東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
旧ダイアリー保管用→ 〔ものかきの倉庫〕
特撮作品の感想は、順次こちらにHTML形式でまとめています→ 〔特撮感想まとめ部屋〕 (※移転しました)
HP→〔ものかきの荒野〕   Twitter→〔Twitter/gms02〕

5/6付けレス

 本日は『BF』感想を書きました。
 余談ですが、「曙・四郎」の表記を基本的に「曙」にしているのは、「四郎」だと近い時期に見ていた『仮面ライダーV3』の「風見・志郎」と音が被って、脳内でしっくり来なかった為です。
 ちなみに『ブンブンジャー』の「阿久瀬・錠」は、「錠」だと文中で人名と認識しにくい気がしたので、ごつごつとした「阿久瀬」の方を取りました。それでいうと「未来」も一般名詞すぎて、わかりづらくなる時がありそうには感じており、劇中での呼びかけのニュアンス的にも「ミラ」表記でもいいかな……とはちょっと考え中。

グランプリは諦めない

◆電子レンジマンさん
 >前回の話を見て知りたいと思った謎がほとんど明かされなくてだいぶ拍子抜けはしました
やはり、前回の流れから触れてほしかった部分が、軒並みスルーされたのは物足りなくなりましたよね……1つぐらいは、具体的な踏み込みが欲しかったなと。
 >謎が明かされないなりに納得や満足ができる内容になっていて戦闘なども盛り上がっていたのでOK…という感じでした。
テンポが良く、気持ちの良い戦闘は大きな武器になっているので、この調子で進んでほしい部分ですね。
 >できればあと1ヶ月分くらい届け屋やヒーロー関連の通常エピソードを積み重ねてくれていれば、もっと感動できたように思います。
立ち上がりに魅力的な届け屋フォーマットを提示してきた事もあって、もう少しそれを活用した後での一波乱、でも良かった感じはありますよね。今後の予定もあるのでしょうが、ちょっと慌てた作りになってしまったのかなとは。

◆ピンクまさん
 >この回、プロデューサー的には相当力を入れた回のようで、タイトルもここで使うことを固辞したそうで、
サブタイトルはホント、凄く良かったのですが……1クール以内に最初の一山を持ってくる組み立ては、『ゴーオン』が7-8話で成功させていますが、以降で上手く行ったと思う作品は、だいたい11話前後なので、『ゴーオン』は奇蹟的な特例だなと改めて。
 >特に公と私の問題はあまりにも曖昧すぎますし、阿久瀬がこれで納得するのも個人的によく分からず。
阿久瀬、精神的には「公」サイドに近いけど、納得させる優先順位としては未来より下なので、ちょっとおまけ感が出てしまいましたね……現状、単純なようで割と難しいキャラになっている印象です。
 >多数の脚本家で回していく久々の流れだと思われるので、今後爆上げてくれることを期待したいところです。
一山を越えた後のフェーズで出来が良いと全体のベースアップに繋がるので、改めて積み上げに期待したいですね。
 >今回はちょっと、買ってみるか変形を動画で見るか是非していただきたいと思いました。
ひとまずミニプラの公式サイトを覗いてみましたが、最近のはまた、進化している感じで凄いですね……ちょっと探してみようと思います。

◆MOPさん
 >宇宙人のブンドリオには話すら聞いてなかったのは納得いってませんでした。
確かに、普通に基地を歩き回っているのに、「ひとまずブンブンに話を聞けば?」を誰もやらないのは、今作全体の悪い誤魔化しになってしまっていますね……。
 >私財を投じ、戦いに手を抜いている訳でもない大地が、夢があるからといって責められるのも、観ていて気持ちよくはありませんでしたしね。
順序でいえば、大也とブンブンの夢があったから幸運にもハシリヤンに対抗できたのに、そこの因果が逆転された理屈に、細武はともかく未来や阿久瀬も乗っかり加減なのが、対立ありきの組み立てになってしまいましたよね……。阿久瀬なんかはむしろ、大也に頭下げて地球防衛の優先を願うとかの方が好感持てたのかなと。
 >未来ちゃん達の不満は大地が自分達に詳しい話をしてくれていない(信頼してくれてない?)事だったようなのに
前回の演出を見ると大也は、聞かれれば腹を割って話し合う意識はありそうですが、結局、ちゃんと向かい合わないままブンブン経由で処理されてしまったのは、引っかかる部分になりました。
 >ラスボスとの決着がそのレースになるのではとも考えています。
BBGの組み込み方次第で、シリーズ従来に無かった新しい見せ方は出来そうなので、どう使ってくるか楽しみですね。

