのはドルフィンやファルコンよりも晴人のベルトでしたね。
上位互換の素晴らしさ……ビーストの“古”ぶりが納得できる形になったのは、上手いギミックであったなと。
 >仕様としてウィザードは指輪をかざすだけでいいのに対し、ビーストは指輪をくぼみにはめ込む必要がある
ああ成る程、ICカードと現金払いみたいな……(笑)