東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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10/12付けレス

 本日は『オーレン』感想を書きました。

知恵と勇気と槍

◆ヘイスタックさん
 >執拗に触れた「ヒーローも怪物の一種」問題は盛大にブン投げ
前編で幾つか面白そうな要素に触れたのに、後編ではほとんど拾われないまま、ほぼ木崎の話だけになってしまったのはちょっと残念でしたよね……なんかもう少しまた、再登場で拾ってくれると良いのですが。
 >今の所サブライターよりメインライターの方が信頼度が低い感じですね…
きださんと香村さん、割と方向性は違うイメージなので、噛み合うのかズレが大きくなっていくのか……。
 >マスクの下から憮然とした表情を見せつつ、アタッチメントを付けたままの右腕でV3の握手を拒絶
今回は脚本の濃密さもさる事ながら、全体的に演出の切れ味も良くて、素晴らしかったですね。
 >設定・デザイン・名称の全てにおいてモチーフが徹底されているのが良いですよね、ライダーマン
まさかここまで完成度の高いキャラクターだったとは思わず、良い意味で衝撃でした。部分改造と部分マスクが、物語上の立ち位置そのものと繋がっているのが、凄い効いてますよね。
 >(そう考えると、やはり志郎はV3に改造された時点でほぼ別種の存在に生まれ変わってしまったのだなと)
結城丈二の一人称「僕」との対比もあって、今回は特に、風見志郎→V3における、一人称「俺」→「私」の変化が、印象的な回でもありました。
 >ライダーマン誕生編で話の密度が詰まった中で、しっかりと強烈な印象を残すこちらも名怪人でした。
カマクビカメ、こういうエピソードで怪人が弱いか間抜けすぎると「ただライダーマンが迷惑なだけ」になってしまうところを、好デザイン・好ギミックかつ普通に強力な怪人だったのが凄く良かったですね。
 >劇場版怪人・タイホウバッファロー
あー…………これは……東映特撮にはありがちですが、結城丈二は、天然もののキ印寄りなのでしょうか(笑)
 >怪人と直接戦闘せず優位に立たせる為にこのような攻撃法になったのかもしれません。
微妙な戦闘力を見た後だと、頭脳プレイ、という意味ではライダーマンらしさとはなりましたね。
 >キバ一族&ツバサ軍団の怪人しか出て来ないED映像は新規EDの為の撮り下ろしになります。
ありがとうございます。ほとんど何と戦っているのかわからないので流用かと思ったら、ここはきちっと撮り下ろしていたのですね。

◆kiuixさん
 >当初「サブキャラは作らなくていいですか?」と宇都宮Pに打診して「さすがにそれは」と却下されたエピソード
仮面ライダー』通り越して『イナズマンF』に入っていますが、究極、きださんとしてはそこまでのものをやりたい、というのがあったのですね。2010年代に、拠点無し支援者無しで、ロードムービーっぽい『仮面ライダー』展開できたら、それはそれでちょっと見たかった気はしますが(笑)
 >宇都宮Pの次作品のメインではと予想したりもしましたが、トッキュウジャーは小林さんで
確かにこの流れだと次は香村さんメインを考えていてもおかしくなさそうですが、『トッキュウ』のタイミング的に、小林さんと組める最後のチャンスかも……みたいなのはあったのかもですね。
 >ウィザードの劇場版は、最初の冬は浦沢義雄さんの<高い志>に場内騒然、香村さん2本は別々の理由で終盤や最終回後に是非
そういえば一作目は浦沢先生でしたか(笑) 機会があれば、見てみたいと思います。

◆urahiro003さん
 >SKaRDが「ゲバルガ殲滅の為に物理的にめちゃくちゃ硬いガラモンの装甲を基に、アースガロン用武器を作りました」
ふわふわした感じのメタ前提な謎の過去作パワー……にならずに、まず人類が拾った素材で武器を作り、それを怪獣のエネルギーを利用してウルトラマンが武器に……の流れで、追加装備に人類の手が経由されつつ、物質的な説得力があるのは良かったですよね。
 >防衛軍の偉い人も「まあいいか」と笑顔で去っていくことで、勝利の後味が悪くならないようになっていたのも良かったです。
前半は、上層部の定型文的な感じ悪さがちょっと気になったのですが、ラストは素直に勝利をたたえる形になったのは良かったですね。
 >剣を手にしたら奉納ポーズを取るだけでなく急にはしゃぐように跳ね出すなど
後半、ブレーザー人格にどこまで迫るかはわかりませんが、ホント何者で、ゲント人格はどこまでブレンドされているのか(笑) この引っ張り方には、見事にはまってしまいました。
 >どこか知性を感じさせる立ち回りを見せるのが天然モノと感じさせない不気味さを醸し出していて面白かったです
ゲバルガはホント、デザインも見せ方も凄く良かったですし、結局、何をしに来たのかよくわからないままで、別に食事目的でも無さそう……なところで参謀長の台詞と合わせて後半に繋がるミステリーの要素としても、非常にいい怪獣でしたねー……円盤生物っぽい、は成る程です。
 >またそれに向かって展開されるSKaRDの作戦も分かりやすくかつ納得度の高いもの
怪獣戦を盛り上げる為に、vsウルトラマンだけではなく、防衛軍の作戦行動も面白く、かつ格好良く描いてくれたのも、今回凄く良かったですね。
 >シリーズの主力商品であるソフビの売上が年々上がってきていることが大きく後押しとなっていますね。
ああ、コレクションアイテムを押し出さず、武装も控え目な商品展開は、ソフビの好調による下支えがあって、今回こういう作りでやれている面があるのですね。
 >解禁されてる情報だけでも既に後半戦登場の新規怪獣は複数予定されており、これからの展開もすごく楽しみです。
話題性などを過去作に依拠しない新規怪獣は、話作りの緊張感も増す感じがあっていいですよね。今回『ブレーザー』を順調に見られている理由の一つはそこなのかな、と。
 >管理人様にとっては久々の現役ウルトラシリーズ完走も見られそうなので、そちらも楽しみにしております!
ありがとうございます。そういえばだいぶ長らく、現行シリーズの完走をしていないので、ブレーザーさんに期待を。