東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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3/20付けレス

 本日は『アマゾン』感想を書きました。

猟奇的なJ

◆chi-chanさん
 >実は特撮全般でも『響鬼』どころか後の妖怪題材怪人登場戦隊でも題材にならない唯一無二の怪人だったり。
そういえば、言われてみると、無い感じですね。
 >だけだと、昔話の「鬼婆」の方が近いかなと。
実際の当時の噂話の内容が反映されているそうなので、因果としては、口裂け女の逸話に、昔ながらの鬼婆のモチーフが流入していたみたいですね。
 >他の特撮ならあっても、実は戦隊だと「人間そのものが食料」狙いなのはかなり希少…?
パッと思いつく印象的なエピソードだと、『ファイブマン』第34話「人間カン詰」で、一般市民や戦隊メンバーを缶詰にして食べようとした事が。
 >野生発露の象徴としての半裸の特撮歴史は分かるとは言え、なんとも言えないものがありましたが(笑)。
私もちょうど、バトルケニア半裸祭りから、アマゾン半裸祭りに突入する事になりましたが、モチーフがだいたい一緒とはいえ、ちょっと胸焼け気味にはなりますね(笑)
 >これが後世のヒビキさんでも…多分そこまではしないのではと思いたいですが。
「よし少年、まずはここから滝壺に飛び込んでみようか」と言い出すヒビキさんはだいぶ嫌ですが、いざ人にものを教えようとすると、感性系になりそうっぽさはちょっと感じます(笑)
 >光の巨人ならともかく当時のマッド枠不在テクノロジー系ヒーローでそれは…
この辺り、巨大ロボは作ってみた一方で、テクノロジーはこの辺りまで、というのは線引きの面白いところだなと。
 >それぞれ佐久間は前作の滝和也、カメラマンは『人造人間キカイダー』の半平の立ち位置を狙って失敗
当たったキャラの二匹目の泥鰌、は基本的に難しいですよね……佐久間については、別にアクションできるわけでもない致命的な「なぜ」感でしたし。
 >行きつ戻りつヒロインの重さを増す一方で、「滝ポジション」がいる余地を無くしていったのかも知れません…。
おっしゃるように、複数ライダーが基本になれば、そもそも滝ポジションの必要がなくなり、その分リソースがヒロインなどのポジションに行くのは、シンプルに当然なのかなーと。

◆橘まことさん
 >「大也の想像以上に大也のアドバイスを忠実に守っていた」という展開は良い裏切りでした。
そのままだと、目の前の戦闘(周辺被害の可能性)よりも、そこまで急ぎでもなさそうな荷物を優先なの? ともなりかねないところから、リーダーに(悪い意味でなく)原因があった、としてきたのは鮮やかでしたね。
 >オレンジ&ブラックにもしっかりとした出番を設けていますし、今後の仲間入り展開にも期待できそうです。
現時点の変身メンバー3人の関係構築をやりながら、橙と黒もきちっとキャラの色がつけられているのは、本当に恐るべき手並みだなと。
 >「最近は9時15分で教えている」は正確ではなく、「持ちやすい位置でOK」になっており、結果9時15分の位置が主流
おお成る程、そういう事だったのですね。
 >79年の春先はテレビのニュースにも取り上げられていたそうなので、まさにタイムリーなネタだったのだと思います。
こういう流行や風俗の取り入れ方は、『バトルフィーバー』的でありますね。後年になると消えている要素かと思いますが、「包丁」もしっかり、噂を反映していたのですね。

◆aquapastelさん
 >とにかく造形が怖いですね。しかもロボットの方はドアップになるのが2回挟まるので、余計に(笑)
悪魔ロボットが爆破する前のドアップは毎回割と怖いですが、今回はひとしおでありました(笑)
 >今から見ると6~70年代の作品より昭和っぽさの残る独特の怖さを感じる話が割とあるのですが、今回もそれを強く感じた話でした。
もう少し前の方が、人間の溶ける描写とかただれた皮膚とか、スリラー系のメイクなどが露骨な印象がありますが、そこまでしないところで別の工夫によって生まれる、過渡期のホラー感みたいなものがあるかもですね。
 >捕食する相手の衣服を食べたり、生きている相手に調味料を振りかけるその猟奇さ
今ならもっと明確に、ギャグです、という感じでやりそうですが、怪人の言動そのものは緩いものの、行動があまりギャグになっていないのが、とても狂気のある怖さでしたね(笑)
 >あまりにも怪人のインパクトが強すぎて、そちらがほぼ問題にならない話でした。
最後、鍛えて毒を克服しよう! みたいな話でまとまりますが、いやもっと凄い事が起きていたのでは?! という(笑)
 >「ブンブンジャー」でも面白い怪人に期待したいと思っています。
ユーモア要素は強めにしつつも、宇宙マフィアらしい部分もほのみえるので、今後どういう路線の怪人が出てくるのか、楽しみですね。