本日は『X』感想を書きました。さらばXライダー!
黒板の裏に隠された大量のバチ
◆chi-chanさん
>(ネタバレだったらすみません)
そうですね、すみませんがちょっと、コメント欄において先の展開を示唆するようなポイントの指摘や裏話の紹介などは、控えていただければと思います。私のみならず、今回の配信で改めて追いかけている方も居るでしょうし、追記分のコメントに関しては、非公開とさせていただきましたので、ご理解下さい。
>君はこの世界の山には遭難と怪物、2つの危険がある事をいい加減自覚しろ!と。
遭難寸前はまだ子供らしい軽挙にしても、鬼や魔化魍の存在を知っている割には未だにかなり他人事感覚に見えるのは、8話4エピソード目としては引っかかりになりますよね(笑)
>これが「父性渇望」や「尊敬」ではなく「性別や年齢を超えた愛」だったらまだ納得しやすかったのに、とも感じますが(汗)
若干、誇張したギャグも入っていたのでしょうが、今回の明日夢の行動を、ある程度は「暴走」とすると、その行動原理がちょっと伝わりにくいみたいなのはありますよね……「亡き父親」ではなく「分かれた旦那」にしているのも“敢えて”なのでしょうが、この“敢えて”の分量がどうなのかなという。
>演じた神戸さんは実はミュージカル版セーラームーンでして。本作の翌年にはイブキ役の渋江さん(ドラマ版タキシード仮面)
なんか凄く、ビジュアル的に頷ける配役ですね。イブキさんは王子様系の空気だなと思ったら、既に王子様キャラをやっていたとは!
>こうした見えない所で平和のため頑張る人達が社会を支えているんだよ…と言いたいのかなと。
ある意味、この「見えないところ」を可視化するのがヒーローフィクションの機能の一つな部分はあると思うのですが、そこの所を問い直そうとしたら、割とややこしい部分にぶつかってしまった感じもありますね……。
>鬼候補生にしても「あ」のつく名前他にあったのでは…。
現状の雰囲気的には、男女どちらでも使う、ニュートラルな感じを、名前で出したかったんですかねー。
>やっとバイクの登場ですね…やっぱり「ライダー」の言葉には抗いがたかったのかなと。
ヒビキさんは変化球で来ましたが、新キャラのインパクトしては、ここでバイク、になったのは良かったかなと思うところです。サイドカーを今日的に格好良く撮るのも見てみたかった気はしますが、取り回しがちょっと難しくなるんですかね……。
>『雅楽戦隊ホワイトストーンズ』って言う変身アイテムが龍笛・笙・篳篥
鬼のバトルスタイルだと合奏よりも単独で花形イメージのあるものを……というのも、結果的に上手く重ならずに済んだのでしょうか。和楽器にこだわると、法螺貝(区分としては金管の仲間)は思いつきましたが(笑)
◆ヘイスタックさん
>よくよく考えてみれば「ファントム」は直訳すると「幽霊」なので、ネーミングの時点でド直球だったんですね。
「怪人」の意味の方でド直球だなと捉えていたのですが、確かに「幽霊」でもド直球で、横文字を活用した英仏ダブルミーニングと思えばいいのでしょうか(笑) 生者の「幻影」である、とも考えると、上手い呼称でしたね。
>前年の最強フォームであるコズミックステイツが平気でかませにされまくってあまりにパッとしなかった
コズミック、テーマ曲が格好いい、以外の記憶があまり無かったのですが、割とパッとしない扱いでしたか……最強フォームも30話台で出す事を求められると、なかなかどの作品でも扱いが難しいですよね。
◆Gimmickさん
>むしろ本当に引っ張りたかったのはミュージカル調の演出だったのかと(笑)
冒頭のやたら露骨な、ここで歌わせたい予定だった……みたいなのはなんだったのでしょうね(笑)
>後の学園ライダーと違い、ライダーが介入しないドラマをどこまで膨らませて、どうオトすのか...
従来の東映ヒーロー物だと、学校の怪談絡みの巨大魔化魍が密かに育てられたりしそうですが、そういう方向性はやりたくなさそう、がどこまでどうなるかは興味深いところですよね。ヒビキさんが用務員として潜入捜査するのも、それはそれでちょっと面白そうですが(笑)
>合格発表当日に家に帰らない子供は普通にダメですね(笑)
ここお母さんが、外向けには笑顔で対応しつつ、ご馳走を前にちょっと寂しそうだったのは、奥が出て良かったですね。
>鬼のデザインは改めてかっこいいなと思うと同時に、イブキさんはどんな鍛え方をしているのかが気になりました。
確かに(笑) 武器からすると、素潜りとか、肺活量方面でしょうか……。
>ヒビキさんの言い振りからして、"鍛える"が猛士の標語っぽいので、鬼の鍛える描写は今後も丁寧に扱って欲しい要素です。
抜け落ちがちだけど、あった方が説得力の増す日常的な訓練シーンを、物語のキーワードとして取り込んだのスムーズかつ特徴的ですよね。猛士用語みたいな扱いの「鍛えに入っている」も面白いなと(笑)
◆kiuixさん
>年末企画で晴人へのご期待を知った時には大丈夫かなと挙動不審になったりして失礼しましたが、安心しました。
リアルタイムだとどうしても「今年の一本!」になる部分がありますが、そういう点では今作は、適度な距離感が良い具合にクッションになってくれた形になりました。
>50話51話が情報整理の達人中澤監督
笛木コヨミ/人形コヨミの扱いについて、晴人自身の混乱の表現に加え、第49話は周囲や視聴者向けも含めた混線を意図的に行っていた感じですが、ラスト2話は、きだんの脚本を汲みつつ、落としてはいけない情報を落とさず入れてスッキリするようにまとめたのは、中澤監督という感じでしたねー。
>香村さんがコヨミを可能な範囲で等身大性のある人間として描こうとしていたと思えるのに対し、
>きださんは根底で(生きていてはいけない)人形として捉える意識がちょっと強すぎるのでは?
コヨミをキャラクターとして描かないとクライマックスでの機能も弱まるので、道中は香村さんの路線で良かったと思うのですが、最終的なきださんの狙いは別だった感じなので、ここは両脚本家のズレが、ある程度功を奏した部分であったかもですね。……でもまあ、もう少し可愛く描いてあげても良かったのでは、とは(笑)
>宿敵としてはフェニックスのインパクトが強く、対比としては敵では白P、味方でも仁藤との対照性が鮮やか
この辺りが巧く行っていた分も後から出てきたソラは不利というか、外せない要素感が薄くなってしまった感じはありましたよね。
>戻りたい切実さを感じられずなんだか対比の為に言わせている感がありました
それこそ視聴者どん引きの理屈で構わないので「ソラなりに人間に戻りたい理由」にもう少し独特なものがあると良かったかなとは思い、そこは最終回でちょっと肩すかし気味なところでした。
>アイテムとフォームをある程度切り離せた事で最後まで使い分けられたのはよかったですね。
ゴテゴテ感もなく、実質用済みのフォームや装備品が出ないのは良かったですよねー。商品展開を考えると、こういう路線はなかなか難しいようなのは、悩ましいところですが。