東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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1/16付けレス

 本日は『X』感想を書きました。やや風邪の気配。

秘密結社エゴスの明日はどっちだ

◆電子レンジマンさん
 >終始様子がおかしいサタンエゴス様に困惑しているヘッダー指揮官と、この時代にしては対応が柔軟な学校の先生が印象的でした。
ヘッダーのちょっととぼけた芝居が完全に、え、何言ってるんだろうサタンエゴス様……? になっていてインパクトありましたね(笑) 先生は自棄になったのか度量があるのか、しっかり統一されているとより良かったのですが。
 >そして戦っているバトルフィーバーロボットの甲冑の右側がほぼ外れていて、プラプラしているのが見ていて心配になりました。
おお、それは気付いていませんでした。この時代は時々、爆発でパーツが折れ曲がっているような……とかあってハラハラしますよね……。
 >ちょっと後の覇悪怒組っぽいと思いながら見てましたが、脚本家も同じでした。
覇悪怒組』は、少年探偵団ものというぐらいしか知らなかったのですが、あれも江連さんだったのですね。
 >生身人間怪人路線は死なずに改心オチに留めるマシンマンでようやく丁度良いバランスになった印象です。
どうしても、変身ヒーローが爆死させる相手としては、画の感じが良くなりませんよね……。

◆スーファさん
 >ドラえもんでもこういう道具がありました。
イデアは実に古典ですが、それを巨大ロボかつ終盤へ向けた展開とも繋げようとした為に、そのアイデアで“何を描こうとするのか”の部分が、完全にどこか行ってしまった感じですよね……。
 >戦隊では後のマジレンジャーのスモーキーを思い起こし、あれも願いを叶える魔人(魔猫?)と言いつつ勝手気ままな存在でした。
そういえば、まるっきりランプの魔神モチーフのレギュラーが居ましたね。スモーキーの場合はマジシャインとセットだった事で、適度に誤魔化せていた印象です。
 >子どもの夢を壊さない姿勢を語っていたのですが、ガンマジンが子どもにとって夢のある存在かはかなり怪しいですよね。
ドーラジン回の時はきちっと、子供の夢をかなえるターンがあって、その後で過ぎた力の二面性などが入りましたが、今回はその部分をすっとばしてしまったので、拾った少年が全然いい目を見ている感じが無いという……。

◆ヘイスタックさん
 >「”ウルトラマンや科特隊が怪獣を倒す”というのは、実際には何が行われているのか?」
ここにきちっと踏み込まないで、上辺だけなぞって過去作を持ち込んでも、現行作品の世界観と噛み合わなかったり、なんか中途半端にお茶を濁すような形になったり……となりがちなのは引っかかりますよね。その作品の世界観の中でしっかりとテーマとして向き合ってくれるなら良いのですが……特に『ブレーザー』は今のところ、「人類社会の存続を脅かす存在は怪獣として倒す」が明解なだけに、それに対するカウンターが外れがちなのは、面白く見ているだけに残念なところです。
 >住民避難もオフィス街への空爆も行われておらず、そこまで目に見えて大きな被害は出していない。
田口監督好みの画ではありましたが、これを描いてしまうと一線を越える部分を、安易にやってしまった感じですよねー。
 >メタ要素とファンタジー具合を強めると共に、双方に対して最低限のフォローを行っている。
元々はなんというか、「“怪獣”として倒さざるを得ないけど、ウルトラマンから子供たちへせめてもの配慮はしよう」みたいな感じであったのですね。……ホント今回は、オマージュ先行で意味がわからなくなりましたが。
 >「オマージュネタだから」「”悪くない怪獣”話のパターンだから」で何も考えずに直進
『オーブ』以降の私の見ている範囲でさえ目につくので、一定の需要もあるのでしょうが、「今回はオマージュなので」を理由に、シナリオに粗が目立ったり、内輪ネタ風味になったりしがちなのも、シリーズとして気になるところですよね。
 >ノリがコメディ調に変わると共に作戦がどんどんご町内規模にスケールダウンしていき、早くもエゴスは大丈夫なのか……!?
各国の捜査機関も警戒する世界規模の秘密宗教結社だった筈なのに、1クール保ちませんでしたね……(笑)
 >そして2話連続で一般市民の小学生を囮に使う事に躊躇が無いバトルフィーバー(笑)
今見るとビックリですが、根幹のところで「任務」最優先なのが、独特のテイストになっているというか(笑)
 >残念ながら本作は挿入歌が2曲+没版ED曲1曲の全3曲しかなく
おおぅ、戦闘向きのBGMは、諦めるしかないのですね……。捜査シーンなどで使われる曲とか、方向性は梳きなのですけれども。
 >親子喧嘩が一日で50件しか発生していない
バラリンカ隊、50軒が限界だったんだな……と思うと趣深いですサタンエゴス様!