東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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2/12付けレス

 本日は『龍騎』メモを書きました。今回はちょっと真面目に東條悟について考えてみました。

決着は野球でつける

◆ころさん
 >世界鬼は忍風鬼のリデコですね 頭が聖火のような炎(バトルジャパンかも?)と胸に5人のカラーが入ってますね
白いマフラーもしていましたし、主なイメージはバトルジャパンぽいですね。ヒトツ鬼はここ数年の下半身が共通路線だけに、もう少し明確に違いを出して欲しかったところはあり、光鬼ぐらいの差別化は見せてほしかったな、という点はちょっと残念です。その上でなら、細かい意匠の取り込みとか面白いのですが。
 >チェンジマンはお気に入りの作品なのでどんな演出になるか楽しみです
……不覚にも今の今まで気づかなかったのですが、次回ジロウが無事に戻ってこられたら、ドラゴンボール対決ができる……?(笑)

◆スーファさん
 >ムラサメやはるかの叔母など獣人問題に関わってきそうだったキャラも特に役には立たず。
獣人問題は長らく物語の背景に置いて色々なところへ風呂敷が広がっていたにも拘わらず、結局、実質的にジロウの意味付けだけで風呂敷を畳んでしまったのは、だいぶ肩すかしになってしまいましたよね。
 >ヒトツ鬼についても序盤に公式サイトで匂わせていた箱が割れる演出の有無を無視し全員復活。
やはり公式サイトはあまり、その手のほのめかしはやらない方がいいのではないか、と思うところであります(笑)
 >良かった点としては、未来のはるかの漫画に意味ができたことですね。
ここ、丸々ギャグや小ネタで片付けられなかったのは、ホッとしました(笑)
 >猿原の2軍発言など意図的に被せているので、わざとなのでしょうけど。
作中でも「繰り返しギャグ」と言ってしまっていましたが、今作のこの意図的な重ねを行う手法はプラスに出る事もありますが、今回はマイナス面が大きくなってしまいましたね。
 >メタ的にドンブラザーズは次回でようやく戦隊として完成するのかもしれません。(できれば名乗りも次回までに取っておいてほしかった)
サブタイトルがそれっぽい感じで、ジロウの怨霊ラスボス化は無さそうですね(笑) 次回の見せ方にもよりますが、そうなると名乗りはやはり、取っておいて良かったのでは……? とはなりますよねー。
 >あとは序盤にあったマスターのギア回収描写も拾ってくれるかどうか。
変にメタネタを突っ込まれるぐらいなら、忘れっぱなしでいいかな……という気もしてきているこの頃ですが、おぉ、と思わせる繋がり方をしてくれると嬉しい要素ですね。
 >ただしドンブラザーズに関する記憶は全てなくなり、君たちは元の生活に戻る」と言い出す展開に10キビポイント
ああ、ドンブラザーズとしての日々は表面上無くなったけど、でもやっぱり縁は繋がっている……というのは、なかなか美しくなりそうですね。

◆ヘイスタックさん
 >赦しの輪はあまりに唐突かつ説明皆無
ものの見事に、やってしまった系大団円アイテムになりましたね……。
 >狭山やバスガイド等ムラサメで獣人ごと斬り殺された人達には何のフォローもなく
犬塚、手持ちの情報をまとめると、不可抗力とはいえ「狭山を殺した」事を認識できる筈なので、そこ流されたままだと、スッキリしないところありますよね……ヒトツ鬼組を全員救済みたいにした分、だいぶバランスが悪くなった感じで。
 >何かに説明をつけようとするとその端からまた新たな疑問点や矛盾が噴出
特に「寺崎人格とペンギン人格の曖昧さ」や「何をもってペンギンとするのか」を凄く曖昧なまま切り抜けようとしたら、普通に壁にぶつかりましたよね……ペンギンが別個に存在するというより、ドン家関係者をコピーすると「専用プログラムが走ってペンギンになる」とかで良かった気はするのですが。
 >当の鶴獣人の内面についてはほとんど描かれておらず
鶴はホント、何考えてどう動いていたのかさっぱりのまま川流れしてしまって、実質メインキャラの一角としては、あまりに投げっぱなしですよね……残り話数で逆転ホームランがある事を切実に望んでいます。
 >大した理由も無いのに何故か延々ゴネ続ける猿原
最終盤にもう一度、猿原が目立つポイントを作る為としか考えられないメタな事情が露骨に出ているのは残念でしたね……。
 >単なる一般ヒトツ鬼の見飽きた吸引能力に何故か今更やられまくる面々
ヒトツ鬼はあくまで人の心の一面なので、意図的に強化されるような怪人ではない、という作りが完全に裏目に出ましたよね。打倒ドンブラの為にソノシが禁忌に触れて強化ヒトツ鬼を造り出して……ぐらいやっても良かったのではと思うところです。タロウを「鬼の内部」に吸い込みたい意図はあったかと思うので、獣人の森問題とも上手く繋がってくれると良いのですが。
 >「いつもの顔馴染み達が集まってただずっと密室で駄弁ってるだけの話」
初期《平成ライダー》を見ていても、究極的には白倉P(?)、この「駄弁ってるだけの話」に凄く面白みや可能性を感じているのではないか、という気が最近してきているのですが(確かにサブジャンルとしては存在しますし)、《スーパー戦隊》において副菜にはなっても、主菜の面白さではやはり無いよな……と。
 >犬塚以外は敵味方共に早々に正体バレさせてしまった
ここを引っ張りきれなかったところから、では次の段階をどうするのか? で、引き締め直しが出来ずに緩む一方になったツケが、最終盤に来て火力の不足に出てますよねー。爆破する為の火薬が尽きた、というか。色々難しかったのはわかりますが、ここ数話はすっかり、なんの為にひねるのかを見失って、それでもひねる事だけが目的化して見えるのも悪印象になっていますし。

◆aquapastelさん
 >何だかんだ本放送の時はその場のノリで楽しめている
基本、「話芸」の作品というか、冷静に考えると筋が強引だったり、別にどうという事の無い内容を話すのでも、その「語り口」で面白く聞かせる、というタイプの作品ですよね。
 >前回で大体やることはやってしまったので、スタッフ陣の気の緩みが出たというか...
それだけに今回、聞く方も演じる方も、ふっと正気に返ってしまったみたいな隙間ではあったのかもですね……。
 >今作は諸田監督の担当回が総じて出来が良かっただけに、ここ一番で外してしまったのは辛いところですね。
今作とはノリも合って、強引な悪ふざけめいた演出が悪目立ちする事もほとんど無かっただけに、今回はほぼ全編そういう見せ方になってしまったのは、残念でしたよね。
 >とりあえず次回、今作にしては珍しい真っ当な2話連続展開をやっただけの見返りを期待したいです。
繋ぎ回が微妙な出来になるのはどの作品でもままある事なので、次回、上手く跳ねてほしいですね。