東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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2/19付けレス

 本日は、『仮面ライダー剣』劇場版の感想を書きました。

超力よ

◆ヒュウガ・クロサキさん
 >これ当時見た時あまりの怖さにドン引きしたと同時に「オーレン」の見てはならない底を除いてしまったようで気持ち悪かったです。
設定の補強をしたけど、映像はやたら怖いし、神秘存在から「最後は精神力」って言われるだけだしで、せっかく話の奥行きを広げようとした割には、勿体なかったですよね……。
 >オーレンジャーが変身出来ないのは暗黒素粒子のせいであって別に超力が失われたからではないという……
これ露骨にスライドしたというか、混ぜて誤魔化してしまったのも、残念でしたよね。一旦地球を離れる展開には実は、ちょっと期待していたのですが。
 >史上最大の規模に拡張することに成功した『電撃戦隊チェンジマン
制作側の意識は『ゴレンジャー』だったそうですが、とはいっても長いスケールだとどうしても、『チェンジマン』と較べて見てはしましますよね。
 >本作に参加していた高寺Pが「カーレンジャー」「メガレンジャー」「ギンガマン」の3作で一番重視していた要素ですね。
特に『ギンガマン』において、アースと星獣を設定する事により、「超越的な力とどう向き合うのか」を丁寧に描いていたのは、この時期の作品の反省を踏まえていたのかな……というのは、改めて納得するところでありました。

◆chi-chanさん
 >きださんは微妙に「ライダーにフルで関わる機会で仕事が重なる」不運に恵まれてしまったようです…。
『ウィザード』も『響鬼』も、別の仕事と重なっていたとは聞いた事がありましたが、参加する縁もあれば、仕事も重なる縁もあるのは、なかなか悩ましいものですね……。『ウィザード』は特に、きださんの分量次第で、だいぶ雰囲気変わってたのかもなとは思うところです。
 >「人に希望を与える魔法少女」の舞台『マジヨ』
それはなかなか、面白い関連性ですねー。きださんの中で結構、思い入れのあるアイデアだったのですかね。
 >ピーナッツの後輩たる布施さんはタイアップとは言え特撮歌を普通のライブでも歌えるのだな…としんみりしました。
「少年よ」は、ボーカルの力強さを活かした、名曲だなーと思います。
 >『突撃! ヒューマン!!』
タイトルだけは聞き覚えがありますが、そういう番組だったのですね。
 >NHK自身がかつて色々な形でビデオを喪失してしまった過去を、現在進行形で市井から捜索して補おうとしている現実のパロディ
ああ成る程、映像資料捜索は一時期結構な話題になっていましたが、確かに、その大枠そのもののパロディになっているのですね。
 >沖山役の方は次作『電子戦隊デンジマン』のデンジグリーンこと内田直哉さん
割と濃いめのヒーロー顔だな、と思ったら、内田直哉さんでしたか……!

◆サラダまきさん
 >第2章の時点で迷走は始まってた感は否めないと思います。
私の中では、1桁話数はまだ道の建設中で、10話台に入って道路が出来たが、20話台で違う道路を走り出した感じですかね。

◆スーファさん
 >魔宝石ワイズマンの涙説も案外間違ってもないのでは…とも思えます。
インフィニティの指輪を晴人が生み出したもの、と判断したという事は、同じように魔宝石を排出していた可能性は高まりましたね(笑)
 >笛木たった一人で敵側も味方側もいろいろやっていた割には特に激務なイメージもない
現場の幹部が働き者だった、という点でもメデューサの貢献度は高いですね(笑) 実際にはその後ろで、笛木もせっせと監視使い魔とかを仕掛けて走り回っていたのかもですが(笑)
 >宇都宮戦隊の巨大化担当キャラの最期は形は違えど概ねメデューサと同じなので結構納得感がありました。
副官的な女性幹部ポジションを、失意の中でねっとり殺すのは、けっこう宇都宮Pの趣味というか性癖というかが出てるの……? 感がありますよね(笑)
 >結局本編の半年前どうやってゲートを集めたのかは謎のままに…。
使えるけど疲れる分析魔術とかがあったのですかね……考えてみると、サバトの為の集団誘拐も独力でやっていた事になるので、そこで魔力を使いすぎたので、しばらく寝込んでいたとすれば、そこそこ辻褄が合いそうでしょうか……?
 >譲くんや山本さんは別に嫌いではないのですが、晴人や真由に比べるとポッと出感が否めません。
どうしても、「仮面ライダー」というよりは、「話の道具」になってしまったところは苦しかったですよね……この辺りの、「年齢も立場もバラバラの仮面ライダーが居る」辺りも、ちょっと『龍騎』(のOP映像)っぽさは感じたところです。
 >ウィザードはマンネリを指摘される作品でもありましたから、中盤あたりから3人目、4人目と出して変化を付けてもよかったように思います。
作品としてはあくまでも「ヒーロー」と「非ライダーの怪人」にこだわった感じですよね。それこそ近年なら、ソラあたりは悪の仮面ライダーになりそうですし。
 >映画の敵がファントムでありながら魔法使いにも変身していた
おお成る程、映画で仕込みめいたものはあったのですね……そこで黄色だったのは、本編で黄色い幹部クラスが出せなかったサービスもあったのでしょうか。

◆橘まことさん
 >1話と最終話のEDを見られただけでも、なかなかの満足感を得ることができました(むしろ、ほとんど見られなかったからかも?)
割と、いい見方にはなった、かもしれません……(笑)
 >20周年記念作ということで、ゴレンジャーへの原点回帰を図る。脚本家も過去のメインライターを結集させた
鈴木Pの証言紹介、ありがとうございます。狙いはわかる一方、結果として穴を補い、隙間を埋める役割を果たす人が居なくなってしまったのは、難しい形になりましたね……。
 >クランクイン直後に震災やサリン事件などが起こり、ハード路線が困難に
そのタイミングで方向転換を迫られると、今作序盤の不安定さに納得です。
 >結果、ブロッカーロボで終わりだと思っていたら、次々ロボットを追加することになった
タイヤは武器扱いでまだともかく、ガンマジンはホント、限界の産物だったのですね……数字が出るのは良い事で、商品あっての作品ではあるものの、商品が物語を潰し気味になるのは、いつの世も、ホント難しいですね。
 >「洗脳」という単語があったため、アフレコのタイミングでセリフを変更するなど、軌道修正が図られたそうです
確かに、直撃の頃は使いにくそうですね……こういうのも、時代時代であるのでしょうが、かなり色々と、配慮をしながらの制作を余儀なくされる時期だったのですね。