東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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更新とレス

 久方ぶりの、HP更新。
 ■〔『地球戦隊ファイブマン』感想まとめ5〕
 『鳥人戦隊ジェットマン』前夜を感じさせる好篇、第39話「愛を下さい」他、人間大砲! 学の秘密! 偽兄妹先生! と、迷走期を抜け、終盤戦突入を前に見所のあるエピソードの並ぶ第33話~40話、HTML版感想まとめ。
 本日以下、レスのみとなります。

10/2付けレス

◆電子レンジマンさん
 >次回予告だとどうも少年に不良要素がない+青梅メイン回の空気感
何故か映像が抜いているのはデンジブルー、というちょっと編集の不思議な予告でしたね。お陰で、これはグリーンが頑張って説得しようとするが、後半急にブルーが力技で解決してしまうのではないかとドキドキしていました(笑)
 >話の主軸にいるのが怪人本人ではなく育ての母側なのもけっこう異色な気がします。
ある意味、どうせ怪人は最後に倒す事になるなら、その関係者の方にこそ焦点を……という、逆転の発想みたいなものもあったのかもですね。それを更にヘドリアン女王と絡めるのが、面白い作りでありました。
 >今回一旦妥当な理由で親族の振る舞いが否定されたのはちょっと爽快感がありました。
前回の、酸賀にきちっとツッコむのに続いて、“流さない”のは、香村脚本において、目配りの行き届いたところですよね。こういう、一つ一つの出来事に対する納得感の積み重ねがホント巧いな、と。

◆Gimmickさん
 >急に出てきたデンテと、父 ブーシュがストレートに70年代的クズの塊だったとは...
あ、そこも本歌取りというか、東映ヒーロー史を踏まえるんだ、という(笑)
 >前回ヤクザ兄さんが言っていた「イかれた親父」は正にその通りでございました。
ストマック兄妹が外道な事とはまた別に、ブーシュに関する意見には同意しかないとなる、なかなか凄い展開でしたね(笑) 後半で変に持ち上げないでくれた方が好みですが、なんらかの狙いは隠していそうなので、どんな仕掛けがあるのかも楽しみです。
 >ドシっと構えてる感じのヤクザ兄さん、抱えてるのは意外と発展途上な会社で内心焦りもあったようですね。
会議室がやたら巨大なので、成り上がりはまだまだこれからだ、はちょっと意外でしたが、ストマック側のドラマの綾として、巧く使っていってほしいですね。
 >演じる塚本高史さんは「龍が如く 見参!」に登場していた縁がある
おお、既に宮本武蔵だけどヤクザと繋がりがあったのですね(笑) 力の入ったキャストだけに、ここからの悪の魅力も期待したいですねー。
 >絆斗は令和の早川・風見とか言ってる場合じゃなくなってビックリしました。
予告があまりにも不穏ですが、ここは、ベキィされないと、変身できない世界なのか……出汁としてのキャラの使い方も実に上手いのですが、ビターに震えながら次回を待ちたいと思います。

◆ヘイスタックさん
 >『儒教 ルサンチマンの宗教』(文庫版では『儒教 怨念と復讐の宗教』に改題)
あまりにも儒教関係者への言い様が厳しいので他の著作を調べていたら私もこのタイトルに行き当たり、講談社学術文庫に入っているようなので、これは読みたい、となっています(笑)
 >「弟子達が信者を増やす為に、開祖を神格化して教えを広めた宗教」という形態
人類、こういう共通項が見えてくるのは、なんの話でも面白いですよねー。“宗教としての儒教”について考えてみた事がなかったので、興味深い内容でした。
 >デンジ剣の「◯◯返し」は雑にあらゆる攻撃を反射できて、もはや逆転チェストの領域に(笑)
なにか微妙に既視感がと思っていたら、それですね!(笑)
 >まずモチーフ自体が珍しいですし、サキソホンをタコ足に見立てたデザインも秀逸でした。
怪人の面白さだけでも1インパクトがありますし、野口竜さんを中心にした、今作の怪人デザインの秀逸さはホント光りますね。
 >みなみらんぼうの「母の背で覚えた子守唄」のレコード発売日が1980年5月5日、今話の放送日が同年9月27日
聞いて使いたいと思った、みたいな一種の企画回みたいなものだったのですかね……予告は本当に謎でしたが、青梅も親絡みのエピソードは展開できそうなので、なんらかの事情で入れ替わった可能性はありそうですね。

◆Nさん
 >後、売れっ子俳優なので、年末で退場とかしないよう祈るばかりです...。
年末に派手な生贄を捧げて、年明け新展開、は近年の悪習だと思っているので、長男はじっくりコトコト育ててほしいものです……高いところに上れば上るほど、転がり落ちた時に輝くタイプだと思いますし!
 >恩とは離れた所で能動的に動き出すというのを"おもちゃを拾う“という形で見せるスマートさ!
結果として幸せをもたらしてきた(破滅的な不幸を退けてきた)ショウマが、自らの意志で幸せをもたらす為に行動するのを、“ヒーローとしての再起と出発”として位置づけるのが、見せ方と合わせて会心の決まり方でしたね。
 >(『ルパパト』の髪飾り...、『ゼンカイ』のおやつ券...)
こういう、地味にグサグサ突き刺さってくる見せ方は、凄く効きそうな作品ですね……(震えながら)。
 >近年のライダーシリーズの物量で今後その辺りの細かさに割く余裕があるのかというのは、若干心配な部分ではあります。
ここまでのところ、ぐうの音も出ない出来なので、後はホント、この細かい気配りを年間でどこまで保てるのか……演出陣とのキャッチボールやサブライターの差配含めて、巧く転がしていってほしいですね。

◆ピンクまさん
 >側溝の蓋を持ち上げる、たったそれだけをキッカケにヒーローとして立ち上がるという流れも痺れました。
この落とし込み方は、ホント素晴らしかったですよね……。敢えてバトルの導入ではなく、日常に隣接したヒーロー的行動(怪力は活かす)にしたのも、凄く良くて。
 >全ての迷いを自ら断ち切った上で居を構えるという流れも自然で、物語の中に美しく収まりましたね。
ここまでもショウマなりに考えた上で「去る」事を選んでいたので、それを踏まえて、「住む」事を選ぶ時にも、これから何をしていくかの意志をきちっと固めた上で、はホント綺麗な形になりましたね。
 >立ち上がり5話、あまりに平均点が高く、ここまで総合100点満点の完成度。
第1話は本当にプロローグだったのだな……という凄まじい濃度で、若干、生き急いでいる感じさえある盛り込み具合ですが、ここからどうするのか含めて、ホント楽しみな出来になっていますね。私もちょっと、『ゼンカイ』で香村さんへの評価が下降していたのですが、毎回のように、巧いな……! と唸らされていて、大変嬉しいです。