東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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8/21付けレス

 本日は『アギト』感想を書きました。

ジリジリ暑い

◆ガチグリーンさん
 >イグニスは特にですが、なんか全体的に東映っぽいんですよねー(笑)
何かありそうな主人公と、三悪の縦軸とか、アキトのポジションとか、なんとなく《平成ライダー》文脈を取り込んでいる感じありますよね。《ウルトラ》としては、落ち着いたところでもう少し、怪獣退治物としての面白さが入ってくると嬉しいですが。
 >まさかここからニュージェネの常連になるとは…もう今の世代にとってはメジャー怪獣ですね!
成田亨デザインの継承、という部分では良い面もあるとして、シンプルながら人型を離れた怪獣感が明確なのが、使いやすいんですかねー。
 >最期、派手に爆殺されてましたが、意外にもグビラが「ウルトラマン」の手にかかって死亡したのは初代以来およそ55年ぶりとの事
『オーブ』の登場回が、個人的に引っかかる内容でもやもやする対象だったのですが、今回は躊躇せずにいったな……と思ったら、割と珍しい始末だったのですね。
 >人語喋るの!?とか、自分で「出番だデバン!」言うの!?
今や定番になりつつあるYoutube演出にノリノリでしたが、別にこういう怪獣ではなかったのですね(笑)
 >そして何より良かったのは声優が、特撮大好き松田姉妹の姉「松田利冴」さんという事!
クレジット見て、この方かな……? と思ったら、やはりそうでしたか。
 >『X』ファンはみんな大好きアタッカーX!(笑)
多分私は中村悠一の声に騙されていますが、こういう、思いついても考え直しそうな事を、そのままやってしまうのは割と好きです(笑) いずれ機会があれば、改めて挑戦してみたいです。
 >元々「ウルトラマンリブット」はマレーシアの子供向けアニメ番組にゲスト出演しただけの超マイナーキャラ
初代を彷彿とさせるシンプルめのデザインだなと思ったら、そんな所から引っ張ってきていたのですね。
 >この人に興味があれば『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』が無料配信中なので、そちらで是非
配信合間のCMで見た顔だな、とは思っていたのですが、そちらと繋げてきそうな(そういえば坂本監督でしたか)雰囲気なのですね。そちらの方も、見てみたいと思います。
 >原田監督が、大人になる前にもう一度撮っておきたいとの考えから彼女を起用したというのも納得!
つくづく映像の人なんですねぇ……実際、ベッキーの美少女異星人ぶりは見事な説得力でしたが……
 >ベッキーありきの回なのに、肝心の演じる役が何故こんな悪質宇宙人なのか(笑)
一方でそれ故に、作っている側も騙されてしまうというか、歪みに目を瞑ってしまうパターンになってしまった感じでしたね。
 >「1回限りのゲストキャラだと思っていたので、とにかくインパクト重視にしようと思ってああなった」
基本二枚目の人が……もあって、やはり現場のキャラ作りで、過剰になりすぎた部分はあったのですね。
 >今回登場の惑星破壊ロボット「グインジェ」
もともとロボ系怪獣は好きなのですが、デザインも見せ方も面白くて、ますます、話が……! と思ってしまう怪獣でした(笑)
 >二次元だと面白くても、実写で成立させるにはバランスが非常に難しい設定ですよね
90年代初頭の『グリッドマン』もしばしば踏み外していましたが、やはり実写でやると意図以上に生々しくなりがちですし、例えば、電撃で黒焦げになって倒れるみたいな制裁描写による帳尻合わせも、二次元なら出来ても三次元では表現しにくい、とかありますよね。
 >(当時の『コスモス』の評価って、特オタには微妙だけど、子供とその保護者には凄く支持されていたので、余計に)
当然、時代の変化の要素もあるのでしょうが、これを聞いていたので、前後の作品と比べても組織内部の描写が悪い意味で緩いのはちょっと驚いたところです。
 >序盤の亀仙人の行動が完全にコレで、昔は笑えてたシーンでドン引きするというのがありました…
一昔前の少年マンガなどのスケベ老人キャラって、今見るときっつい場合多いですよね……この辺り、読む側も年齢によって色々なボーダーラインが変わってくるので、難しい問題も含みますが。
 >お話も、実体化カオスヘッダーのデザインも、変に奇をてらわずに正面突破してくれたのは良かったですよね!
『コスモス』どうも、ちょっとひねりを入れようとして変な方向へ行ってしまう印象があるので、パイロット版の脚本演出で、ストレートにやってくれたのは良かったですね。
 >今後もシリアスなドラマ部分に比重が置かれ、見ごたえのある秀逸回が増えていきます
描写がハードになればいいというわけではありませんが、方向性がぶれないと演出で引き締まるので、雰囲気が変わりますねー。
 >本作から『ダイレンジャー』まで4作連続で、サブタイトルに「死す」が入る回が登場する事に!
この時期、続いていたのですね(笑)
 >最近じゃ滅多にお目にかかれないですが、こんな乱用されるよりは、そっちが健全だとは思います(笑)
ちゃんとはまる時もありますが、基本、煽ってハードルを上げる系ですからね……(笑)

