東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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7/10付けレス

 本日は『ゼロワン』感想を書きました。さっくりインターミッション。

俺は人助けが好きだ。

◆chi-chanさん
 >考えると一族=忍者集団な『ジライヤ』・『ニンニンジャー』がある種特殊というか、明らかに偉そうな館長より偉い人がいるのが割とより伝奇系なのかも知れませんね。
今作の場合、ニンジャを「組織」として描いているのだと思うと、養成所の更に上の存在が居ておかしくはないのですが、こういうのはキャラ付けが難しいですね……。
 >あるいはこの前のタイムファイヤー・ガオシルバーと重い追加戦士だったからその対比でもあったのかも知れません。
言われてみると、表面上陽性の追加戦士って、メガシルバー以来になるんですね。この辺り、追加戦士でどうバランスを取るのか、まだまだ試行錯誤が見えますね。
 >後の『ゴーカイジャー』や『ニンニンジャー』で、OBがそのままでゲスト参加していた経験を我々視聴者が経ているから感じる違和感でしょうね。
お楽しみとしての狙いはわかるものの、今見ると、中途半端な感じが増してしまう、というのはどうしてもありますよね。
 >『ゴセイジャー』のブレトラン(CV:飛田展男)を見てもカミーユより丸尾くんになっちゃうんですよね(笑
飛田さんの芸の幅はホント凄いですよね……三枚目やコミカル系怪人役で活躍する一方で、『アンジェリーク』とかで堂々美青年キャラも長くやってましたし。
 >えーと、若い外見の47歳ってどこの天津社長(永遠の22歳な45歳)ですか?(笑)。
たまに妙なネタ被りする事がありますが、今、東映上層部がそういう流行なんですかね……(笑)
 >ガルザが裏切った理由がどんどん積まれて行くような(単純に自分がいるのに男の養子が増えたら相続的に問題かと)。
クリスタリアの王位継承権問題は、気になってくるところですよねー。男女関係なく正室の子が第一位だとすれば、姫様はその重圧に悩んでいたのかな、とも思えますが。

◆もりみやさん
 >どうも「語らないのが男の美学」みたいなことをやろうとして、かっこよさよりも迷惑掛けてる方が気になる感じになってしまっていますね
後のクレナイ・ガイさんとか、突き抜けると面白くなってしまう事はありますが、チーム物との相性の悪さに直撃してしまいましたね。
 >社会人のUGMでこれをやられると、単に報・連・相が出来ない困った人にしか見えないのが辛いどころで
80年とはいえ、有能に見えない、というのはキャラの基本前提を崩してしまうだけに、凄く困りますよね。
 >「悪いのはイトウではなく、イトウを信じられなかった矢的の方だ」
「男の美学」は脇に置くとしても、「UGMの仲間だからどんな不審者でも信じて当然」は、どうにも無理が出ましたよね……。
 >宮下さんがお好きなモチーフなのか、それとも、ビーファイターと同じカブト・クワガタのヒーローということで、
 >多少意識するところがあったのかは、気になりますね
宮下さん、今ある戦いに壮大な背景を接続する事で、物語空間を縦に広げるのがお好きなのかな、というイメージがあります。

◆てひろぐさん
 >例年、追加戦士に「カッコいい!」と憧れるのはレッドの役目ですが、販促という事もあって結構無理くりですよね。
シルバーの何があそこまで充瑠のツボにはまったのか、はちょっと強引でしたよね(笑)
 >マブシーナへの無神経さもガキ大将だと地雷として盛大に爆発していたかもしれませんが、
 >充瑠のキャラだからこそ「ちょっとどうなの?」レベルで済んでいるかもしれません。
ああ確かに、年によっては、デリカシー不足すぎて大爆発パターンになっていたかもですねー。充瑠は、気の弱さと空気が読めなくなる部分の案配が、ちょっと都合よくなりかねないのは、若干の不安材料です。
 >元々地球人でマブシーナの回想でも笑うときにSEが鳴っていた事からある程度意図があったんですかね?
前回の宝路の笑いはご指摘通り、恐らく伏線の意図だったのだと思います。今回、回想でマブシーナの笑いが描かれたのも、宝路のキャラを示す要素であると同時に、比較の狙いもあったのかなと。
 >やはりメインライターに完全な仲間入りまでまとめて書いて欲しかったですね。
今のところ、荒川さんが好調で安定してますしね。過去の担当作からすると、塚田Pはメインとサブをそこまでくっきり線引きしない回し方をするので、今回もそうなら、巧く転がってほしいですね。

