東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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11/24付けレス

 本日は『ウィザード』感想を書きました。

官民一体マッドジャパン

◆Gimmickさん
 >まさに『X』の本質的な(語弊あり)面白さですね。
良い悪いとは別に、今作を見ると、『V3』は割と優等生的な造りだったのだなと……(笑)
 >おかげで、映像的にも妙に面白くなり、妙に特使がかっこよくなるという(笑)
今回は、ヘラクレス人間体が浜田晃さんだったのに加えて、特使が謎の格好良さを見せて、ゲストが良かったですねー。
 >演じる速水亮さんがクセの無い正統派ハンサム
ちょっと線の細さもある好男子ぶりが、何がいったいどうなってるの!? な運命の激変に巻き込まれまくる立場とも噛み合って、前2作とはまた違うヒーロー像が出せていってますよね。
 >1話:父親死亡&恋人裏切り、2話:少年に嫌われる&父親自爆、3話:恋人に銃撃される、4話:少女にレイピアで襲われる
第1話の父親の所業があまりにぶっ飛んでいたので、既にマヒしつつありますが、こうやって並べてみると、だいぶトラウマ案件が並びますね(笑)
 >昭和特撮あるあるの「○○教授・○○博士」の基準が神教授と小暮博士になってしまった今作。
長坂脚本と伊上脚本の組み合わせが、予期せぬ物凄い化学反応を引き起こしてしまいましたね(笑) 大丈夫なのか日本!

◆ヘイスタックさん
 >開始直後にも関わらず、3話は初代『仮面ライダー』71話の流用脚本となっています。
『V3』終盤の流用脚本は、『仮面ライダー』初期のテーゼを『V3』に接合しようとして拒絶反応が出たみたいな感じになってしまいましたが、そういう点では今回は、作風確立前&活劇に徹していたので気にならない内容ではありました。……涼子と霧子だけはどうにも、登場縛りはあるが何をするキャラなのかよくわからない感が滲み出てしまいましたが。
 >本郷先輩が人質勧告をガン無視して平気で動き回り
さ、さすが、本郷先輩……!(笑) 敬介が今後、人質の扱いについてどうなっていくのかは大変気になるところです。
 >二大国が日本を危険視してGOD機関を差し向けたのも、全ては日本がマッドサイエンティスト大国過ぎたから
第1話ナレーション時点では、「何それ?!」感のあったゴッド機関の背景と目的ですが、第4話まで見ると、なんだか納得できそうな気がしてきて困ります(笑)

◆kiuixさん
 >直前には女盗賊上がりがいる海賊もいましたしね(笑)。
どうやらあの場で赤木に必要だったのは、社会人としての良識を捨てる事だったようですね……(笑)
 >自分の過ちの結果をきちんと突きつけられて反省してからのヒロインのピンチで再起→限界突破
香村さんはホント、こういうところが“書ける”人で、「起伏をつける」という基本を遵守しつつ、ではどう違和感なく「起伏をつける」のか、が出来るのが巧いですよね。
 >画面の向こうのヒロインのピンチが「俺のもんじゃを食え!」というトンチキ構図
そしてそんな組み立てにしつつ、スタッフが、どこかでちゃんと『アキバ』しよう!(ちゃんと?)という意識をしっかり持っているのも、作品として良いところですね(笑)
 >内容は痛いこと言っているのに、ちょっとヘタレ感を残しながらも勢いで押し切る熱い叫びが決まるのがさすがでした。
赤木の、痛い妄想と熱い叫びが違和感なく同居して“そういう人”だと納得できるのは、いいキャスティングになりましたねー。
 >ここまでで一番の主人公の見せ場をサブライターながら任される
おっしゃる通り直前の『ゴーカイ』の仕事ぶりや荒川さんの引きも大きかったのでしょうが、こういう企画の場を利用して、きっちりハードルを課して育成しているのは、後々のいい成果に繋がりましたね。

◆スーファさん
 >樹里にピッタリの服と水着がシャワー室にあったのは割と奇跡的な気がします。当時の女性にしては背も高いですし。
当時は丸尾桃(さとう珠緒)に人気をさらわれる間の悪さもありましたが、今見ると、モデル系高身長美女というちょっと面白いところを狙ったキャスティングが目立ちますよね。
 >盗みといえばちょうど配信のタイムレンジャーでもシオンたちが第三総合研究所で盗みを…。
やはり、土壇場になったら多少の法は犯すのが、むしろヒーローぽさ(笑)
 >海や夏を題材とする回はありますが水着そのものが題材となる回はこれくらいしかないような気も…。
そう言われれば確かに、シリーズでも相当珍しい題材かもですね(笑) 広く取るとすれば「脱衣」カテゴリに入りそうではありますが、物語には迷走の気配が見えつつ、アクションとの組み合わせなどは、引き続き力の入っている作品だなと。

