■〔『キカイダー01』感想まとめ7〕
3クール目も後半にして真のライバル・ワルダーが登場し、物語が一気に加速する第37~41話!
遂に完成するハカイダーの芸風を、君は見たか?!
本日は、『ドンブラ』感想を書きました。
1/13付けレス
◆ヘイスタックさん
>ピンチ→「スクリーンの前の皆!ミラクルライトを振ってプリキュアを応援してね!」→逆転
ステージショーみたいなイメージの要素なのかな、と思ったら、劇場版恒例だったのですね。で、それを、シリーズと一緒に育ってきた大人たちにも拡大した、的な。
◆ガチグリーンさん
>実際の拳法に基づいたリアル過ぎて地味な殺陣
『ガイファード』、渋すぎる殺陣の独自性に関しては、当時もほどほど話題になっていた記憶ですが、逆に、それ以外の情報が全然出てこないみたいな印象が残っています(笑)
>独自色は『シャンゼリオン』に負けない快作だったと思います!このまま埋もれるのは惜しい!
96年はホント、東映が保持してきたいつもの枠以外に、新規で2作品が飛び出してきたと思ったら、どちらも切り立った崖を登り始めるという、謎多き年でしたね……。
>『ラジレンジャー』パーソナリティお二人が「ガイファードっぽい!」と盛り上がっていた
……ああ、言われてみれば(笑) 裏モチーフに入っていたら、まさに、非公式ですね(笑)
>逆に石ノ森先生は『鉄腕アトム』における天馬博士とお茶の水博士の関係からインスピレーションを受けたのかも……
成る程、日本のマンガ系物語で遡っていくと、そこに辿り着きそうですね。TVの方でギルと光明寺の関係は特に掘り下げられていませんが、割と色々、空想の広がるキャラ配置だなと思っています。
>今年もランキングありがとうございます! 全体的に『TAROMAN』の評価高めで驚いております(笑)
今年はあまり数を見ていなかった事もあり、『TAROMAN』の完成度の高さが、私の中で凄く刺さる事に(笑)
>世代的にドンピシャだった事もあり、杉村先生は大好きな脚本家なので、評価が少しでも上がったのは嬉しかったです!
『オーレンジャー』のジニアス黒田編大好き人間としては、杉村脚本そのものは嫌いではなかっただけに、シリーズ構成としてきちっとまとめきった作品を見られたのは、個人的にも収穫でした。『ソルブレイン』も『ダイレンジャー』も濃いめの見所はありますし、90年代前半、難しい時期の東映ヒーローへの貢献度の高い方ですね。
>少なくとも杉村先生の好きなテーマだなとは思います!(翌年も阿古丸とコウでやってるし)
言われてみると繋がっていますし、これ、宮下隼一の「光の闇の永劫の戦い」テーゼとも近いですが、何か、共通体験があったりするんですかねー。
>『仮面ライダーZO』(脚本・杉村升)を観返していたら、コウモリ男が「芸術は爆発だ」を!
そ、そう言われてみると……!(笑) あのコウモリ怪人はグロテスクさも含めて、素晴らしいデザインでしたねー。
>ただ、確かに終盤のブックバックとトットパットの存在感は……
この二人、変に後半まで見せ場を作ろうとすると、始末するしか無くなったり尺を使ったりで構成にひづみが生じた可能性はあると思うので、キャラとしては勿体ないところもありますが、『ジュウレン』全体としては、良い判断ではあったかなと思います。ファミコンゲームだと、強かったのですね(笑)
>『デッカー』は『X』『Z』ほど大ハマりってわけではないが「こういうのでいいんだよ こういうので」って感じで
悪くない感じなのですねー。順番でいくと、今年後半からは『ガイア』がらみ……? となると、復帰に丁度いいのか、むしろまずいのか(笑)
>去年のMVPは『ドンブラザーズ』のオニシスター・鬼頭はるか(を演じた志田こはくさん)ですね!
シリーズ従来だったら如何にもな妹分ポジションに収まりそうなところを、パイロット版から飛ばしまくって現在の存在感を出しているのは、実に井上敏樹らしい女性キャラへのこだわりですし、その路線に順応してみせた志田さんも素晴らしいですね。劇場版、いずれ見てみたいと思います。
>あのシーンって『バーフバリ』のスライディング臣下の礼のオマージュでしょうか?
ああ、「王の物語」繋がりと考えると、それはあるかもですねー。
>『ドゲンジャーズ ~ハイスクール~』
お薦めありがとうございます。今年はもうちょっとあれこれ、アンテナを広げてみたいところであります。
>この熊野刑事を演じたのは『仁義なき戦い』『戦国自衛隊』など数々の映画・ドラマで活躍した名優、大前均さん!
牢忍ハブラムでしたか! とにかく巨体が目立ちましたが、意外なキャスティングで存在感を出しつつ、折角なので色々やってもらたい、みたいなのが出たのでは、というのは納得です。
>レンタルビデオで初めて観た『キカイダー』、その第1巻に収録されていた話数が1話・38話・39話でして……
爆発に巻き込まれた光明寺がハカイダー脳となって帰ってくるところだけ繋がっているので、途中物凄く困った人になっていた歴史が抜け落ちているのが絶妙ですね……。
>同時期の悪のライバルキャラとして人気を博した『快傑ライオン丸』の「虎錠之介・タイガージョー」
ああ、同じ頃だったのですね。どちらも恐らく、直近では1960年代の日活アクション(小林旭や宍戸錠)の影響もあるのでしょうが、変身ヒーロー物の中にそういった流れが組み込まれて一つの原型を生み出し、そこに70年代アニメの美形悪役などの要素が入ってきて……とかは面白いですねー。
>少なくとも『ゼンカイジャー』の「ハカイザー」の充電設定はこのオマージュだと思います!(東映公式曰く無関係ですけど)
これ、執拗に非公式を主張するのは、なんなんですかね……権利方面で色々あるのかもですが。
>やっぱり「パイラ人」(岡本太郎デザイン!)の印象が強いのもあるのでしょうか?
ヒトデ=宇宙人ぽい、のイメージを作った一因ではある気がします(笑) 霊長類から離した時に、昆虫型デザインが出てくるとの似た発想ではあるのでしょうが。
>ここに繋がるとは(笑)
まさかの、綺麗に(?)繋がりました光明寺流忍術(笑) ハカイダーが本当にライバルだった頃を見られて、感無量であります。
>邪魔する者もいないのに、普通に暗殺失敗してるキリギリスグレイよ……って感じだし
少年画家も妙にマンガ的な見た目で(石ノ森先生風味……?)、導入からいきなり怪人とコント始めた時はどうなる事かと思いましたが、そこから割と持ち直す、謎のエピソードでしたね……。
>何故終盤でシリアスやってる時にこんな奴なんだってのが逆に大好きです、キリギリスグレイ!
ダークロボットのあれやこれやは現場任せの所もあるのでしょうが、話とのギャップ、変な芸風、意外な頭脳プレー、と印象深い敵になってしまいました(笑)