東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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10/8付けレス

 本日は勢いに乗せて『ウィザード』感想を書きました。

竜と魔法使い

◆ツチグチさん
 >この9話は晴人さんの過去の掘り下げ、素の姿、そしてパワーアップがうまく繋がっており、良い強化回だと思いました。
1エピソードの中に巧く起伏がついてクライマックスバトルも盛り上がり、良い強化回でしたねー。『ウィザード』全体への評価が上昇するエピソードでありました。

◆kiuixさん
 >その後実際に襲撃してきた時に「晴人が負けたら現実にこうなる」という怖さが増しました。
ただ刺激的な映像というだけではなく、もし……を見せておく、という意味づけは巧かったですね。昭和だったり平成初期テイストを、10年代にどう映像化するか、というチャレンジもあるというか。
 >人間の常識感覚とのズレが大きくナチュラルに傍若無人な方たちでもあると思います(笑)
メデューサさん、一応知性派ポジションなのでギャップの大きさも面白みになっていますが、直接戦闘も含め、幹部2人の存在感とキャラがぐっと良い感じになってきましたね。
 >それまで飄々としてたけど実はこんな恐怖を抱えていたのか、弱音吐いて株爆上げかよと。
かなり計算していたのでしょうが、ここで本音を見せて、それが前後の格好良さを引き上げてキャラの好感度にも繋げるのは、鮮やかでしたねー。
 >実は初代と同じだけど平成~令和ライダーでは意外と珍しい「敵に改造された仮面ライダー」でもあるんですよね。
ヒーローテーゼにはこだわりの強い宇都宮Pですが、やはりこの辺りは、かなり意識的にやっている感じですよね。“指輪の魔法使い”という基本設定は異彩ながら、原典への意識は強い作品だなと。
 >当時、NARUTOならぬHARUTOと言う人がいて巧いなと思いました(笑)。
成る程……九尾のチャクラ(笑)
 >晴人役には最初からある程度芝居が出来る人を選んだそうです。このあたりも大和くんにちょっと通じるものを感じます。
いつも通りの晴人に、弱音を吐く晴人に、悪い顔の晴人、とギャップのある芝居も、割と満を持した感じだったのですね。
 >これまで見たニチアサの強化回で未だに一番好きかもです。
最初は、ややタイミング早い気するけど大丈夫か……? と思ったのですが、いやー見事な流れで、シリーズでも屈指レベルの強化回でしたね!
 >ジュウオウゴリラ回も大好きでアプローチは違っても完敗、強化、逆転完封、リスク、幹部復活の要素があったなと
今作未見で『ジュウオウ』を見た際は、香村さんメインではどうだろう……という後に杞憂とわかる心配があったのですが、改めて『ゴーカイ』→『ウィザード』と見ていくと、メインライターとしてきっちり育てていってますねー。
 >強くて凶悪で再生能力のある敵幹部は序盤のパワーアップ回に便利かもですね。
毎度は使えない手法でありますが、苦戦と強化粉砕の双方に説得力と劇的さを与えつつ、壁としての幹部を使い捨てにせずに済むのは、大きいですよね。