東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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3/4付けレス

 本日は『BF』感想を書きました。

誰も旅の途中

◆chi-chanさん
 >アマダム役の田口さんは以前映画『仮面ライダー THE NEXT』で怪人役
ああ、どういうキャストなのだろうと思ったら、そういう縁でしたか。
 >なお、彼はその後も様々な世界を流離っている様で
『ガッチャード』にも、番外編とはいえ顔を出していたのですか。……『ガッチャード』も再開しなくては。
 >『ディケイド』を道半ばで降りてしまった會川さんの、自分なりのディケイドへの区切り
長石監督を偲ぶ会での宇都宮Pとの再会がオファーのきっかけだったそうですが、タイミング的には、會川さんが門矢士を書く事そのものが一つの区切りだったわけなのですね。きださんも含めて、色々な意味で、《平成ライダー》一つの区切り要素が見えるのは、初期作品に関わっていた宇都宮Pが割と各方面に気を回した面もあったのですかね。
 >響鬼だけ、キックに技名がないんです(笑)。
軽い感じで使っていた鬼の爪さえ名前があるのに、キックは純然たる飛び蹴りなのですね(笑) ……つまり、鍛えてますキック。

◆電子レンジマンさん
 >最後に少女の名前が呼ばれることでディケイド版ウィザードの世界の話だったことがわかるオチが印象的
あああ、成る程! 前編の「……ここがウィザードの世界か」「いや。たぶん、違うな」がひねりの入った布石で、晴人にとっての現実世界ではないが、ディケイドにとっての『ウィザード』の世界であった、という事だったのですね。
 >ここで久々にテレビに登場してくれたのも当時はありがたかったです。
本人出演で見せ場もきっちりありましたが、『ディケイド』のエクストラエピソードとしての意味も持っていた分があったのですね。
 >ここで一旦昭和の頃から続いている仮面ライダーがどういうタイプのヒーローなのかを振り返っておく意義はあったかな、と思います。
『W』以降の諸作は、「仮面ライダーとはなんだ?」をテーマの一つにしている部分があったので、確かにここで、敢えてハッキリとした言葉にしながらそれを示す、というのは色々な区切りのタイミングの意味合いも持っていたのかもですね。

◆Gimmickさん
 >未見の平成ライダーシリーズも僅かになってきましたね。
公式配信様々ですが、宿題にしていた作品もだいぶ消化できて、そろそろ新作をちゃんと追いかけねばと(笑)
 >「何が違うって言うんだ?私とお前たちと…同じ石(意思)から生まれた…」は石ノ森先生のことを指す暗喩にもなっています
成る程、そういう台詞でしたか。また濃いですね……(笑) 個人的には『ウィザード』における「魔法使い」で通すスタイルが好きだったので、戸惑い先行にはなってしまう特別編でありました。そういう点では、間を置くとまた感触が変わるかもな、とは。
 >(途中で消えた仁藤の扱い...)
らしい見せ場自体はありましたが、別人だとややこしくなるから過去から来た事にされ、最後まで残っているとややこしくなるから途中退場させられ……(笑)
 >後に會川先生のヒーロー観が爆発する『コンレボ』の前夜祭的にも思えます。
ああ確かに、《平成ライダー》そのものがバラエティ豊かな事もあって、『コンレボ』風味も漂いますねー。
 >今回の場合は會川先生が自ら書いてることもありバランスの良いファンサービスになっているように感じました。
バトルの時は割とさらっとカードの力を取られたりしつつ、役者さんご本人出演で、最後を締めてくれたのは、本編ちょっとしか見ていない私でも、格好良く思ったところです。

