東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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11/8付けレス

 本日は『V3』感想を書きました。最終回!

妄想×奇跡

◆ころさん
 >ゆめりあが描いてたグレ凱本めちゃくちゃ読みたい…!
公式の素材を用いて、濃いめのストレートを放り込んできましたね(笑)
 >昨日の駅伝の応援ナビゲーターに赤木の役者さんが出ていたみたいでとてもタイムリーですね
駅伝選手だったそうですが、現在も、そっち関係のお仕事もされているのですねー。……ファーストインパクトとしては、赤木の印象があまりに強くなってしまいましたが(笑)

◆ピンクまさん
 >番外編だからこそふざけるのが正義というこの作品でここまで真面目で美しい構図を見られるとは夢にも思わず、ただひたすら感動。
今回はホント巧かったですねー。奇術的といいますが、赤木の空回りとトンデモ母の方に意識を誘導しておいて、本当の仕掛けは別のところで展開していた、というのが実に精妙でありました。また、まんまと騙された後には主要キャラクターそれぞれの好感度が上がっていて、気持ちよく騙されて終われる、というのも香村さんらしさの感じられるところでしたよね。
 >見れば見るほど笑いやネタを超越したドラマを楽しめるので大変満足度が高いです。評価が高いのも頷けます。
制作サイドの意識次第で、どこまでやるか、がだいぶ変わる作品でしょうが、非公認とはいえ看板を背負っているだけに、しっかり作り込んでくれているのは嬉しいですね。

◆電子レンジマンさん
 >5話はアキバレンジャーの世界観でしかできない内容になっていてなおかつ話の完成度自体も非常に高く、当時ちょっと衝撃を受けました。
リアルタイムなら尚更でしたでしょうが、今作の設定を存分に活かした上で、ここまで練ったエピソードが出てきた、というのはホント衝撃の一本でありました。いやー、面白かったです。

◆kiuixさん
 >真相に繋がりかねない疑問の生じる余地を勢いで押し流していて上手いですね。
赤木が「これは○○パターン」を連呼する事により、視聴者に、あ、今回はそのパロディか……と納得させるのは、ここまでの積み重ねを活かした、実に鮮やかなトリックでしたね。ここでのドタバタとのギャップがまた、オチを引き立てていますし。
 >和田さんも演技巧者で痛いけどギリギリ不快ではない匙加減
赤木、ちょっと踏み越えると、見ていて辛いだけだったり不快感だったりが上回ってしまいそうなところを、仕方ない奴……と面白がれるキャラになっているのは絶妙ですね。
 >さりげなく気遣い出来る大人な面もあると好感度上がりました。
普段、欲望にまみれた描写が多いだけに、ここの赤木は、ちゃんとしていて良かったですよね(笑) 対比に置かれた青柳の方は未成年らしい悪気の無さなので、こういう目配りは香村さんはホントに丁寧で。
 >博世の作ったシステムと、萌黄だけでなく仲間たちの思いが1つにならなければ起きなかった奇跡
今回の肝はなんといってもこの、“ささやかな奇跡が起きた理由”の巧さでしたよね。全員がそこに関与している上で、メンバー揃って好感度が上がる組み立てと気持ち良い幕切れ、というのがホントお見事でした。
 >大和やステイシーにも本来会えるはずのない母親に会うエピソードを書いていて
今回を見た後だと、この2本は、一つの山場で得意の札を切ったところがあったんですかねー。『ジュウオウ』の方は特に、今でもかなり好きなエピソードの一つです。
 >戦隊オタクネタ満載の悪ふざけ番組」的な刷り込みが定着したのを見計らっての狙い澄ましたエピソードが卑怯でしたね。
こうなってみると、第3-4話のはっちゃけぶりは、今回を効果的にする為の入念な仕込みだったようにさえ思えて、構成もお見事でしたね(笑)
 >アヤセが雨の中倒れている絶望的な超シリアス場面を見た時に、赤木のペットボトルじゃぶじゃぶシーンが脳裏に蘇り
……そ、それは……不幸な事故でしたね……。
 >タイムレンジャー38話の映画撮影回がそうですかね。
ああ! ありましたね。坂も含めて、『タイム』への意識が結構繋がっていたのでしょうか。

◆ガチグリーンさん
 >それにしても毎回違う衣装とキャラ付けで、荻野さん(当時は最年少で高校生)の負担が大きい……
高校生だったのですか! それは随分、難しい役を任されて見事に演じていますね。この頃はオーディションのレベルが上がってきていたのか、ライダーも戦隊も、序盤から芝居できるキャストが目立って増えてた頃ですが、非公認の今作も、負けず劣らずですね。
 >「コスプレ」とか「フィギュア」「声優」あたりを表す言葉
成る程、元々そういう用法があったのが、ここ数年になって主な使われ方が変わってきた言葉だったのですね。
 >中身も熟女で!な拘りで、『マスクマン』で地底忍フーミンを演じた久保田香織さんが入っています
なんですかそのこだわり(笑)
 >イエローだけ公認様から“大それた力”を託されていない
順序的には、メイン回でイエローが貰うと綺麗でしたが、今回はこれで公認様を交えようとしたらキャパオーバーになった感じがあるので、結果としてはそこまで無理しないで正解だった感じですよね。
 >本人もノリノリだったし、松本さんが演ることで「死の匂い」を感じさせなかった
声優ネタが続いていたのでメタ的に声優ネタメインと勘違いさせるのも含めて、松本さんのテンションとパワーで「死んだお母さん」を想像させない、という点も確かにキャスティングの妙でしたね!
 >雑なモザイクがかけられてましたが(笑)当時の東映東京撮影所所長・白倉伸一郎宛!
つまり中にジャックアブソーバーが入っていて、アキバホワイトジャックに……?(笑)
 >舞台演出家でもある声優・三ツ矢雄二さん(灰皿を投げる蜷川幸雄さんの弟子!)
グレーゾーンの背後には、そんな狙い澄ましたような人間関係が……(笑)
 >突然名乗りが進化型になっていますが、本当は新堀さんとの練習で、バク転で避けて前開脚になって…
ああ、前振りがカットされていなければ、名乗りはあくまで戦いの流れの中にある、というのが実践指導を受けて発揮される筈だったわけですね。……果たして、負けじと赤木も名乗りを強化できるのでしょうか(笑)
 >公認とライダーで忙しいJAEに代わり、AAC(『牙狼』とかのチーム)
非公認らしさも含めて、いつもとちょっと違う味が出ている感じなのも今作の面白みの一つですが、ブルーの方はその後、大出世を果たされているのですね。
 >どうしても最初に連想するのは『宇宙刑事』ですよねー
脚本も荒川さんですし、どさくさ紛れの上原正三オマージュだった気がしてなりません(笑)
 >『アキバ』のスーツ、当時は公認ではやらない斬新なデザインだと思ったのですが
言われてみると、ライダーの方でメテオやエグゼイドを通った後な事もあり、アキバレッドはなんの違和感もなく受け止めていました(笑)