◆ピンクまさん
 >博多南宝路(長い)さん47歳の登場によって、長官ポジ-追加戦隊-敵幹部が全て親戚として接続されたわけですが、
 >これって戦隊史上でも極めてレアな繋がりですよね。
言われてみれば(笑) 多少近いところだと『マジレン』が思い浮かびますが、塚田P的にはやはり、『マジ』は意識しているっぽいですね(今後の展開次第では、戦隊メンバーも親族に連なるかもですし……エモい?)
 >そして地球全体がこの親族に振り回されるという酷い物語だったということが判明(笑)
そろそろちょっと、侵略者としてのヨドン皇帝の存在感を出さないと、元凶がどこにあるのか忘れそうになりますね(笑)
 >18話はまさに、みんなが見たかった藤井脚本を魅せてくれましたね。
作家性と物語全体への目配りが噛み合ったところに長石監督の演出もはまり、非常にいい回でしたねー。
 >悪女になりきれない女性要素を持ち合わせているのが魅力であり、今回はその魅力を藤井マジックによって存分に味わえました。
悪人ではあるけれど、その中にある人間味を作品設定に合わせて引き出してくれて、掘り下げ回として良かったですね。
 >特に人知れずマゼンダが涙を流すシーンが何より好きです。これを無理矢理天才に仕上げられたアシュラが見ているというのも感慨深い。
マゼンダにもそんな面があった、だけではなく、それをアシュラだけが知った、事が凄く物語の奥行きを造りましたよね。倒すべき悪ではあるものの、どういう決着になるのだろう、と含みを持たせる要素が入ってきたのは、今後に向けて楽しみです。
 >丈は、なんかまぁ藤井ワールドに見事にハマるキャラになってしまいましたね(笑)
単純なんだけどちょっとナイーブというか、このキャラのナイーブな一面を引き出してくれるのは、藤井脚本の魅力ですね。

◆MOPさん
 >突然やって来て家族を拐って行った宇宙人を友達と思える博多南さんてすごい人ですよね。
多感な時期の少年の心が、「宇宙人すげーーーーーっ」の方へ振り切れてしまったんですかね……(笑)
 >明石チーフとオラディンさんは確かにちょっと、いやかなり似ていますね。すっごく意気投合しそうで怖いです。
結果がオールライト……(笑) ……そして、ガルザと真墨に闇の力が。
 >充瑠くんがグイグイいくのは主人公でもあり、元々キラキラに関しては熱くなるのも分かるのですが、どうもオラディンさんの影を感じてしまいますね。
あのデザインがオラディン作だとすると、なにやらセンスの共鳴するところがあるのかもですが……充瑠周りは段々ちょっと不穏になっていますね。
 >とりあえずマブシーナちゃんにはもう少し誰かきを使ってあげて欲しいです。
一番距離感の近い小夜を宝路に繋げてしまったので、ちょっと姫様に対しておざなりになってますよね……誰か間を取り持ってくれると良いのですが。
 >ガルザの「ヨドンは良いぞ」に、そりゃ居心地良いよなとクランチュラさんの姿を思い浮かべてしまいました。
クランチュラさんが一生懸命手帳を読んで、「宝路、宝路、謎が解けたぞ!」とやってくれるのかと思うと、もう、移籍してもいい気がしてきました。

