東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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3/13付けレス

 本日は『仮面ライダーウィザード』簡易構成分析を書きました。

歌う鬼ヶ島

◆橘まことさん
 >劇伴を担当されている佐橋さんがミュージカルをプッシュされ、またそれに合う曲も用意されてきた
音楽サイドからの提案だったのですね。過去に組んでいる事もあり、作曲家サイドとしても、こういうの面白いのでは? を持ちかけるチャンスといった意識もあったんですかね。
 >「音楽の使い方からスタートして番組全体の構成を決めていく」という制作方法は興味深いものの、正直、それがハマっているとは思えなかったなあと。
作品として軸に据える要素が「音/音楽」は面白いと思うのですが、挑戦的なだけに掴みはもっと大人しいところから始めても良かったのでは? みたいなのはありますよね……。
 >歴史を重ねたシリーズもので、かつ音をテーマとした本作だからこそできた演出でしょうか
現状『響鬼』はなんとなく、ブランドタイトルを担保にスロースタートと変化球を受け止めてもらおうとしている、みたいな印象はありますが、色々と思い切りが良すぎるのかなぁとは(笑)

◆Gimmickさん
 >個人的には再見となりましたが、良い部分も悪い部分もやはり愛せる作品であるなと思います。
デコボコ具合が割と呑み込みやすいというか、後半はともかく、前半~中盤にかけては特に、作品の変遷と敬介の貴公子的な印象が上手く噛み合ったのが一つ良かったですねー。
 >「神啓太郎ラスボス説」、当たらずといえども遠からず...というか実質当たっているようなものでしたね(笑)
啓太郎本人は避けたけど、ほとんどこれは啓太郎モチーフなのでは、みたいな(笑)
 >初見時は急に雑な存在が明かされて飲み込みにくかった
確かに、与太話を一切抜きにすると、責任を押しつける人が無から飛び出してきた感じですものね……与太解釈を楽しんでいただけたようで、何よりであります(笑)
 >父親が啓太郎なので、むしろ啓介のほうが自然な感じはしますが、マーキュリー回路のせいで名前すら曖昧な記憶に...
「啓介」の書き間違いには気付いていませんでしたが、キングダークとノロイ博士の死亡により、緊急バックアップ先でもあったマーキュリー回路から、敬介の人格への本格的な侵食が……。
 >客演の一文字先輩がかっこよかったので、初代をしっかり見ておかなかったことを後悔しつつ、次作『アマゾン』が楽しみです。
私も、やはりちゃんと抑えておけば良かったと日に日に思う初代ですが(どうしても2年分は長くて……)、続けて『アマゾン』も楽しみにしたいと思います。

◆chi-chanさん
 >ライダーマン→1号→2号・V3→アマゾン→ストロンガー(アマゾンの演者と同学年だが早生まれ)→X
佐々木さんと宮内さんが同い年、はちょっと意外な。
 >昭和の体育会系先輩後輩関係、風見が本郷の後輩だった事から始まったのですかね…。
あの風見さんが、ダブルライダー先輩と立花のオヤジさんには敬意を払っているぞ、みたいなのは後世まで影響を及ぼした気はちょっとします(笑)
 >平成以降だったら普通に襲い来るキングダークにバイク特攻やライダーキックして解決!していたのではとも…
キングダークがまた、中で人が操っている巨大ロボにしてはやたら感情的でしたからね(笑) 当時のスーパーロボットブームに乗ったとすると、敵サイドとしては本当に大巨人(型改造人間)の想定もあったのかなとは。
 >普通に「GOD総帥」にしなかったのは、伊上さんのせめてもの「意地」ですかね…。
ライドルの使用や、神啓太郎の名前に触れるなど、スタッフ全体として、最終回はせめて、最初期『X』の要素に触れておこう、みたいなのはあったのかな……とは思うところです。
 >これ(ライダーの手持ち武器)が巡り巡って太鼓とラッパ(響鬼)や組み換え武器(電王)に繋がる
当時の受け取られ方はわかりませんが、今見ると全く違和感が無いのも含めて、殺陣のバリエーションが増えたのはやはり良かったですよねー。おっしゃるように、これがあって、《平成》に繋がっている部分も大きかったろうなと。
 >戦うガチ敵役父親が複数登場したので(某魔法使いや某姉弟の父親や某社長等)味方側な分まだましに見えますが…
 >「主人公の父親」という枠ではかなり酷い方、ですかね…
個人的には、「主要メンバーの父親」と「主人公の父親」ではまた意味合いが変わってくると思うので、《平成》以降で近いタイプのキャラをあげると、疑似的父親としての『ビルド』のブラッドスターク/マスターかなと(笑)
 >非公認で母親、ライダーで女性敵キャラ演じて貰ったから、次は戦隊で味方の男性?キャラ、なのでしょうか。
松本さんは『ファイブマン』で既にレギュラーサポートロボ(アーサー)を演じているので、ブンブン総司令は割と、その正当進化系なのかなとも。

◆電子レンジマンさん
 >ちゃんと顔バレしている前提の話作りになったりと、内容に変化が出てきた感じがありました。
適当に処理されるかと思ったら、まずはそれを主題にしたエピソードをやってくれたのは面白さが出て良かったですよね。
 >怪人とロボットが個別に行動できるのはその後の戦隊だとそんなに多くないパターンなので、今後も活かされることに期待したいです。
これまではロボットが背後で暴れていてもそれほど連動していませんでしたが、今回は怪人との戦いで土砂が飛び散っているなど、映像でも繋げる工夫が見えて、他にも意外な繋ぎ方とか期待したいですよねー。
 >不意打ちペンタフォースが怖すぎてインパクト絶大でした。
殺意を宿した武器だけが飛んでくるのが、ブーメランタイプならでは感もあって良かったですね(笑)
 >バトルフィーバーは一切容赦がないのが人間の大人の恐さを感じさせてちょっと面白かったです。
先日ちょっとスタイルチェンジしたかと思ったら、ホントBF隊は、この後のヒーロー像とは一線を画しますね……(笑)

◆ヘイスタックさん
 >黒幕の正体もまたマッドサイエンティストだった、というのは『X』の総決算として納得度が高かったです。
前回まではこの流れから最終回でどうなる事かと思っていたのですが、黒幕を概念的な悪にしなかった事により『X』として妙に上手くまとまって、腑に落ちる最終回になったのは良かったですよね。
 >確かに槍やライドルをドスに置き換えると一気に飲み込みやすくなりますね。
なんか、このぐらいの長さの刃物を持たせると、アクション班の東映ヤクザ魂に火がついてしまうのでしょうか……。
 >25話に人気女優役で出演した小牧りさ氏(@モモレンジャー/ペギー松山)
クレジット位置と劇中の扱いから、小牧さんのような、でもこんな顔だったっけ……? と思ってはいたのですが、そういう起用でしたか!
 >結局2週に渡って海で遊び呆け、劇中の台詞で「隙だらけ」と明言されてしまう安定のBF隊(笑)
ナレーションさんの懸念、全くBF隊に届きませんでしたね(笑)
 >今回は一応最後にフランスがエゴスに対して怒った&ゲスト少女にフォローを入れてくれたので、まだ良い方でした。
クライマックスのフランスの啖呵そのものは格好良かったですよね……その前があまりにあまりでしたが、これでも徐々に改善されているとはいえるのでしょうか(笑)
 >Bパートの決戦はいきなり直接すっ飛んできた必殺武器が怪人を瞬殺して終わり
映像が面白くなりましたし、変則構成としては、時代ならではのインパクトがあって良かったですね。