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思うこと……石川先生面倒くさい

『GHOST OF TSUSHIMA』感想・その3

 (※発売からだいぶ経過しているので、ストーリー内容に触れています。ご留意ください)

第3話「この世はね! 境井君! 強き者だけが生きのこりすべてを手にする権利があるのです!」

 境井仁は覚えた。
 熊には、とりもち玉(酷い)。
 お手製暗具シリーズの一つなのですが、簡単に言うと粘着式爆薬で、投げつけた敵に貼り付いて、しばらくすると爆発します。
 野生の熊もいちころです。
 これが、弱肉強食の掟なんですね、カラス先生!
 ……先生、といえば、石川先生が大変面倒くさくて、時々《闇討》したくなります。
 政子殿は動機が明確なので、色々仕方ないかな、という気もするのですが、石川先生に振り回されていると、時々《闇討》したくなります。
 NPCでは今のところ、竜三が割とお気に入り。境井仁の旧友だが、諸事情あって士官に失敗して浪人の身となり、友人ゆえの境井への複雑な葛藤が見え隠れするのと、それに対して全く気付く節のない境井、の関係性が再びまとまるのかそれとも亀裂に繋がるのか、今後の成り行きも気になります。
 対馬の為、民を思ってのゴーストとしての戦いが、伯父の理念と離れていく事に関する破裂の予感も丹念に蓄積されており、恐らく「守・破・離」と続くであろう「守の章」という章題がそれを暗示しているのも、大変巧い。
 ところで最近、賊や蒙古に襲われて道ばたに転がっている惨殺死体に向けてお辞儀コマンドを入力すると境井仁が哀惜の言葉を口にする事に気付いて、欠かさずやるようになりました。
 哀惜の言葉を口にしながら、濁った瞳で足下に転がっている物資を懐に収めていきます。
 この物資が境井仁の装備を強化する事で対馬が解放されれば、それは巡り巡って彼らが対馬を解放したも同然であり、彼らの霊魂も安らかに眠れるというものなのです!(理論武装
 ストーリー的にはモンゴリアンマフィアに占拠された志村組の事務所へ乗り込む算段はついたところなのですが、もう少し噂を広めるとゴーストレベルが上がりそうなので、とりあえずそこまでは上げてからにしたい予定。