◆五月サツキさん
 >当時は全く分からなかったのですが、改めて見ると凄いファンサービスですね。ギミックだけでない扱いならもっと良かったんですけども。
素直に楽しんでおくのが一番なのでしょうが、個人的な好みとしては引っかかる部分があって、悩ましいところです。
 >しかしシュリケンジャーは追加戦士にしては戦闘力はそこまで高くないですね……。
思いの外、正面からの勝負では押され気味ですね。反面、いきなり暗殺を狙ったのは、面白かったですが(笑)
 >兄者は見るからにほうれんそうをせずに抱え込むタイプですよね……。
責任感が、駄目な方向に向かうタイプですよね……ここで一鍬が兄者ラブを乗り越えてくれると、面白そうなのですが。
 >まあ真面目な話、余命僅かの焦りを理由付けすることで誤魔化しているようにも見えました。
一種の自己暗示的なものっぽさはありますよね。
 >何にせよまた振り回される形となった一鍬が可哀想な気も。もうちょっと、置いて行かれる弟の気持ちも考えて欲しいです兄者……。
育ちが育ちなので、兄者、視野が狭くなりがちなのもわかるんですが……兄者心理に肩入れする為にはやはり、そんな兄者にも良い(面白い)ところがあるよ、的なエピソードが事前にもう一つ二つ欲しかったなと。

◆way-ohさん
 >ライダーというより『フラッシュマン』な感じで、後になってえぐい設定になりそうなのが正直、怖いですが。
宝路、なにかしら身体的な問題を抱えていそうな雰囲気はありますよね。
 >(今回「地底GOGOGO」という台詞もある)
聞き覚えあるけどなんだっけ……? と思っていたのですが、『セブン』の地底戦車登場回のサブタイトルだったんですねこれ(笑)
 >終わってから考えると「体内に石を埋め込まれた改造人間」ネタだったのかもと思ったり。
遊びつつ繋がった小ネタだったんですかね(笑)
 >こちらで度々出てくるオラディン暴君説を補強する材料がまたひとつ(笑)
王様、戦闘員に群がられて外に引きずられていく描写が微妙に謎でしたが、群衆の前で処刑されたのだと思うと筋が通りますね……。
 >博多南の年齢は明かされていないのですが、仮に演じる古坂大魔王さん(1973年生まれ)と同じと考えたら
 >・宝路は1971年生まれで、これは初代『仮面ライダー』放送開始年
 >・クリスタリアに行ったのが1988年で、平成に変わる前に地球を離れた
ああ……! 確かに「30数年ぶり」を「(約)30年ぶり」と省略するのは会話としておかしくないですし、「『仮面ライダー』の放映と共に生まれ、『RX』の年に平成を見る事ないまま地球を離れ、帰ってきたら令和だった男」というのは、どこの『コンレボ』だという感じですが、今作の方向性的に凄く色々はまりますね(笑)

コジコジハルさん
 >博多南さんの前回のシリアスな顔は心の中でまだできてないのにどうしようっていう締め切り前の漫画家のような考えだとは予想外でした。
怖い編集が、直接、職場までやってきたという(笑)
 >もしかしてですけど小夜が地球に戻ってからあった初めての女性だったのならあのマナリナフニフニする理由もわかり気がします。
境遇考えると、地球人と同種の女性と知り合う機会は、あまり無かったぽいですよね宝路……。
 >小夜も小夜で昭和の男と知ってもえ・・もいといってたので案外お似合いなのかもしれません。
最初、「え……無理」と聞こえて、思わず字幕で確認したら「え……もい」でホッとしました(笑)
 >もしかしたら王に関する重大な秘密がありそれをマブシーナに知られたくないから黙っているかもしれません。
ああ、えらくマブシーナに冷たい態度なのは、オラディン絡みだから、というのは納得いきますね。

◆えぬさん
 >お久しぶりです。いつも感想を楽しみにしてます。
ありがとうございます。
 >思えばマゼンダはデンソーヅノー回で自作の香水、タンクヅノー回で、香水で男共を魅了させる香水を振りまく作戦と実行したり
男を手玉に取る事にこだわっていたのが、純愛願望の裏返しだったのかも、などと見ても今回は面白くて、マゼンダの良い掘り下げになりましたね。

