東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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3/6付けレス

 本日は『X』感想を書きました。

期待の発進

◆ころさん
 >ブンブンチェンジャーを使った変身がアクセルラーボウケンジャーの変身アイテム)のように身体などに走らせる感じがかっこよかったです!
内輪ウケにならない程度に、過去の車戦隊の要素をそこはかとなく散りばめている雰囲気ですが、手の平サイズにちょっとしたギミックが幾つか付いて、変身アイテムはいい感じでしたね。今後の工夫も楽しみです。
 >ハイウェイ空間での車内の行き先表示の演出も意外性があってよかったです
車要素を活かしつつ、面白い小技でしたね。この辺りでも色々やってくれそうなのは期待です。

◆電子レンジマンさん
 >非常にオーソドックスな戦隊のフォーマット諸々が帰ってきつつ長めに戦っていてとても安心しました。
意識的に戦隊のど真ん中をやりつつ、やるなら徹底的に、という感じだったのは気持ちよく見られる作りでしたね。
 >ただ戻すべき部分を戻しただけでなく荷物を運ぶ独自の要素が入っていたり
戦闘とはまた別のスペシャルチーム的な要素が加わっているのも、転がし方次第で楽しみですね。裏社会っぽい要素も入れられそうですし。
 >強いて言えばピンクの心変わりにあたってもう少しそれまでの日々に関する描写があればなお良かったですが
背景がハッキリしない分、ちょっと唐突感が出ましたが、おっしゃるように後から補強できる部分でもあるので、書いてはあったけどカットの可能性も含めて、無理に初回には入れなかった感じですよね。

◆ピンクまさん
 >スーパー戦隊の面白さと言えばコレでしょ!
今回、ここをてらい無く押し出してくれたのは良かったですよね。
 >脚本家は戦隊初参加ですが、よく戦隊を勉強されているようで関心しましたし
特撮ジャンルでどう出るのかな、は一抹の不安点としてありましたが、ホビーアニメでキャリアのある方だけに、さすがの手並みでしたね。
 >同じくチーフは初の久慈プロも戦隊に視聴者が求めるものを理解されてる感じがして、将来に希望が持てました。
複数キャリアのあるプロデューサーの試行錯誤の後で揺り戻しの部分もあるのでしょうが、ストレートに戦隊の魅力を押しだそう、という姿勢は上手く進んでほしいですね!
 >個人的にはボウケンジャーはツボ戦隊だったので期待度が非常に高いです。ハシリヤンはボーゾック感をちょっと感じたり。
この辺り、過去の車戦隊の要素はそこはかとなく散りばめる感じでしたね。届け屋チームやハシリヤンの描き方も楽しみです。
 >あとレッドとブルーの関係性や性格はルパレンっぽいですね。
キザとクールの組み合わせは思い出しますよね。クールといえば落とし穴が一杯が戦隊の常ですが、その辺りブルーもどうなっていくか楽しみです(笑)

◆たかしさん
 >ヒーローやロボット、販促対象のおもちゃをカッコ良く魅力的に撮ろうという気概が伝わってきてかなり好印象な1話でした。
この部分の見せ方、凄く良かったですよね。このワクワク感が、児童層に届いて、数字に繋がってほしいですねー。
 >これぞスーパー戦隊というツボが押さえらた作劇が一周回って新鮮味を感じました。
ここ数作のチャレンジはチャレンジとして、《スーパー戦隊》の面白さ、にもっと胸を張ってほしい思いもくすぶってはいたので、この路線で行けるところまで走ってほしいな、と思います。