◆ガチグリーンさん
 >コメントはしませんでしたが楽しく読ませていただいておりました
ありがとうございます!
 >何故か終了から時間が経つほどに愛着が湧くというか、心の中での比重が多くなっていく不思議な作品でして……
そういうタイプの作品ってありますよねー。一緒にするのもアレかもですが、私は『ジライヤ』とか『キカイダー01』がそんな感じです(笑)
 >アポロガイストが重要キャラとしてレギュラー出演するので(ネタバレ)今こそ本家と比べて観てほしいですねー(笑)
公式配信が今のペースで進むと、2、3年後には、『ディケイド』に再び挑むゲージが溜まっている……かも……?(笑)
 >時系列的に最後となる公式外伝小説(著者はきだつよし)
小説系も、幾つかお薦めいただいているのがあるので、その内なんかタイミングを見て、読んでみたいところです。後はとりあえず、『約束の場所』は優先的に見てみたいなと。
 >希望の先輩ライダーは一見の価値ありです
ウィザードは割と、先輩映えしそうなライダーでありますね。《ライダー》の劇場版は、割ともう、どれがどれだかわからなくなっておりますが(笑)、機会があればチェックしてみたいと思います。

◆ころさん
 >自分の好きなバッファローロードを久々に見ることが出来て嬉しかったです
こういうお楽しみ部分は、ストレートな作りがいい方に出たエピソードでしたね。
 >映画などで各作品の再生怪人がたくさん出るシーンを見るとつい好きな怪人を探してしまいます
私は大体、こんな変な奴居たっけ……? を気にしている内に戦闘が終わるのですが、今回だと、エイというかサメというか、ちょっと気持ち悪い魚類っぽいのがずっと気になっていました(笑)
 >果たして太宰以外のメインキャラの掘り下げをきちんとしてくれるかどうか不安です
出すなら特にカオス方面は、きちっと補完してほしいところですが、新キャラ・新ルートが目玉っぽいので、流されそうな感じありますよね……。

◆もりみやさん
 >こんにちは。お久しぶりです。コメントは書けませんでしたが、いつも楽しく読ませていただいております。
ありがとうございます!
 >會川武士! 門矢士! 剥き出しのメタ! ……と、『ディケイドリターンズ』
リアルタイム的には、あの會川さんの筆で、再びディケイドが……的な部分も大きかったわけですね。そう考えると、本人出演が凄く良かったですね。
 >とにかく會川さんの好むメタフィクションが全開で凄いですよね(笑)
執筆に至る背景や思いも書籍で知った上でなお、実物を見たらあまりにも生で正直ビックリしました(笑)
 >今回に限っては、物語のメタとバランスを取るよりも、想い入れとメタ語りの方を優先させたのかなと私は思ってしまいました。
本のインタビューでは、平山亨・市川森一長石多可男に捧げるものとして書いた、とおっしゃっており、オファーのきっかけも長石さんを偲ぶ会だったそうなので、宇都宮Pとしてもこの前後編はそれでいい、というのはあったのでしょうね。

◆kiuixさん
 >混ぜるな危険かもですが、なんとなくきださんと香村さんの異なる方向性の間を繋げられる方だったかもとも思えまして。
會川さんのロジックが、双方の溝を埋めるか、解体しちゃうか、て感じですよね(笑) 主要キャラの中で目をつけそうなのは、ソラかなという気はしますが。
 >「自分の思う晴人は元々こういう思考回路だったんだよな<お前の力も俺の希望だ>って」と思い出せて良かったです。
もともと『ウィザード』が本歌取り強めの作品なので親和性が高い、というのもありますが、確かに、仮面ライダーの原典を描きつつ、晴人の足場ともきちっと繋がる形になっていたのですね。
 >「人々の為に戦う晴人が好きだったけど、自分の為に戦う男になっちゃったのかな・・・?」と引っかかっていたので
 >「人々の自由の為に戦う」発言に少し安心していました。
私はここは、なんだかんだコヨミの希望の先って、世界と繋がる感じだな……と捉えていたのでそんなに気になっていなかったのですが、番外的な空気ではあるものの、その辺りのフォローとしても機能する面があったのですね。
 >なお仁藤の消滅は、脚本にはちゃんと元の世界に戻った所まで書いてあったけれどカットされたそうです。
……ちょっと可哀想でしたが、本編で、たっぷり目立ってましたものね(笑)