東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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3/2付けレス

 本日は『カクレンジャー』感想を書きました。

冒険はいつだってワンダフル

◆ツチグチさん
 >最終回まで回収されなかった謎も多かったですが、「ドンブラザーズの物語」としては綺麗に纏まっていたと思います。
この辺り、ラストの優先順位を間違えなかったというか、二段構えで「タロウの物語」部分と「ドンブラザーズの物語」部分ではやる事をやってくれて、そこはもやっとしないラストになって英断でしたね。
 >特にはるか、ソノイの2人は漫画とおでんというキーアイテムを活用し、印象に残りました。
縦軸のストーリーラインは、イヌ・キジ・ツルが主にかき回しましたが、キャラクターの序列としては、タロウ・はるか・ソノイであったところに、最後は戻しての着地は良かったですねー。ソノイは好きだったので大変嬉しかったです。
 >その一方で駆け足になり、連続ドラマとしての質は年明け辺りから急転落したのが残念でした。
単発回のキレがあった分、単発の面白さを連続ドラマと繋げる、という部分で綺麗にはまらなかったのはホント惜しかったですね……。
 >この1年間、感想も楽しませていただきました。お疲れ様でした
ありがとうございます!

◆ピンクまさん
 >最終回自体は悪く無かったものの、最終盤での失速が響き、つくづく勿体無い作品だなと思いました。
荷物を上手く運びきれなかったですよねー。あまりにも要素が過積載になってしまって、どこかで少しずつ下ろす機会が必要だったのろうな……と。
 >最終回で非常に残念だったのはエンディングが「don't booドンブラザーズ」じゃ無かったことですね。
私、ラストがあのED曲だったら相当レベルで色々と流せてしまう自信がありました(笑)が、作品テーマ的にはEDの方で締めて欲しかったのはありますよね。それもあって前回今回、ある意味では二つの最終回、みたいな作りになった部分もありそうですが。
 >正直45話あたりにはメンバー全員名乗りで団結させ、伏線を概ね回収した状態で、最終盤を描いてほしかったところ。
「名乗り」に関するやたらなこじらせぶりも遠因でしょうが、「いつも通り」を続ける事にちょっとこだわりすぎた感じですよね……1年の物語としての起伏は普通につけて良かったのではないかという。
 >井上敏樹ジェットマンでは構成も大傑作だったんですがね。
今でも『ジェットマン』は、よくもあの高いレベルでまとまったな……と思う作品ですが、時代の差があるとはいえ、〔井上-荒木-荒川〕で担当エピソードの方向性に違いを持たせて上手く回していた事を考えると、前作も今作も、その辺りの差配をせずに脚本家一人の能力頼りにしてしまった部分の問題は大きかったなとも。
 >この二年間といえば白倉pですが、気を衒いすぎて事故を起こすことがままあるので、この二年間は正直失敗だったかと思います。
実験的な要素がシリーズ今後の幅を広げた部分もあるかとは思いますが、個人的には、結局前年のほぼ二の舞になってしまったのは、残念なところとなりました……どんな《戦隊》を打ち出したいのか、においてドタバタ騒ぎ以上のものが出てこなかった感じというか。
 >久々の井上敏樹のテクニカルな脚本を楽しむことができて、一年間幸せだったなと思います。
全盛期の井上脚本に痺れた身としては、2022年にそのキレを見せてもらえた今作は、「物語」としては完成度が落ちたものの「体験」としては凄く満足できた、のはありますよね……(笑)
 >レビューありがとうございました!次回作も期待しております!
ありがとうございます!

◆ギガンさん
 >バンバは50年後を見据えた発言をしていますが、それを丁度50年後に見ているとこそばゆいような変な感情が沸きます。
50年後っていつだ……? 今か、というのはちょっと面白いですよね……人類社会は存続しているいるけど、確かに色々あるなバンバ、みたいな。
 >10話はやはりこれが一番のパワーワードでしたね(笑)
そうか、特に切り札でもなんでもなく、ごく普通に、異空間作って引きずり込めるんだな、という(笑)
 >異空間バトルや5話で描かれた敵戦闘機編隊との空中戦
円谷方面への意識が見えますが、今作、特撮による大きな画の作りは、見所あって面白いですねー。
 >次回の配信は11話、12話ですが…この2話のコンボは個人的には非常に印象的な話でした。
予告が物凄く煽っていたので、楽しみにしたいと思います。