人が好いのもほどほどに
好青年系の主人公が、サブクエストを受ける際に物凄く気軽に「すぐに終わらせますよ」的な事を言うのが、その内刺されそうで心配になってきます。
連鎖系のクエストとか、軽い気持ちで目的の場所に向かうと、見上げるほど巨大な怪物が居たりするから!!
そんなわけで現在、第7章に入ったところ。
ようやく戦闘のコツがわかってきたような……そうでもないような。
とりあえず、真面目に正面から攻撃を仕掛けずに、開幕バックスラッシュで戦いを始める戦法は身につけました。
基本的にこのゲーム、野生動物が好戦的ではない(&LV差が開くと襲ってこなくなる?)ので、クエストの素材集めなどする際に、この不意打ち戦法(開幕大ダメージ)が大変便利。
野生動物が積極的に攻撃を仕掛けてこないのは、あっちもこっちも敵対的だとフィールドの移動がストレスになってしまうのを避けるのが大きな理由だと思うのですが、そのお陰で、明らかに洞窟の入り口を守っている獣人の横を素通りしていく、などの状況は多発したり(笑)
とはいえ、1戦闘に時間がかかりがちなシステムと、フィールドを“歩く”事に重きを置いた作りの落としどころとして、この判断は良かったと思います。
またそれにより、序盤からフィールドを巨大モンスターが闊歩する風景を描けているのも、世界の彩りとして面白い点。
力の入りどころと思われるフィールドグラフィックは良く出来ていて、様々な植物と、起伏のある地形により、歩き回っていて楽しく、また、空が良く出来ているのも、抜かりがありません。
必要十分に、“何を見せたいか”が、しっかり出来ているゲーム。
メインキャラクターのグラフィックもリマスターの名に恥じず、アニメ寄りの表現としては良く出来ていると思われ、今のところ、ムービーシーンの芝居でがっくり、というのも無し。
ちょっと気になる点をあげると、イベント中の歩き方にやや違和感があるのですが……恐らく、全キャラの歩幅を一斉に合わせている為なのかな、と。
基本、こなせるサブクエストは全てこなしてから進める方針なので、引き続き、じわじわ進めていきたいと思います。