本日は『炎の刻印』感想を書きました。
八月……
◆ガチグリーンさん
>「水槽」回のタイムファイヤーとか、「魔弾」の森本レオみたいにホラーよりヤバい“執着”を持った人間が登場していますけど(笑)
あまりホラー元の執着の印象が強くない(どちらかというと初代は、基本的に悪い人が怪物化するイメージが強い)のは、非ホラーのこの二人の印象が強烈だったのはあるかもですね……(笑)
>その事に心を痛めた騎士・法師がそこをつけ込まれて憑依される例もまた多く、意地悪だけど便利な設定の「怪人」だなーと思います
ヒーローサイドを堕とす理屈が物語の中に存在していると共に、人間が人間である限り、因果の巡りの根幹的断ち切りようが無い、というのは巧い設定ですよねー。
>白コートでザルバも喋り、ここからやっと歴代主人公と同じスタートラインに立ったというか……
キャストの都合もあったのかもですが、ここでシリーズ感が出る事によって逆にザルバの存在感が出て、ザルバを“お約束”にしない使い方は今作の光るところですね。
>今回のバトルも良かったですね!作画も良くて(作監多い!) またしても時代感は完全無視でしたが(笑)
ホラーも中の人が酸素マスク付けているみたいな顔になり、どうせやるなら思い切り開き直る! が良かったですね(笑)
>(ララ役・逢葉さんも困惑してました(笑)曰く、目の前で浮気現場を見てしまったかのような複雑な気持ち)
まだ背後に、輪っか付きでふよふよ浮いている感じですしねララ……(笑)
>かえってレオンの心の中でのララがエターナルヒロイン化するのではという危惧が(笑)
聖母概念の強いシリーズですしね……そういう点では、レオンがそれを乗り越えてみせたのは今作の面白いところだなと。
>驚きましたね!王子側ヒロインかも?って思っていたらこれですよ!(笑)
王子まで手が回らない、と思ってたら出してきた? ……と思わせてからの視聴者に対する酷い仕打ちでありましたね(笑) まあ王子は無駄にキラキラして、年中、城の女性を惑わせていそうですが!
>王子がちゃんとオクタビアを疑っていたのは良かったですが、まさかこんなやり方で切り抜けるとは……
今回はこの、ちゃんと疑う、ちゃんと切り抜ける、の攻防が描かれていたのが良かったですね。オクタビアの情念の強さもしっかり描かれて、シリーズ構成の小林さんが重視するポイントが、きちっと全体に反映されているなと。
◆アクションさん
>「こんな会話のシーンなんざ面白くもなんともねぇよ」って制作側が言ってるような気分で苦手なんですよねぇ。
専門用語っぽいものをごちゃごちゃ言い出したら聞き流していい、という作りではありましたが、それにしても、会話シーンの見せ方は酷かったですよね……。
>1番の問題は時間経過が分からないから主人公とチームの絆が全く分からない
劇中の描写だけ見ると、浅見さんに最初にインプリンティングされだけ感が強いですよね……(笑) 禍特対への仲間意識は、神永さんの感情も加わっているということなのでしょうが、その神永時代について、行間の好意的解釈に頼りすぎている作りは、最終決戦の物足りなさの一因になってる感じで。
◆電子レンジマンさん
>完全新生されたシン・ゴジラ的作品を期待して見に行ったら原作要素が中途半端に強くて雰囲気も妙に軽く
まさに、思った以上に『ウルトラマン』が「原作」といった扱いの映画でしたが、この10年20年のシリーズ作品を見ているかなども含めて、作り手の想定と、見る側の期待する方向性の間で、ギャップが大きくなりそうな作品でしたね。
>ただここで一旦ハードルがだいぶ下がった結果、今年のシン・仮面ライダーについては個人的にはかなり楽しめました。
今回見た理由の一つだったので、『シン・仮面ライダー』も近い内に見たいなーと思っています。
◆aquapastelさん
>前年の「ジャンパーソン」では癖のある脚本を連発していた曽田さんですけど
『ジャンパーソン』のサブ仕事は良かったですし、この後、『カーレン』のサブ仕事でも味のあるエピソードを出している事を考えると、ちょっと企画と相性が悪かった感じですよね……。
>3話連続決戦回の後+年末年始というのも合わさっての小林監督を招いたコメディ重視の閑話休題回ということだったのかもしれませんが...
演出サイドはそういうニュアンスで作っている感じはあったので、もっと思い切りコメディに寄せてしまえば良かったのかもですが、盛り込んだキャラ回の要素がガタガタになるなど、なんとなく、色々な思惑の混線と脱線を感じる事故っぽさでしたね。