東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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3/23付けレス

 本日は『響鬼』感想を書きました。

正義の為なら鬼となる

◆chi-chanさん
 >…原作者の孫にして版権管理者の甥ならもっといい配役があったかもなのに、なぜ天津?感もしますけど。
天津の扱いを考えると、スタッフの中では「いい配役」意識だった可能性が!
 >寺田農さん
つい最近も『ブレーザー』出ていたので驚きでしたが、既に80を越えていらしたのですね。名優でありました。私も、ご冥福をお祈りしたいと思います。
 >そもそも免許取る機会無かったっぽい密入国者の帰国子女?をバイクに乗せていいの?!と言う疑問が(笑)。
その辺りどうやって処理する(突っ切る)のか興味の湧くところですが、藤兵衛の謎コネクションが発動してしまうのか……。

◆ヘイスタックさん
 >画面をびっしりと埋め尽くすほど大量のミミズの群
おおぅ、ありがとうございます。適度に距離を取って見ます。
 >とにかく話の筋は二の次で”口裂け女ネタをやる”という事に特化した感じですね。
最初から割り切った感じだったので、これはこれでしたが、筋の方はホント、変に整合性をつけようとしたらかえって意味がわからなくなったパターンでしたね。
 >玩具でも等身大時のブンブンが再現できるようにわざわざ専用の顔パーツが付属
大きさはともかく、そういうのは嬉しい感じですね。『ブンブンジャー』はホント、玩具関係も含めて、ある意味では愚直に《スーパー戦隊》をやろう、としているのは今のところ好感が持てる作りです(その上で洗練はちゃんと加えてますし)。
 >ライダーマン編→『X』序盤と順を追って見ていればその流れと意図は理解できるものの、何度見ても思い切りの良過ぎる企画
大人目線のメタ視点としては成る程感強いのですが、デザインから演出から、いやホント、よくこれで行きましたよね……(笑)
 >大門勲名義については、1話は長石多可男、2話は平山公夫、3-4話は平山亨がメインで脚本を書いたそうです。
『アマゾン』第1話見ると、約30年後における長石監督の重用度合いに改めて納得するというか、演出家としての腕は当然として、これに脚本及び助監督として関わっていた方は、現場で貴重な存在だなと。
 >早くもキングダークとは違う方向性で強烈な個性のある置物系首領を創造しているのが素晴らしいです。
十面鬼は、デザインといい初動の見せ方のインパクトといい、これはお見事でしたね!
 >ベルトの名前は「コンドラー」といって、実際にコンドルの顔をモチーフとしているそうです。
あ、一応、顔は顔だったのですね……近い時期に『コンドールマン』がありますが、なにか、流行っていたのでしょうかコンドル(笑)
 >結果として目のような赤い丸の部分が光り、中央部のギザギザが丸鋸のように縦に回転
一応、「光る!回る!」は死守されているのが、なんともいえない味わいですね(笑)
 >アマゾンは文字通りの”野生の仮面ライダー”となっている訳ですね。
この「野生」の意味づけが、3段階ぐらいで念入りに行われているのは、非常に今作を特徴付けますし、意図するところを示している感じですよね。
 >アマゾンにとって最重要人物になるのも納得というか、この辺はかなり計算された組み立てを感じます。
変な言い方ですが、《平成》を踏まえた上で見ると、あれこれ結構《平成》だなというか、「社会」との関係性における「仮面ライダー」の再構築の意識、その取っかかりとしての「私」など、《平成》に繋がる萌芽があったのだなと驚く立ち上がりでした。
 >十面鬼からの酷過ぎる扱いも含めてなんだか獣人が可哀想に見えてきてしまいます。
流血表現へのこだわりや、戦闘シーンの痛々しさも思い切ってますよね……現時点ではホント、獣と獣の戦いであり、その戦いもまた、社会の外側に位置しているのは徹底しているなと。
 >それにしては名前も付けられず言葉も教えられてないのは不思議ですよね……。
現状の大介を見る限り、バゴーらがインカ末裔社会に受け入れようとか組み込もうとした形跡がほとんど窺えない為、ホント、あくまでよそ者扱いで、いざという時のキープ感が漂いますよね(笑)