◆タイキさん
 >近い時期で最も有名なのは「ドラゴンボールZ」の23話「ヤムチャ死す!おそるべしサイバイマン」だと思います。
思い浮かんでいたのは、次作の「凱、死す!」だったのですが、ヤムチャもこの時期に死んでいましたか……(笑) 井上脚本回だったらドンピシャすぎましたが、違って残念(?)。

◆ヘイスタックさん
 >主人公の掘り下げそっちのけで愛染社長で遊んでいた『R/B』を思い起こして不安にさせられます。
ああ確かに、愛染の二の舞は勘弁してほしいですね……。
 >理由も由来も一切明かされず、ひたすら念仏のように「スマイル」「皆を笑顔にしなきゃ」と唱え続ける主人公
あまりにも掘り下げない事で、「そう来るか!」になるか、「本当に何も考えていなかったのか……」になるか、ちょっと読めなくはなってきましたね(笑)
 >アキトはいずれ闇堕ちしてそれに変身するのではないかと疑っています。
会長はほぼ元凶だし、主人公も微妙に人の心が薄そうだしで、期待しておこうと思います(笑)
 >上司からは「340号、いや、地球での呼び名に従ってウルトラセブンと呼ぼう」
視聴者的には唯一無二のヒーローが、多数の中の一人として番号扱いなのは、今見てもかなりクールな表現ですよね、これ……。
 >本質的には名無しである事が示唆されていますし。
近年見たシリーズ作品では、80にしろガイアにしろコスモスにしろ、変身コールが名前そのもの、というのも面白く思うところで、「力を名前でくくっている」イメージがあります。
 >「学、死す」「凱、死す」「涼、死す」「真理、死す」
こう並べると、劇中死亡→蘇生、かなりやってますね井上敏樹……(笑) 割と学兄さん、記念すべき一人目、とかだったのでしょうか。
 >それにしてもこの時間操作能力の扱いを見ると、ノーリスクで時間停止が使えたレー・ワンダはホントどうして勝てなかったのか(笑)
今見ると、ホント、広瀬さんのこれ以上ない無駄遣い……。
 >”ヒーロー性”と相対する”人間性”=生への執着、という置き方は、翌年以降の井上敏樹作品のテーゼが垣間見えているように思います。
作戦のための方便ではあるも、井上敏樹の明確な視点がある事で、一人のキャラクターの台詞として、あり得る考え方の説得力が生じていたのが、迫真さを保って良かったですよね。
 >「ベリーダンサーの格好でマッサージをする」という数美の奴隷描写
コスプレ回といえばコスプレ回の文脈で処理していますが、けっこう踏み込んだ表現になってましたね……。

◆chi-chanさん
 >少し補足説明を入れておくと、漢字表記では「蛮野」と書きます。…とりあえず字面から「悪そう」なムードを出してますね(笑)。
脳内で思い浮かんだ文字がそれでしたが、そのとても悪そうな感じで良かったんですね(笑)
 >これで剛の因果が判明しましたが、そうすると霧子がプロトドライブに助けられたのって皮肉ですよね。
それは剛は、複雑すぎてチェイスに怒り爆発なわけだな……と、は深く納得しました(笑) 問題は、ベルトさんが霧子の素性を把握していなかったとは思いにくいところですよね……。
 >『ドライブ』~『エグゼイド』は派生作品も込みで本編なので小説版の年表がないと分かりづらいんですよね…。
ベルトさんの話を信じると、そもそもロイミュードの反乱が起きたのが結構前なので、視聴者から見えないところでロングスパンなのが、ちょっとわかりづらいですよね。そこのところ定期的に劇中で整理してくれないのは、物語として不親切なところだな、と。