東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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6/27付けレス

 本日は『V3』感想を書きました。

毎日愉快に過ごす街角

◆いといさん
 >当時の若者たちの世相を反映しているであろう「木綿のハンカチーフ」的なムードにUFOブーム
あ、成る程! ジェットの言行がいまいちピンと来ていなかったのですが、退屈な田舎を捨てて都会の快楽に酔う若者像、みたいなニュアンスが背後にあったと見ると納得です。
 >棒読みとこれ一本しか出演作が見当たらない女優さんから察せられるキャスティングの裏事情などが闇鍋状態になって
 >トンでもない怪作が仕上がった感じですねw
たまにある事故とはいえ、凄まじいばかりの劇殺しとなりましたが、諸々含めて悪い意味での『イナズマンF』の煮込みみたいなエピソードになりましたね(笑)

◆ヘイスタックさん
 >デスパーのジェットに対する仕打ちや、クリスティーヌが理由も無く地元の男達に襲われたり
やり方が巧かったとはとても言い難いですが、共同体の「他者」に対する攻撃的な排斥、を意図する作りだったんですかね……ではその「他者」とは何か、の踏み込みが浅いのが今作らしいところですが、「異邦人=迫害されし者」という意味合いを持たせた話作りには、前作立ち上がりに内包したテーマに再び向き合おう、という面もあったのですかね……。
 >だからと言って唐突に宇宙人を登場させるのは幾らなんでも作品世界を無視し過ぎですし
入りがこれだった為に、素っ頓狂なエピソードの印象にもなってしまいましたよね。もう少し工夫すれば、それこそ「渡五郎」とも繋げられる要素はあった筈なのに。
 >円盤の目撃情報
五郎も荒井も、最初はそれを探しにきたのに100%忘れて帰りましたが、地球のどこかに円盤があるどころか、これ、下手するとイグアス星人が攻めてくるでは……? みたいな(笑)
 >ジェット役の下塚誠はこの後『スーパーロボット マッハバロン』で主人公・嵐田陽を演じている
おお、後のヒーロー役者さんでしたか。何か納得です。
 >『F』での扱いを考えたらいっその事、無印→フラッシュになった時にサナギマン形態自体を削除してしまってもよかった気がします。
サナギマン嫌いではないのですが、ゼーバー入手とサナギマン卒業を同時にやってしまえば、『F』の諸々がもう少しスッキリした上で、『F』ではこういうヒーロー性に切り替えます、にもなった感はありますよね。
 >レッドクイン役の八代順子は1話でハンマーデスパーに殺された新婚妻役もやっていたので
ああ、そういう繋がりでしたか……こちらはこちらで、前世の復讐を果たしていたのですね。それはそれとして、ハンマー以外の選択が欲しかったですが(笑)

◆ガチグリーンさん
 >レオンを嫌いになれないのは、こういう根がお人好しな描写があるからかなと思いました
こういった、悪い奴ではないところをきちっと書いて、主人公である事に甘えずに、キャラクターとしての可愛げや愛嬌も見せる、というのはさすがの目配りですよねー。
 >特撮だと、造形物にしろCGにしろ、とてもお金がかかりそうなホラーで、こういうのはアニメの強みですね!
基本、移動○○みたいな巨大建造物系が好きな事もあって、かなりお気に入りのホラーとなりました。
 >本当に今作はレオンに容赦がない!烈火炎装だったのに…… 特撮でのガロ無双に慣れていると、ビックリするほど弱い!
今のところ、とりあえず着られるだけ、みたいな扱いな感じありますよねー。そこにこそ、レオンが未完成の存在であり、欠けているものがある、という象徴にもなっているのでしょうが。
 >吊り橋壊してしまっていいのか?って一瞬なるけど、カッコイイから良いか!って(笑)
冷静になると、今回に限ってなぜ爆発したのかもわからないけれど、まあ吊り橋だしな……と、色々面白いシーンでありました(笑)
 >王子が装着すると、その体型に合わせてスラっとした感じになって、これはアニメならではの表現で良かったです!
自分の記憶に自信が無くて、ん……? と思ったのですが、あれはやはり、スリムになっているので良いのですね。
 >王子が規格外の天才すぎて……レオンとの差が……(笑)
騎士としての血は祖父から継承しているとして、もしかして元気な時の国王陛下は、素手でホラーを殴り飛ばせるぐらいの戦闘民族だったのでしょうか(笑)
 >「アルフォンソがあまりにも早く魔戒騎士になるのもちょっと不自然かなと思い、9話まで引っ張った」とのこと
実際、生アルフォンソがホラーに勝てずに毎度ラファエロが登板する形だと、それはそれでストレスになっていたかな、というのもあって、こういうのは案配が難しいところですよね……。
 >王子が善人すぎる事にも、小林脚本だぞ!何かあるに違いない!って(笑) 
どうしても、なにかまた酷い設定が丹念に仕掛けられてるの?! と考えてしまいますよね(笑)
 >生き地獄を味あわせる形での刑罰ですが、それが結果的には騎士や法師も含めた多くの人間が犠牲となる事態を招く事に……
罰を与えるだけ与えておいて、監視の目ぐらいつけてなかったの……? と、仕事の杜撰な元老院……(たぶん激務)。
 >本人だけならともかく、子供にも烙印が受け継がれるのは中々にエグくて、そういうとこやぞ番犬所!とも思うわけで(笑)
血の継承の裏返しを見せる物語的な意味づけはわかるにしても、そんなところで憎しみの連鎖を生まなくても感は凄いありますよね(笑) 少なくとも妻子は流れ弾もいいところすぎて。

◆aquapastelさん
 >最後までシリアスさを貫ききれなかった所は残念だった物の、いつもと空気感の違う今回は見ていて新鮮で楽しかったです。
見せ方のタッチを変えた事自体は、面白かったですよねー。
 >この長石監督の腕は後に丁度ドラマ方面にも力を入れ始めた戦隊シリーズにおいて発揮され
長石さんがこの後、映像美や情感のあるドラマ性にはこだわりを見せながらも、ヒーロードラマのエンタメ性をしっかりと意識した作風になっていくのは面白いところですよねー。
 >「超獣戦隊ライブマン」の「罠!丈の愛した頭脳獣」
あれはいい回でしたね! 80年代戦隊の、長石×藤井コンビのロマンス回の中でも、屈指の出来だったと思います。
 >「宇宙戦隊キュウレンジャー」の配信がこのブログでの感想が中断した40話以降に入りました。
ありがとうございます。ちょっと今見ている余裕が無いのですが、HDレコーダーには残してあるので、いつか決着をつけねばいけませんね……。