◆Gimmickさん
 >通常回の積み重ねがあった末に2クール半ば辺りでやるような話を、8-9話で凝縮して出力
現時点での視聴者目線ではありますが、今作の場合は、メンバー増員の流れから怒濤のチームアップよりも、しばらく落ち着いたところで一波乱、にした方が向いていたかもですね。
 >おそらく敢えてふんわりと濁してるのでしょうけど、もう少し踏み込んでくれた方が良かったかなと。
ちょっと今回は、手札の中身を隠しすぎかな……というのが出た感じで、どう転がしていくのか引き続き楽しみではありますが、もうちょっと、この時点でそこを見せるのか! というのは欲しかったですよね。
 >"夢"というワードは、脳内で或人社長がノイズとして邪魔してくるので、慎重な扱いを切に願ってます。
夢は大切だけど、夢無罪作劇は避けてほしいですね……そういえば、或人と大也は、顔の系統が似ているなと(笑)
 >やりたかった事がやれない故の悔しさは確かに分かりますが、ここで露骨に不満気な態度をしてしまうのがなんとも...。
部長さん、「文句あるなら辞めてくれても構わんぞ」ぐらい言うのかと思ったら、バイト先まで来て丁寧に諭してくれるだいぶいい人でしたね……。
 >あきらに笛のコツを教えてもらう前向きな明日夢、みたいなイベントを挟むだけで好感度アップに繋がりそうですが、勿体ない...。
確かにそういうのあれば、ひとみの反応も空回り感が抑えられて具体的になりますし、あきらの存在感も上がり、明日夢くんもぼんやり無神経なわけじゃない、となって、3人とも得でしたね。
 >一気に株を下げるような知能低下と言いますか、根本の設定に無理があった感じですね。
今作の特色にして魅力の一つに「組織的な連携」があるのに、話の都合でそれを切断してしまって、キャラも軒並みおかしな感じになってしまったのは、残念でしたよねー。
 >1968年生まれということは37歳、本人のやる気が凄まじいのかもしれませんが、もう引退の時期では...(笑)
次回、河童にやられて引退問題が具体的になってしまうのかもですが、ヒビキさんよりも年長で、パーソナルな部分が気になると共に、活躍シーンも欲しいですね(笑)

◆グヌさん
 >届け屋として人の役に立てる喜び、他者への奉仕を大事にしてるキャラなのは間違いなく、
流れとしては、ここに戸惑いを感じた未来と阿久瀬が、改めて大也の“そういう部分”を信じる事にした、といったニュアンスが入っていた感じですが、次回は久々に届け屋の通常業務をやってくれるようなので、その辺りの補強も期待したいです。
 >彼がなぜ届け屋にこだわるのか?は後々ちゃんと説明するために敢えて明言しなかったのだと思いたいです。
ブンブンに出会った時点で既に一財産築いている雰囲気でしたし、更にそれ以前が「届け屋」の誕生と関わってきそうなのは、上手く繋がっていってほしいですね。