◆ガチグリーンさん
 >今は公式の「スーパ戦隊レストラン」があって、公認様の再現メニューを出しているみたいですね
成る程、そういうもの自体は展開しているのですね。「修行中の餃子」は、世界一までは言えなかったのでしょうか……(笑)
 >両方がミックスされたような『アキバ』の主題歌は彼女ならではの名曲だと思います!
意表をつくイントロに始まって、意外と正攻法の歌詞が出てきたと思ったら、そこからひねりとボケ(そしてちょっと聞き覚えのあるメロディ)も入って、と記憶に残る主題歌となりました。ア! ア!……のくだりが好きです(笑)
 >劇伴の川井憲次さん
最近はご無沙汰ですが、私も一頃かなりはまっていたので、おお、と思いました。あの妙に耳につく曲は、初音ミク使っていたのですね。
 >赤木が前例を都合よく解釈しなかったのは意外(笑)
赤木、日頃から痛い妄想を繰り広げながらも、一応社会人をこなしている良識の部分が、たまに滲み出ますよね(笑)
 >前回と今回の怪人モチーフ「アルパカ」、後に『ルパパト』でも使われていましたね!
そういえば(笑) こちらも、この10年ぐらいでだいぶ知名度が上がった動物ですが、スタッフ狙ってやっていたんですかねー(笑)
 >こういうところを、きちっと押さえてくれるのが、香村脚本の安心感!
ここ外すと、んん? となってしまいそうな部分だったので、パロディを乱舞させながらも、さすがの部分でしたね。そこから直後の赤木の見せ場に繋がるのも、見事な手並みで盛り上がりましたし。
 >『ザ・ハイスクール ヒーローズ』
やはり機会があれば、見ておきたい作品です。
 >葉加瀬の父が「ドクターZ」になったのは香村さんによるもの
こちらはこちらで、香村さんからの豪快な返球だったのですね(笑) 荒川さんも香村さんも、あくまでセオリーを活用しているので、ドッジボールのようでなんとなくキャッチボールは成立しているのが恐ろしいですが……。
 >声優設定は内田さんが選ばれたからなのか、声優だから内田さんが選ばれたのか……
今作のノリだと、途中で、よし、いっそ声優にしたら全ての線が繋がったぞ……! とかありそうで怖いですね(笑)
 >MMZは内田の声が出る貴重な玩具
ああ、そういう事になるのですね(笑) その内、公認様でマスコットの声とかやって、赤木を死ぬほど悔しがらせてほしいです(笑)
 >葉加瀬役で知ってしまったので、どうしても可愛い衣装とポーズには違和感があります(笑)
劇中回想で如何にもな衣装も着てましたが、ちょっと無理してる感に見えるという(笑)
 >過去の戦隊キャストは本人役のみという『アキバ』ルール
確かにこの世界だと混乱が起きそうですし、そんなところで細かいこだわりが……。
 >コイツ普通にカッコいいんですよねー
赤木もツッコんでましたが、ここで正攻法の格好いい系が出るのも、終盤戦って感じになりましたね。平田さんは成る程、『TIGER & BUNNY』繋がりでしたか。
 >オウガは私も印象的でしたが……こう書かれると、どうしょうもない奴ですね!(笑)
シリーズ歴代の変態悪役カテゴリの中でも、かなりレベルが高いと思っています!(笑)
 >これが「キャラクターが勝手に動く」ってやつですかね
今作はこの辺りのメタ構造の使い方が上手くて、メタ視点における「キャラクターが勝手に動く」が、劇中のドクターZとマルシーナの間に起こりつつあるように見える、というのが物語に奥行きを生んでいるなーと。
 >イチロー兄さんのパロディはあんまり他で観た記憶ないですねー(早川健なら「ウルトラ」でもパロっていた)
延長線上として、パロディするなら早川健の方がわかりやすい、みたいなのも多分ありますよね。またイチロー兄さんは逆に、もはやイチロー兄さんがヒーローのパロディみたいに見えてしまう人なのかもな、とも。