東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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2/3付けレス

 本日は、ゲームの話を書きました。君は何故ー君は何故ー。

Xという道

◆鷹Deさん
 >魁利と圭一郎の関係性は予想通りでありながら、想像を遥かに超えてくれて大満足です。
演出も熱演もバッチリはまって、1年の良い集約点でしたね。
 >しかし、彼らに救えないものが自分には救える
道中、危うい雰囲気もあった魁利がここに辿り着いたのはホント良かったので、ラスト2話でどんなヒーローを見出してくれるのか、楽しみです。
 >重要なのは警察と一緒に戦ったからといってノエルが警察の一員だということにはならないわけで
結局、ノエルにとって「警察」という組織はいつでも切り離せる(ように見えてしまう)ところがあって、ノエルが目的の為に警察という組織に縛られざるを得ない部分、が描かれたりすると良かったかもですね(国際警察の上層部となんらかの契約をしているとか)。
 >とはいえ圭一郎と魁利についてはW戦隊を最後まで対立させたのが見事に花開きましたし、大変面白かった回でした
最後までギリギリの所でぶつかりあった結果、決して同じ「ヒーロー」になるわけではないが、それぞれの道を行く「ヒーロー」になる道が前向きに示されたのが、凄く良かったですねー。

◆みなもさん
 >しかもその成長には圭一郎だけでなく、透真初美花の存在が欠かせなかったというところも良い。
集約点は魁利×圭一郎でしたが、周辺の人々との積み重ねあってこそ、というのが綺麗に決まって良かったですね。
 >欲をいえば圭一郎の狂気とも言える救いたい助けたい守りたいという信念も掘り下げてくれればもっと面白かったのではないかと。
ここの掘り下げは、取捨選択で外されてしまった感じで、ちょっと惜しくはありましたね。その行き着く先が、立場さえ捨ててみせる、というのは圭一郎らしかったですが。
 >何より最近物語の中で役割がなかったつかさの出番が増える!
劇中のストッパー役なので、どうも最終盤、ノエルに次いで割を食っている感じはありますね……。
 >やはり警察官としての覚悟が示せなかったのが最後まで響いたように思います。
考えてみると、ノエル単独×ゲスト、といったエピソードが無かったので、直接的な利害関係の無い民間人との絡みなどが描かれていれば、またちょっと印象が違ったかもですね。
 >彼の動きが良くも悪くも話を動かすことは多いので、舞台装置みたいなものだと割り切って見るといいんですかね。
どうしてもギミック的な意味合いの方が強くなってしまった感じはありますよね。己の理想を思い通りに実現できない事へのノエルの悩みや苦しみ、みたいなものをもっと明確に描いても良かったのかなぁとは。

◆あきさん
 >同じ攻撃を受けた時の耐久力がルパンX>>パトレン>>パトレンXルパレンだと思うのでわりとダメージも軽く心配する程ではないと魁利に見なされ
なんだかんだ強キャラのポジションなので、次回「あのぐらいで僕が死ぬわけはないさ。まだ君たちへの借りも返してないしね」とか平然と出てきそうなのが、ちょっと困ったところというかなんというか(笑)
 >ノエルのこのような姿を最終的によしとするとは思えないので、どう持っていくか気になります。
快盗と警察だけでなく、ノエルの「変身」がどこかに入ってくれると良いですね……どうもノエルの、段々「春の日だまりのような関係」に自分が含まれていない感が、ひっくり返されると良いのですが。
 >咲也はもともと両戦隊で最も共闘したい派で、本音にクリティカルヒットしただろうとは思います。
この、「理想」はわかる、でも「現実」はそう簡単にいかない……というところで、僕は「理想」を目指すというノエルは、主人公属性なんだなぁ……と改めて。W戦隊と拮抗できる追加戦士枠として第三の主人公を用意したのが、良くも悪くも受け手に大きな温度差を生んだのかもですね。
 >お萩爆弾の被害や記憶喪失継続、実験体に緑桃なぶり殺し、異世界でのつかさ殉職等を免れなかったかもと思います。
エアロビ回の、とんでもないギャグの荒波の中で、互いの関係性についてパスを投げるノエル、とかは凄く好きなんですけどねー。
 >正しくない事は承知で、でも恐らく何度機会があっても同じ事を繰り返すしかないのならこんな謝り方しかないかもと思いました。
この、突き詰めていくとノエルの心性は快盗である、という部分をどのぐらいまでプラスに受け止められるか、というのが一つノエルへの印象の分かれ目になるのかもですね。私としてはもうちょっと、そこからの脱皮、というのが見たくあったのが今回の不満の根になっている面があります。
 >今回はノエルファンの中にもあまりの扱いの差を嘆く声が散見されたほどですが、優先順位としては仕方ないので脳内補完をフル稼働しております(笑)。
究極的にはノエルには、魁利×圭一郎の対峙の場に同席しても大丈夫なぐらいのキャラクター強度を持たせたかったのかな、とは感じるところです。
 >つかさは異世界回の透真の言葉から、これまで快盗が何度か庇ってくれたのは仲良くなったからで、
 >今は心は傷つけられたとしても自分達の体と命を守るためでもあったと実感していたのかもと思います。
ここはホント、優先順位の問題があったのでしょうが、つかさ先輩の先回りも含め、ノエルと警察戦隊の間については、もう少し「言葉」にして欲しかったんですよねー。わかるけど届ききらないもどかしさというか。
 >ふと、圭一郞は警察を辞めると考えた時に初めて、ノエルを心から理解し狡いなと思っているかもと思いました。
「快盗の覚悟」とも「警察の覚悟」とも違う「Xの覚悟」というのを、もう少しわかりやすく提示しても良かったのかな、とは第49話を分解しながら思った部分です。
 >もっとも全て終わればルパン家に戻るかもしれませんが。
ノエルの着地もどう描くかでけっこう意味が変わってきそうなので、最後まで、楽しみなところです。