◆たかしさん
 >①大也にとってブンブンジャーとは何なのか?
ここをもう少し具体的に踏み込んでくれれば、仲間達の位置づけやハシリヤンと戦う理由などにも連鎖するので、一粒で他のほのめかしにもなったと思うのですが、ちょっとふんわりしすぎましたね……。
 >2人の疑問の大部分に納得できるような答えを提示できていないのに、2人が納得してしまった
未来と阿久瀬、立場の違いもあり一番問題にしている部分が多分それぞれちょっと違うのですが、それを二人まとめて解決しようとしたら落とし穴にはまった部分もあったのかな……とは思うところです。
 >団結してからのマッドレックスとの決戦自体は大変カッコ良かっただけに、そこに至る助走がイマイチ決まりきらないのは大変に残念でした…。
個人的には今回かなり、マッドレックス加点が入っているのですが、決戦の盛り上がりにしっかり寄与してくれて、良い倒されぶりでありました。

◆chi-chanさん
 >初期ライダーシリーズの立花藤兵衛とライダー達の関係性(特に藤兵衛と本郷)に対する鏡のようにも見えますね…。
過去作への意識がちらほら見える今作の作り方だと、意識がゼロでは無い感じもありますね。
 >どうやって地球からライセンス試験を受けるんだ、がまず気になりますが
ライセンスは、既に資格を持っている相手から、「なんらかの手段で入手」みたいなルールなのかもですね……そこに、ハシリヤンが向こうから来てくれたぜ! みたいなのはありそうかもと(笑)
 >ディスクアニマル達の合唱?が楽しそうでしたねー。この子達にコーラス機能を付ければ、音撃の威力も上がりそうとも。
ディスクアニマル関係は、今作ならではの画として工夫もあって、毎度楽しくていいですね。……最終局面、鬼の切り札がコーラスアニマルになるのは、戦隊だとありえそうな(笑)
 >別に太鼓したいなら街でバンドサークルや和太鼓サークル探すとかでもいい気もするので
今回、全く部活マインドになっていない明日夢くんだったので、これなら街で老人会とかに気に入られて「少年、太鼓叩いてみるか?」とかの方が、明日夢の個性と好感度には繋がった感じになってしまいましたね。
 >キャストクレジットの役名が「学校の先輩」
クレジットに気配りが足りない、のは東映特撮の伝統ぽさありますが、こういうところで、とりあえず名前つけとくと、また出番あるのかな……? とか思えるだけに、勿体ないところですよね。
 >怪人の人間態も無いとは言えネームドのゲストが妙に少ないような…?(CGバトルで予算かつかつ?)。
キャリアのある主演・郊外ロケ多め・魔化魍などのCG……と、予算かつかつは、ありそうですね……。
 >こうした面に自覚があるから弟子を取りたくないのかも知れませんが
一応、自己申告通りのヒビキさんではありましたが、組織としてはそれでは困るので、あまり甘やかしてもいけないヒビキさんでしたね……(笑)
 >一応設定では「夏の魔化魍」担当の別人だそうです。
成る程、ありがとうございます。この辺りの、季節の巡りとカミへの近接、みたいなのは面白い部分ではあるのですが。
 >これで太鼓バックルをプラスしたらどれほどの火力が…(バックルが壊れるオチかもですが)。
ああ、勢いで叩いてバックル壊してみどりさんに怒られた過去、とかはありそうな(笑)
 >劇場版撮影でキャストスケジュールが大変だった(映画用に軽井沢ロケもしたそうなので)のは確かでしょうが。
制作体制で色々起きていたであろう頃に、それはそれとして映画も……となっていたとすると、前も後ろも大変そうですね……。

◆ヘイスタックさん
 >「余裕のある隙間の多い作り」がそのまま「穴の多い作り」になってしまっているように思えてちょっと不安ですね。
通常回だと、そういった余裕が上手く転がってましたが、だからこそ節目の回ではある程度カチッとしてほしかったところで、思ったよりカチッとやってくれなかった感じでしたよね……。
 >泥田坊は『ゲゲゲの鬼太郎』でも「体が泥で出来ている為、物理的に破壊しても分裂増殖するだけ」という能力だった
おお成る程。泥田坊といえば『鬼太郎』のイメージは強いので、その影響は確かにありそうですね。