東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
旧ダイアリー保管用→ 〔ものかきの倉庫〕
特撮作品の感想は、順次こちらにHTML形式でまとめています→ 〔特撮感想まとめ部屋〕 (※移転しました)
HP→〔ものかきの荒野〕   Twitter→〔Twitter/gms02〕

10/24付けレス

 本日は『V3』感想を書きました。

妄想全開

◆電子レンジマンさん
 >当時本家で放送していたのが尖りに尖っていた前半のゴーバスターズ
ある意味、両作とも、『ゴーカイ』以後に何をするのか、から生まれて真逆の方向に突っ走っているのは面白いですね。
 >アキバレンジャーはかなりイレギュラーな内容のはずなのにむしろ往年の戦隊的な安定感がある謎の作品
そしてその結果、表面的なものに留まらない濃度で、セオリーを「題材」として扱った今作の方が、いわゆる“戦隊らしさ”は強く出る作品になってしまったと(笑)
 >とくに香村純子さんが脚本の回は良い回が多かった印象があります。
おお、1期の方も参加されていたのですね。それは楽しみです。

◆ピンクまさん
 >とりあえず荒川さんが好き勝手やってくれてるだけで個人的には満足です笑
この仕事をやるならこの人しか居ない、という積み上げられた信頼感(笑)
 >個人的衝撃は同じくモエモエズッキューンで、え、それ変身アイテム!?って叫んでしまいましたね。
あおいたん、毎回ちょこちょこ出てくる小ネタ、みたいなお遊びだとばかり思っていたので、かなり物語の核心部分に近い要素だったのはホントしてやられました(笑)
 >なんでこうなったのか、これも荒川さんの煩悩なのか。
荒川さん、戦隊パロディ要素のあるスーパーヒロインアニメみたいなのはやっていますが、それの逆パターンをやりたかったんですかね(笑)
 >ゼンカイジャーっぽい感じが既視感の原因だったようです。(香村さんも脚本参加)
今見るとちょっと、『ゼンカイ』ぽさありますよねー。今作のノリが逆輸入な感じというか。

◆kiuixさん
 >瞬平を香村さんがどう落とし込んで来るか当時注目していましたが、なんとか無難に着地させたかなと。
立ち位置やキャラクター性そのものは大きく変わらないながら、瞬平の初期要素を上手く拾ってきて晴人の意識の変化と繋げたのは手堅くまとめましたよね。フォロー入れるにしても急に持ち上げすぎないのは無理が出ずにホッとしました(笑)
 >瞬平を励まし、それが瞬平を動かしてそれがまた、という連鎖が良かったです。
ウィザードが「最後の希望」として全てを背負っていくばかりではなく、守ったものが繋がっていく様子がじわじわと織り込まれ始めているのは、好みのなので後半に向けて上手く繋がっていってほしい要素です。
 >ルパパト等にも時々感じるこういうスリリングさ
確かにこの、「取り返しのつかないものに間に合うか間に合わないのか」は『ルパパト』の緊張感を高めるのに結構使われていた文法ですね。
 >デートでのエスコートスキルが歴代1号ライダーの中では突然変異レベルだろと思いました・笑。
あまりに鮮やかで、まさに「突然変異」でしたね(笑) もしかすると、中のドラゴンさんがあれでけっこう紳士なのかもですが……。
 >サバト直後は今と違いチェックのシャツ着た素朴な青年ぽいですもんね。
描かなくても物語が成立する部分ではありますが、“魔法使い”になる前の晴人がどんな人物だったのかも、気になってくるところです。
 >生前のキャラクターが垣間見えたのは今回が初めてで、失った命の取り返しのつかなさを余計に感じさせて痛ましかったです。
第1話の先輩刑事の時は触れずに済ませた要素でしたが、2クール目に入ったところで触れてくるのは情報の出し方が上手かったですね。今作はこういった、根幹設定や晴人の立場の重さを、少しずつ視聴者に実感させていく話運びが上手いなと。
 >香村さんはそれをこのあたりから意識して、他の形でフォローしようとしていたのかもなあと思ったりします。
コヨミがあまり外に出ないのは、諸事情に加えて看破能力の制限もあるのだろうと考えてみると、今回、「引きこもりがちだからたまに晴人が気遣って連れ出している」とする事で、コヨミの活動シーンを作ると共に、逆に「普段はあまり外に出ない」事の説得力を高めてみせたのは、巧妙でしたね。
 >「では大事な人が実は既に故人だったら?」という問いかけに出した答えという面もあるのかもと思います。
怪人の数だけ死者が居る事も含め、基本的にウィザードは、こういった“痛みを背負うヒーロー”として描かれていますが、それに対して真正面から向き合ったエピソード、というのは確かにそうですね。ではその時、ヒーローが守るものはなんなのか? と考えると、古典への意識が強い面がありつつ、そこから踏み込んでも居るのだなと。
 >メイン荒川さんサブ香村さん多めの個人的最強タッグで、次の3話では違うベクトルで「ワルい香村さん」が見られます。
凄いタイミングで重なりましたが、こちらの香村さんも、楽しみにしたいと思います。

