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名前がどんどん長くなる

仮面ライダーウィザード』感想・第12話

◆第12話「希望の和菓子」◆ (監督:田崎竜太 脚本:香村純子)
 見所は、満面の笑みで晴人をお見送りするコヨミちゃん。
 押しも押されぬ正ヒロインにしてはしかめっ面の多いコヨミですが、晴人には笑顔を向ける、という形でアピールしていこうとする意識が窺えるような(笑)
 後、メインゲストが諏訪太朗さんだったので、諏訪太朗さんポイントが加算されます!
 「決めたんです。僕も助手としてレベルアップするって」
 木崎に貰った魔宝石から、緑の頭と緑のドラゴン印、二つの指輪がさっそく完成し、新たな魔法を得た晴人のパトロールに付いてきた瞬平は、妙に張り切って走り回ると端からファントム事件を捏造していき、瞬平が騒動を起こす度に、割って入って「ごめんなさい」で許して貰える晴人、清潔感のある二枚目(新衣装の茶色いコートが格好いい)は得です(笑)
 「おまえねぇ……空回りしすぎ」
 幸い今回は逮捕者を出さずに済んだ一方、寒そうな衣装継続のメデューサは三下喋りのファントムに新たな絶望ミッションを指示し、男だけどバルキリー
 晴人に「頭を冷やしてこい」と言われてフラフラ歩いていた瞬平は、和菓子屋で修行中の高校時代の先輩と出会うが、その先輩が空飛ぶバルキリーに襲われ、和菓子を無残に破壊されたところで、晴人変身。
 「甘いもの食べたかったら――店で買え」
 は、今回の妙に好きな台詞(笑)
 「ご親切にどうもぉ!」
 かんに障る言い回しが特徴的なバルキリーは、ウィザードと一当たりすると飛び道具を放って引き上げるが、この事件がきっかけで和菓子屋は大口の契約を切られてしまい、先輩の為、ファントムを生み出さない為、売り上げを確保しようと和菓子の出張販売を始めた瞬平は、幸運にもデパートからの大口契約を取り付け……しかしそれこそが、ファントムの罠。
 契約を持ちかけてきた営業マンの正体がバルキリーであり、真の標的は和菓子屋の親方の方だと判明し……まあなんかちょっと、過去にも人間の詐欺師に引っかかっていそうで心配になる緩さでありますが、ファントムの皆さんは割と、半年の間に人間社会に順応しきっているのが厄介度高め(素体の記憶とかは引き継いでいそうですが)。
 「やっぱり親方さんがゲートだったか」
 「……え?」
 和菓子屋に居残って先輩のガードに付きつつ、納品に向かった親方にもクラーケンを張り付かせていた晴人が駆けつけると、シャバドゥビタッチ変身し、ひぃひぃひー。
 「「さあ、ショータイムだ」」
 グール軍団を相手にコピーを使ってのダブルグルグルの立ち回りを見せると、ふっふっふ。
 最近見た映画の影響でも受けたのか、これまでに覚えのない構えを取った緑ザードは打撃系魔法使いの本領を発揮するが、バルキリーの攻撃を受けたところで新たな指輪を解禁し、びゅうびゅうびゅーと、風のドラゴンモードを発動。
 Dウィザードは4属性の完全な上位フォームではなく、4属性それぞれにDモードがあるというのは、ウィザードの特性を活かせて、成る程納得。
 風よ吹け吹け嵐よ叫べ、と誕生したHDウィザードは、逆手二刀流で切り込みを仕掛け、とにかくこのアクションへのこだわりは、今作の素晴らしいところです。
 「大サービスだ」
 更に緑ドラゴンの指輪を用いると、サンダードラゴンが大暴れしてグールを殲滅していくが、調子に乗ってちょっと目を離した隙にバルキリーによって瞬平が人質に取られてしまう!
 「指輪の魔法使い、やれるものなら、やってみなさい」
 割と大きめにやらかしたウィザードの選択や如何に、で、つづく。
 立ち上がりこそ、「……うるさいのが倍になったんだけど」だったものの、ここ数話で凛子さんに大きく水をあけられた瞬平どうにかしよう前後編ですが、瞬平の、現在地が凄く役に立ったり好感度が高いわけでもないが、現在地を晴人が否定しているわけではない、という微妙に難しい位置づけをどうステップアップさせてくるのか、香村さんの手腕に期待したいところ。
 結局のところ、瞬平がどうこうという以上に、晴人が瞬平を認めればそれで一定の解決をしてしまうわけなのですが、
 「やっぱり親方さんがゲートだったか」
 「……え?」
 の部分が印象的に描かれていたのは、瞬平にとっての(晴人さんからの信頼度0……?!)案件には見えるので、上手く広げてほしい部分です。
 次回――メデューサ、いよいよ戦う。