東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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5/31付けレス

 本日はさらっとめで『ブンブンジャー』感想書きました。いい加減、1週遅れ状態をなんとかしなくては……。

アマゾン定食2丁

◆chi-chanさん
 >厳しい野生の世界をコンドラー等のわずかな道具だけで独り生きてきたと考えると
私も大介、狩りの為に獲物を罠にかけるぐらいの事はしていたと思うのですが、「本来守るべき対象を囮に使う」まで行くと一線を越えた印象がどうしても(笑) まあこの回はホント、伊上さんが、いつものセオリーで書いてしまったなという感がありますが。
 >1回くらいはお約束のキックによる爆発フィニッシュを書きたかったのですかね(笑
今頃になって、あまりにも急に、いつもの、が出てきてちょっと困惑しますよね……爆発すると、倒した感が出るのは確かなのですが(笑)
 >『響鬼』は、バイクを追加導入しても設定を重視してキックを必殺技には昇格させない面が唯一無二かなと。
……まかり間違うと、「ヒビキくん! これが新兵器、音撃具足・跳飛丸よ! タップダンスの要領で踵に音のパワーを溜め込んで、必殺キックを放つのよ!」……みたいな可能性が……?(笑)
 >半端にお約束要素を導入しなくても、ですよね。次に繋げるために定番要素を改めて導入したのかもですが。
成る程、次が決まっているからこそ、こういうのを捨てたわけではない、とアピールを上か求められた、という可能性はあるかもですね……。

◆ヘイスタックさん
 >移行期間も何も存在せずいきなりメインスタッフ総取っ替え
響鬼』、その作風がこれまでとは違うファン層に響いた一方、その作風ゆえに、そういったファンに優しくない結果になってしまったのは、なんとも皮肉ではありますね……。
 >やはり一番の問題は、制作時間を無視した毎回の山奥ロケ等によるスケジュールの超過だったようで
東映特撮のテコ入れの歴史の中でも、ここまではなかなか見ないプロデューサー交代劇でしたが、やはりロケにはだいぶ問題が出ていたのですね……魔化魍の設定と、当然こうなる筈だ、というのは嫌いではないのですが、結局それが「作品」の成立を危うくし、哲学にこだわって破綻を招いたのは、残念なところです。
 >井上敏樹も気乗りのしないキツい仕事
この後しばらく、目に見えて脚本の切れ味が落ちますものね……。やり方にどうかと思う時もありますが、白倉さんも、枠を繋げてこそ、を繰り返し強調するようになるわけだな……と(意図的な「放言」はともかく、こういう事を公言できるのは、白倉さんの嫌いになれないところです)。
 >高寺Pは『クウガ』でも予算とスケジュール度外視でクオリティアップに努めた
クウガ』は凄く好きなので、この辺りはどうにもこうにも、複雑な気持ちになるところです。
 >井上敏樹も最初は『響鬼』前半に寄せたプロットを書いた
これは読んだことがあったのですが、実に井上敏樹らしいと同時に、これをやっていたから、大手術のメスも、的確なところを切りにいけたのでしょうね。
 >モグラの死から2週分も通常エピソードが挟まってしまう為に折角の決戦の流れが完全に無かった事になってしまいましたよね……。
よりにもよって、穴埋め感さえ漂う、ザ・いつもの、を2話連続でやってしまい、色々な意味でタイミングが悪すぎて、これは勿体なかったですね。
 >小林昭二氏の演技も相まってこの時の藤兵衛のボンクラぶりが凄まじく
全体的に藤兵衛に厳しい『アマゾン』にしても、とうとう主役の話を全く聞かずに東京を壊滅させかけましたが……洗脳演技が顕著ですが、小林さんがホント、何やってもそれっぽいので、ぼんくらな藤兵衛が実にぼんくらでしたね(笑)

◆いといさん
 >モモンガ―がまだ隠し持っていた空爆ミサイルがキックのはずみで誘爆しただけなんです!
ああ、それは面白い解釈ですね!(笑) ノーコンモモンガが、最後に自分にクリティカルヒットしたという因果応報も綺麗に繋がり。
 >なにもこの最終盤で独自性をなにもかも捨て去ることないじゃないですか……;つД`)
ホントここまで来て、そんな適当に、いつもの、をやらなくても……は残念で、ここまで来たらこだわり抜いて欲しかったですよね。