◆ハヤさん
 >時間的にマブシーナの扱いがぞんざいになってしまったのは仕方がないと思います。この辺りは次回以降に期待です。
宝路メインながら、マブシーナの苦悩にも尺は取ってくれたので、姫様の掘り下げも、期待したいですね。
 >この手の評価は一歩間違うと捏造になってしまいますが、これまでの積み重ねが生きていると感じました。
1クール分の積み重ねをきっちり表現できたのに加えて、博多南さんがなんだかんだメンバーの事をよく見て暖かく見守っているのが示されたのは良かったですね。
 >中村さんの好演もあって、かなり嫌な感じに響きましたね。
ここまでのガルザの台詞の中でも、最高レベルで嫌らしかったですねー。
 >芸術、武術に加えて医療や地質調査にまで手を出すとか、ものすごいスーパー君主ではないでしょうか(そして、やっぱり助手がいない)。
良くも悪くも、他人の為に自分で出来る事を一人でみんなやってしまうタイプですよね……ガルザと宝路が、そんな王様を手伝える存在ながら道を違えたのかも、と思うと面白い位置関係になりそうで。
 >そんな兄に張り合おうと思えるガルザもタフだなぁ、と感心してしまいました。
あ……今、「あなたは! そんなお兄さんと時に傷つき、時に磨き合ってきたからこそ、キラキラ輝けたんじゃないんですか?!」「ぐ……あ、兄上ーーーー!!」と、精神崩壊するガルザが見えてしまいました。

◆あきさん
 >当時はマブシーナ誕生前で後継者不在だったからか(ガルザさん・・・)
それは邪メンタルにも覚醒しますね……。
 >それともクリスタリアを長く離れてはいけない理由が生まれたので野良異星人にならないように配慮したのか、は気になります。
回想シーンだと、王様もかなり緊急手術だった様子なので、改造手術の後遺症が何かありそう(手元で経過観察?)みたいな理由はあったのかもですね。
 >「目上」の博多南さんの更に兄に当たる相手をこれからどう呼ぶのかは注目しています。
宝路の方から「宝路でいい」とかありそうなパターンですが、さん付けを通してほしいような気もします。
 >普通ならお宝探しがやりたいことで人助けが義務や使命になりボウケンジャーの映士もそれに近かったんですが、ひっくり返してきたのに意表つかれました。
実に『キラメイジャー』的であると同時に、宝路への好感度もしっかり造ってきて、ここは巧かったですねー。キャラによってはもう、そこで攻略されかねないところでしたが、踏みとどまったので、ここからどう見せてくるかも楽しみです。
 >利己→実は利他という流れは好感度的に手堅いなと思いつつ、それを「俺は冒険が好きなんだ」で強行突破したチーフはやっぱりチーフだと改めて(笑)。
1クール半の積み重ねをきちっと踏まえて、あの形で突き抜けたのはホント凄かったですね(笑) 忘れがたい作品とレッドだなとしみじみ。
 >特に博多南さんは、2話ラストの充瑠評をカットされた分が補完されて良かったです。他人のホットドッグを真ん中食いするだけの男ではないと(笑)。
ここは補完のタイミングを狙っていたのかもですね。いつもとはちょっと距離感の違う、兄との会話、というのも巧くはまりましたね。
 >父親が異星人と友達になって実兄が養子に行き、30年間親戚付き合いというぶっ飛んだ環境の賜物なのかといろいろ納得しました。
その時に、陰に入らずになにか振り切れてしまったのかもですね……で、そういう人なら、私設地球防衛軍造ってしまうかも、という謎の説得力(笑)

◆尚さん
 >「宝路さん、うちの親と同い年なんですね!」とか今後もし言われちゃったりした日にはどう返したらよいのか・・・。
そうそう、どこまで狙ったのか、丁度メンバーの親世代なんですよね(笑) なので、変なところで余計なダメージを食いそうで、少し心配になります(笑)