本日は『キングオージャー』感想を書きました。
野生のパワー
◆Beniさん
>ご本人にもファンにとっても、ある意味で望まれていた登場で、関西キャラのあかねがいたことも話の違和感を減らしてくれていたと思います。
元の芸人さんを全く知らなかった事と、実在芸人の本人役登場をどう消化すればいいのか戸惑い先行で、淡泊な感想になったのですが、シリーズとしての積み重ねが色々あった上での、キュアゴリラ誕生だったのですね。
>スマイル視聴ではメモしてらっしゃらないようですが、実はこの回の脚本が小林雄次さんなわけでして。
アニメ仕事は他に見た事がないのですが、今作では割とここまで、悪くない感じですよね(おっしゃる通り、第12話はありましたが)。東映特撮と円谷ではだいたい外す印象なのですが、連名が多いとはいえ『牙狼』ではいい仕事していましたし、視聴者には窺い知れない部分も含めて、企画との相性ってホント難しいですね……。
◆ヘイスタックさん
>仲間達の間からは孤立を深めて孤独になっていくのは、見事なまでに正反対の道筋を辿っていっていますね。
立ち上がりは明らかに『仮面ライダー』を意識した感じだったのに、こんな展開になるとはビックリです。
>少女相手に態々「イナズマンは悪と戦う為に渡五郎が変身した姿だ」という説明会話を行った
なんか、妙にくどいな……っと思ったのですが、異形性を改めて打ち出す為、と言われると成る程です。
>自分達が自宅で少女の面倒を見る、という選択肢は欠片も存在しない同盟員達が本当に酷い(笑)
橋の下で焚き火といい、いつの間にか同盟メンバーも、アジト以外に帰る家が無い事になってる……? と困惑しましたが、丸目に預けている間の行動がフォローされるでもなく、実に付け焼き刃の同情でしたね……。
>担当監督からして2本撮りらしい12話同様にこの話も、明確にヒーロー性否定の意図を持って作られたのだと思われます。
体裁はあくまで『イナズマン』な為に、劇中における五郎の「本音/建前」と、メタ的な『イナズマン』としての「本音/建前」が混ざり合っているのが、ややこしい事になってますよね……これもまた、当初とは別の形で、3年目が生んだカウンター、といえそうでしょうか。