東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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12/22付けレス

 本日は『ウィザード』感想を書きました。毎年恒例の長いやつは、今週末ぐらいにお届けできそうな予定。

ライドルスティック引き抜いて

◆ヘイスタックさん
 >4話はAパートではコサックと瀬川参謀の関係性がメインだった筈なのに、Bパートに入るとケイコを巡る攻防に話が移行
ちょっと伊上脚本ぽいというか、その場その場の「罠の打ち合い」ならぬ「スパイの攻防」を重視している内に、どんどん主題がスライドしていって元の道に戻れなくなっている感じですよね(笑) 秘密兵器の部分だけ引っ張っておけばいい、的な。
 >敵組織が戦隊基地を探ろうとするパターンの話は、初代から直球で受け継がれた要素なのでしょうね。
そう言われてみれば、『ゴレンジャー』は初期から基地捜しエピソードやってましたね。
 >『スパイダーマン』も無力さや情けなさが強調された”中身は普通の人間である”事に意識が向けられたヒーローだった
成る程、集団ヒーロー×スパイ×アンチヒーロー、的なミックスに、継承と断絶が複雑に入り交じって、割と行方不明感のあるテイストになっているのですかね今のところ。OPの謙作を除くと、変身前にヒーロー感を出そうとする気配がほとんど無いですものね……。
 >その後も小刻みに路線変更が繰り返されたので、サブでの脚本参加ともなると非常に書きにくかったのかもしれません。
サブで間をおいて入る度に、なんか作風が変わっている……? みたいなのは、後年のアレとかを思い出しますね……(笑)
 >ライドルは玩具的には「光る!回る!ベルトの起動キー」でしかない
ああ成る程! あの抜刀と納刀のギミックが一番大事なところだったのですね(笑) ライドル結構好きなのでちょっとショックですが、スティックとホイップの再現とか求められても確かにハードル高いな……と今、冷静になりました。
 >劇中での実際の変身アイテムは何のギミックも無い単なるおまけパーツでしかない
あれも再現不能系の変身アイテムではあるので、そういう点では、玩具の構造に囚われない装備を劇中ではメインに据えられるといえるのかもですが、後から見るとビックリしますね……。
 >超能力を研究している科学者の娘が超能力者、というのは偶然で片付けるには出来過ぎているような……。
今作の倫理観が倫理観な上に、娘さんが割と強力な超能力者だっただけに、少年ライダー隊による継続調査を求めたいところです。
 >少年のインチキを暴いた週刊朝日の発売日がそれからわずか20日後の5月24日
下手すると、お蔵入りでしたかね……まあ、最初からわかってやってました、と通す事もできたでしょうが。

◆電子レンジマンさん
 >オーレンジャーの劇場版は悪夢みたいな内容なので、一見の価値はあると思います。
小耳に挟んだ事はありましたが、悪夢みたいですか(笑) 機会があれば見てみたい一本です。
 >改めて見ると現実に起こったヤバい事件を連想させすぎる感じでちょっと引きました。
定番の怪談エピソードと思わせて……にしても、ひねった方向が悪かったというか、さすがにちょっと、やり過ぎた感じで見てて引いてしまうのが先に立ちますよね。
 >行き過ぎた時のレスキューポリス的な脱線感で悩ましさはあります。
休み休みになっている杉村さんも、なんか段々、『オーレン』の路線を見失っている感じになってきてますね……。