東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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1/10付けレス

 本日は『ウィザード』感想を書きました。なんとなく今週は、視聴順をシャッフル。

鳥と魔法使い

◆電子レンジマン
 >頑なにただやる気を出さずにサボり続けるダイアンとフランスがだんだん味わい深くなってきました。
フランスはいざとなったら、美容師で食っていけるしな……みたいな感じなのでしょうか(笑) まあ、国防省がそうはさせじと手を回してきそうな気もしますが。
 >レンタカー屋は伝のツケが全然払われなかった結果潰れてしまったんでしょうか…。
ああ! 今回はケニアのせいでスナックが潰れる……みたいな事を順繰りにやっていったらちょっと面白いですね(笑)
 >放送当時はこの回が流石にマズい出来過ぎた結果完全に力尽きてしまい、ラスト3話くらいまで視聴を断念してしまいました。
リアルタイムでこれ見ると、かなりきついですね……。
 >ギャグにしたらマズい部分をギャグにしてしまう
あまりにぶっ飛びすぎていて、あれ、これ、ギャグなの……? みたいな困惑の方が強かったのですが、次回を見たら何も言及されないので、本気でギャグだったみたいですね……。

◆kiuixさん
 >心が人間のままファントムになる存在はきださんが当初から持っていたアイディア
どう転んでもえげつなくなりそうですが、半端に“良いファントム”みたいな存在を出すよりは、作風の徹底になった面はあったなと。
 >その後は1エピソード置きにメイン回を貰っていて、トータルで尻上がりに扱いが良くなっていっていきましたね。
当初は結構な異物感でしたが、割ときちっと、メイン回の度に少なくとも仁藤の株は上がる、というなかなか面白いキャラになっていますねー。
 >こちらの主人公の方が実は描写や台詞の選び方に目配りとセンスが要るタイプなんですよね・・・
割と仁藤はセオリーと勢いで動かせますが、晴人はどの感情をどこまで表に出すのか、から計算していかないといけないキャラですよね……その分、行動原理を凄くシンプルにしたのでしょうが。
 >晴人をあそこまで揺らしても結局は、視る側が既にわかっていたソラ本人の邪悪さを晴人がやっと再認識
ソラの正体はソラの正体で十分なインパクトがありましたが、物語としては“その先”で何を描くのか、までが見たかったところであり、ちょっと食い足りない感じになってしまいましたね。
 >ソラの晴人への執着や2人の対比はなんだか急に出てきた感があった
ソラが晴人を、「人間とファントムの合いの子」としてお仲間視しているのは私もちょっと急に感じたのですが、雛形のアイデアが当初からあったとすると、どちらかというとそちらにウェイトがあったんですかねー。
 >そろそろ40話という時期にこれを持ってこられるのは既に固まってしまった作風と合わなすぎて余計に辛いですね。
私は戦隊だと割と許せる派ではあるのですが、やはりタイミングがあまりにも悪かったですよね……サブの立場だからこそ、瞬平をなんとかしたい、みたいなのはあったのでしょうが……。
 >気がつけば数少ないメイン回以外出番も晴人以外のキャラとの絡みも少ないコヨミ
スケジュールの都合でも発生していたのだろうか、というぐらい出番少なく、外出も無いのは、キャラの重要度からすると残念ですよね。序盤の雪解けはかなり駆け足でしたし、おっしゃる通り、コヨミ×凛子×瞬平、のエピソードがここであっても良かったですね。
 >これで笑いを取りに行こうとする感覚に当時呆然としました。
個人的には、これ引くの? の方が気になってしまい、凛子と瞬平のリアクションはギャグなのか……みたいな困惑だらけのオチになってしまいました。
 >戦隊では上手く回っていた部分がライダーではそうでもない?・・と気になっていた記憶です。
見る側の先入観もあるとは思いますが、《スーパー戦隊》はやはり、培ってきた独特の弾力性があるというか、基本1話完結でやっていると、多少はみ出しても“戻り”やすい面はあるのだろうな、と思います。
 >諸田監督を悪い意味で意識したのが今作になります。
諸田監督、元々緩めのところはあるも、00年代の仕事は概ね嫌いではないのですが、シリーズ全体の演出ラインの変化などもあってか、『フォーゼ』辺りから、ちょっどうなのだろう……というコースアウトが増える印象です。
 >必ずしも悪いだけではないんだなウィザード好きだけど大人しめだしな・・・といろいろ考えさせられた回でもあります。
『ウィザード』確かに、基本的な手法の一つである、アトラクション的だったりジェットコースター的だったりする目まぐるしい見せ方があまりない、というのはありますね……かといってそれを、ドタバタギャグで埋めればいいのかは悩ましいところでありますが。