アンギランドさん
 >ああっ、マルシーって©の事か!
ああ成る程! 私も、デザインに対して妙にかわいらしく、過去作でいえばあのキャラのもじりに読める名前はちょっと不思議だったのですが、納得です。守ろう著作権
 >考えてみれば組織の名前はステマ乙、ステマを仕掛けてくるのは基本的に製作サイド。
何をステマするつもりなのだろう、とはちょっと首をひねっていたのですが、そう考えると、変に複雑な構造を孕んでいますね……(笑)

◆ガチグリーンさん
 >非公認鬼の登場を密かに期待してたりしました(一応ドンブラスターの玩具にはアキバレンジャーの音声が仕込んである)
玩具的には、可能性はゼロでは無かったのですね。鬼としては使いやすそうな題材ですし、井上敏樹が一週休んで、木下健さんが助っ人に入る『ドンブラ』……今だとTTFC案件でしょうか(笑)
 >一部の界隈ではすっかり定着した、おそらく『アキバレンジャー』で一番有名な台詞
赤木の葛藤とは桁がだいぶ違いますが、学生の頃、SF関係の古本をよく漁り回っていたので、とても共感できてしまいました(笑)
 >全体的に悪ノリした結果の組織的犯行だったと思います!(笑)
近年はシリーズ過去作とのコラボがあったり、『ゼンカイ』『ドンブラ』などではやや悪ノリ気味な要素もありましたが、積み重ねのあるシリーズだけに、機会さえあれば思い入れを映像の中に入れたい、というのはやはりあるのでしょうねー。
 >あまりにも戦隊・ヒーロー感が無いので、本家本元だからこそできる冒険ではあり、そこが『アキバ』の強みだったりもしますが
モエモエズキューーン(13,200円)、普通のパロディ作品でこれやると、茶化しやおふざけ感が強くなりすぎそうですが、本家でやる事により、「敢えて」がぶっ飛んだ面白さに転換されるのは、ホント今作の強みでズルさですね(笑)
 >(そういや「ルパンマグナム」のモチーフってもしかしたらコイツでは?)
私の中で、ルパンレッドの真ヒロインはルパンマグナムなので、ちょっと今、脳内で映像が混ざって大変な事に……。
 >公認にも多数参加のキャラデザ担当・さとうけいいちさんによると、レディー・ガガのイメージとのこと
あ、成る程。やはり基本は、海外のミリタリー系セクシーの伝統(日本人の感覚だと若干謎なアレ)、みたいな文脈が乗っているんですね。
 >歌詞も良くて好きなEDなんですが、今観ると凄く『タローマン』を感じますね(笑)
思い出と正史を侵食してくる系(笑)
 >タイトル案には「海賊版戦隊ゴカイジャー」なんてのも
そんな露骨なのもあったのですね……結果的に、「非公認戦隊」というのは、公認されてはいないが嘘なわけでもない、味わいのある名称になりましたね。
 >ここで「戦隊」が放送している世界だと再確認させるのは、まあアリかなと
確かに、赤木が油断していると鎧に近づきかねない部分はありますし、今作に現実として出てくるヒーローキャストは、あくまでもTV番組に出演した役者である、という線引きは、早めに必要であったのかもですね。
 >現在の秋葉原って、本当にこうなってますよね……
そうなんですよねこれ、面白いというか複雑というか、現実がこの10年でだいぶ渋谷になりましたよね……(笑)
 >戦隊フィギュアーツの販促番組でもあった今作、デカレッドを買うと、このデカワッパーが付属
「非公認」を掲げている割には、やたら公認様が力強く出張してきているなと思ったら、そういう事情があったのですね。……見てはいけない良い子には、完全に謎アイテムですねデカワッパー(笑)
 >ヒーローは実在しないかもしれないが、信じ続けた者の前には現れる……こういうの大好きです
この辺り、ここぞのところでは不意打ちでツボを突いてきた上で、それを公式の素材でやるのが、とことんズルいなと(笑)
 >とりあえず笑って見られるようで良かった!タイミングも大事ですね
私も近年は割と柔軟になってきた自覚があるので、そういう意味では、良い配信タイミングだったかもしれません(笑)