東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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夏がばて

 文章まとめ能力故障中につき、本日レスのみとなります。

7/3付けレス

◆スーファさん
 >最近ギーツで登場した景和のフォームがサムライモチーフでした。
おお、それは面白いシンクロですね(笑)
 >ゴーカイジャーを先に見ていたので意外だったのですが、ニンジャマンは素で巨大だったんですね。
私も、普段は人間大だとばかり思っていたのですが、どうもデフォルトは巨人みたいですね……三神将と同じような感じで、既に人間をやめた存在なのでしょうか。
 >そしてゴーカイでもやらかして封印されていたので成長にはあまり期待できなそうです…。
海賊版の未来とはいえ、この後の仕打ちを知っていると、なかなか世知辛いですね……。だいぶ雑な性格に、脂の乗っている頃の矢尾一樹さんが実に上手く愛嬌をつけていますが。

◆ヘイスタックさん
 >ヒーロー性を否定したはいいが”その意義”については何も掘り下げがされない
それでどうするのか? が出てこずに、やった事への自己満足で終わってしまっているのが、『イナズマンF』の残念なところですよね……渡五郎も否定されればされる程に、否定される為の理想像になっていくのが凄い悪循環に陥っていますし。
 >「12時ジャスト!」とか言い出すしで、荒井、人に物を伝えるのが下手なのでは(笑)
20分って何……? の衝撃でだいぶ聞き流していましたが、最後結局、12時になっていましたか(笑) 
 >当時の生田スタジオ所長が「学生映画なんか作ってるんじゃない!」と激怒したという曰く付きの、取り分け問題作ですね。
あー。さすがにこれは、怒られたのですね。剥き出しの自意識の断片というか、まさに「学生映画」ですよね……。
 >それがあくまで「加藤Pが個人的にやりたい事」でしかなく、前にも後にも一切繋がらないのがいかにも『イナズマンF』ですよね…
提示した要素に対して、『イナズマンF』(イナズマン)としてどう咀嚼するのか、というのが、全然無いですよね……ゲストヒロインがバタバタ死ぬのも、「殺してしまえばそれ以上掘り下げなくていい」みたいな感じになってますし……。
 >そうすると17話でのジェットの行動にも同じようなニュアンスがあったんですかね……劇中で全く描けてはいませんでしたが。
テレサの位置づけからジェットを振り返ってみると、あちらはより、「アメリカン・ニューシネマ」的な意識があったのかもですね。自ら刹那的な犯罪行為と破滅に踏み込む若者、みたいな。
 >デスパー少年兵はサデスパーの問い掛けに対し「「「とー」」」ではなく「「「ノー(NO)」」」と言っているのだと思われます。
ありがとうございます。なにその掛け声……? と思っていたのですが、青い空と海を否定していたのですね。

◆aquapastelさん
 >19話は怪人の爆発近すぎだろ!と思いました(笑)
あの瞬間だけ、処刑場に集められた市民の皆さんの反応が物凄くリアルになって、ちょっと笑ってしまいました(笑)
 >昔の女の子との淡い思い出、海、とむしろ18話よりもこちらの方が後の長石監督らしい作品だなと思いました。
要素は実に後の長石監督っぽく、『イナズマンF』に関わっていた長石監督が、80年代に入ってヒーローフィクションのツボも押さえた上で、もっと洗練された形で撮っているのは、面白いところですよね。
 >平成ライダーの初期あたりでシリアスさを押し出すために再び要素を取り入れていた時は色々工夫していてやっていたなぁと。
70年代前半のスリラーは、お化け屋敷的なニュアンスなのだろうなーというのが多いですが、時代に合わせてアップグレードされていて、その辺りの変遷も面白いですねー。
 >例えば長石監督なら、「クウガ」でのガリマ回の犠牲になった親子のシーンは鮮烈でした。
あの「振り向くな」は印象的でしたね。キャラとしても非常に格好良くなりましたし。
 >「555」でやはり一つの到達点に辿り着いた、という気はします。
後々まで引きずり続けられる初期《平成ライダー》のスペシャル感はこの、一作一作やり抜いた感の末の、『555』なのかなーというのはありますよね。『龍騎』『555』が凄く完成度が高いのかといえばそうでない部分もありつつ、この2作と同方向のテーゼを描こうとするととどうしても、この先までやり切れない感じというか。
 >現行の「キングオージャー」もかなり異例の作品ですが、こちらはドラマ面よりも、アクションやビジュアル方面重視の実験作、という感じがします。
『キングオージャー』は、映像的に新しいアプローチで《スーパー戦隊》を作れるか、の実験の部分は割と強そうですよね……その映像が個人的に肌に合わず、だいぶ視聴が止まってしまっていますが。