東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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2/22付けレス

 本日は『ウィザード』感想を書きました。

頭髪が大変身

◆電子レンジマンさん
 >初の前後編なのに面白いデザインの怪人はとくに活躍せず、ひたすら女忍者や戦闘員と戦ってる
北陸まで遠征に出て、完全にVS忍者なのが、奇々怪々でしたね(笑)
 >ダイアンが珍しく外に出ていたのは見どころだった気がします。(ほとんど捜査パートに絡んでませんでしたが)
さすがに金沢についてきてホッとしましたが、出番は基本、ホテルの中と海岸だけで、どれだけ撮影に縛りあったのかという……。
 >やや間延び感はありつつも漁師親父周りの展開には意外さがあったりしてそこそこ良かったです。
被害者だと思っていたら、身近なところに小ずるいのが居た、というのは、役者さんの演技もあって前後編の尺を活かした面白いアクセントになりましたね。

◆スーファさん
 >レンゲルも、20年を経た今となってはジャックフォームのフィギュアとキングフォームのスーツが製作されている
[フロート]、三段オチとしてあまりにも綺麗にはまりすぎたのがありましたが、今ではジャックとキングも存在しているのですね…………でも、飛べないのですね(笑)
 >井上敏樹が先んじて最終話部分を書き、メイン脚本がそれに寄せていくという形式
この辺り、前半部分の要素から始封印ルートの最終回を構築した井上敏樹と、それを視界に入れ、取り込める部分は取り込みながら後半戦の中心となった會川昇の組み合わせも、ラストに向けて上手くはまった感じですね。
 >剣は始さんを封印するしないの大きな2択が存在するためIFとしては興味深い内容でした。
ああ確かに『ブレイド』の場合、大きな選択肢が明確な分、IFルートの作りやすさ/受け止めやすさ、の部分はありますね。『龍騎』はどうしても、ある程度は先行して倒していくしかないところがありましたし。

◆Gimmickさん
 >ここにきて、急に取り返しのつかない異変が起きてしまいました(笑)
カイゾーグにされてから色々とありましたが、まさここでこう来るとは、あまりにも予想外でした(笑)
 >一部界隈では「パー介」という愛称も存在しますが、好みの問題とはいえ やや愛し難い髪型に...。
敬介、ここまでの先輩たちと較べると、やや柔和な印象が愛嬌になっていたので、公式なのに、ちょっと違う……感が出てしまいましたよねー(笑) スタッフにも不評だったとは。
 >東野圭吾『変身』ですかね?
ああ多分、それですね! 改めて確認したら脳移植でしたが、それはそれで、ぽい……(笑)
 >なんとなく有耶無耶にして、いつの間にか集まったことにするのかと思いきや、意外としっかり引っ張るので逆に驚きです。
確かに、数話無視して、急に5枚ぐらいまとめて入手とか、この時代だとありそうでしたね(笑) 真面目に1話1話の題材にした結果、ワンパターンにはまってきてしまったのが悩ましいですが、『X』的な狂気は上がったという……。
 >29-30話は少し前のホラーシリーズを掘り返したかのような微妙回でしたね。
設計図争奪パターンから一度離してみたものの、他のパターンを粗っぽく再利用した感じの出来だったのは残念でしたね。

◆ヘイスタックさん
 >2年連続で同じようなパターンを繰り返してしまっていて、今作を最後に杉村体制が終焉を迎えたのも納得の最終回でした。
ホント終盤は、『カクレン』と同じパターンにはまってしまいましたよね……『カクレン』から見えた杉村さんのガス欠が深刻でしたが、『ジバン』以降あまりにも酷使してきた感も強く、今作を最後に、メインライターの使い方を考え直してくれたのは、この後の歴史にとって本当に良かったですね……。
 >南原博士のばら撒いた設計図がもはや呪いの押し付け合いの様相を呈していて、あまりにも嫌過ぎるリアル不幸の手紙に(笑)
当初、半分冗談のつもりで「災厄を送りつけ」って表現したら、今となっては全く冗談にならなくなってしまい……。
 >この時代のヒーロー物は「正義対悪の戦い」というよりも、「裏社会の人間達による抗争」になりがちですね…
イリーガルやアウトローもヒーロー性に繋がるにしても、「卑劣な悪に、正義で打ち勝つ」というより「卑劣な悪に、より卑劣な手段で対抗する」(なんなら先んじて卑劣な手を使う)みたいになってますよね(笑)
 >忍法帖物はアイテムが頻繁に敵味方の間を行き来してこそだと思うのですが
初期にゴッドが一枚入手した時は、お、と思ったのですが、その後はそういった起伏や思わぬ展開がなく、ただのノルマアイテム集めみたいになってしまったのは残念ですよねー。
 >前回の怪奇シリーズは6月放送、今度のホラー回は9月放送と、毎回微妙に時期外れなのも迷走感を高めています。
夏休み怪奇シリーズにもなっていなかったのですね……(笑) 唐突に舞い戻ったので消化しにくいエピソードでありました。

◆chi-chanさん
 >その言葉でラスボスに生贄にされそうだった主人公内の「賢者のいし(意志)」を覚醒させるって展開がありまして…。
「ピンチはチャンス」もあったとは、それは確かに、きださんの脳裏に残っていた可能性はありそうですね……。
 >どうせなら仁藤の活躍を書いてから晴人を活躍させたかったのかなと。
ダブルライダーとして、ビーストにきっちり見せ場を与える、という点では「サバトを止める」役割を振ったのは良かったのですが、ちょっと複雑な気持ちになるエピソードにはなってしまいました。