◆つがなさん
 >車モチーフである事を活かそうという趣があるのが個人的には高ポイント。
「車を運転する」という“大人の行為”を、アクションに取り込みつつ格好良く憧れるものとして描こう、という視点が感じられるのは良かったですよねー。
 >大也と未来は初回で結構キャラ付け出来たと思うので、2話で射士郎
今後のキャラの描き方を占う点でも、青と桃の関係変化をどう描いていくかは、次回楽しみです。
 >悪辣は悪辣ですが「人間の悲鳴をエネルギーに変える」という作戦の都合上、殺人はしないんだろうなという安心感的なものもあったり。
人間発電所方面に行く可能性もゼロではないですが(笑)、こういった基本設定で、この辺りまでを敵の線引きとする……といった辺りが想像できるのは、今後の書きやすさへの配慮も感じられて、上手いところでしたね。
 >2クール目くらいから、本部?から送られて来た格上の幹部にイビられるようになるんだろうなという予感もあったり
冒頭で「一番乗り」と言わせる事で、組織本体では無いのだな、と示しておくのも上手かったですね。
 >わざとらしいレベルで胡散臭くて、いっそ逆に怪しくないレベルです。
今のところブンブン自身に邪悪さはあまり感じないものの、何故か名前に「分捕る」が組み込まれているので、コンパチ武装可能な色違いの双子の兄とかは出てきそうだなと(笑)

◆アクションさん
 >観戦で盛り上がったりちょくちょくコメディにも振ってて今後どっちに転んでも良いようなのが手厚いなと
脚本の冨岡さんにシリーズ構成の経験が豊富な事もあってか、第1話にして、スタッフワークにおける書きやすさへの意識が見える下地作りは、目立って上手かったですね。
 >ブンブンジャーロボが等身大でそのまま出てきた事によってロボ戦が無くてもロボを出せるのは大きいなと、
 >ここらへんはゼンカイ、ドンブラ、キングオからの発展ですかね?
『ゼンカイ』の時は、巨大戦のロボと日常のジュラン達にだいぶ乖離があったのに対して、今回は日常のブンブンからかなりロボ感があるので、反省点も踏まえつつ、蓄積も活かせそうですよね。
 >そして願うのはこういうロボが目立ちそうな作風だからこそ竹本昇さんに撮って欲しいです
竹本監督は、そろそろ復帰を見たいですね!

◆chi-chanさん
 >この金持ち設定、「大掛かりな配達と今から始まる戦いの両立で、これから生活大丈夫なの?」の説明でしょうか(笑)。
この辺りは、アニメ的な文法かもですね。一昔前だと、長官ポジションが実質的に謎の大富豪ポジでしたが(笑)
 >先に野山で討伐するのは正しいけれど、それだと一般人が自然に戦士達と関わるのが難しくなるのですよ…。
山とか海とか、都市を離れた異界で戦うのは、モチーフとしてもテーマとしてもやりたい事は凄くわかるけど、それが他の要素や盛り上がりと衝突しがち、というのは実に『響鬼』ですね……。
 >ドレスが実質的に拘束着扱いなのは、元々のドレス自体は思い出の品だけど、結婚式は本当に嫌だったからですかね…。
総じて個々の要素はくどくど説明しない作りがら、そういった奥行きも読み取れる、というモチーフの使い方も上手かったですよね。
 >見様によっては『オーレンジャー』のオーレッドにも見える様な。地味にタイヤ模様がそれぞれ違うのが細かいですね
当初、スポークの数で、12345……と現すのかな、と思っていたら、後から凄い数のが出てきて見当違いでした(笑)
 >言われると怖めのネタ(ケーキの中に人が!!)の様にも見えて、確かに恐ろしいですね…。
ピンク主観だと、束縛から自由へ……だったのかもですが、怪人主観だと、拘束から処刑、でだいぶ酷かったな、と(笑)
 >こっからは単なる妄想なのですが、「バイクで全国に手紙を届ける仮面ライダー」とか出来ないですかねー(笑)。
ロードムービー物って、今やると一周回って新鮮で鉱脈では……と私もちょっと考えた事はありますが(ある意味、『ディケイド』はこれだったのでしょうが)、やはり撮影の難度が高いのが難ですよね……。