東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
旧ダイアリー保管用→ 〔ものかきの倉庫〕
特撮作品の感想は、順次こちらにHTML形式でまとめています→ 〔特撮感想まとめ部屋〕 (※移転しました)
HP→〔ものかきの荒野〕   Twitter→〔Twitter/gms02〕

新戦隊とレス

 ■〔『王様戦隊キングオージャー』/東映公式〕
 まずは、来年も《スーパー戦隊》がある事を喜びたい。
 ……その上で、過去の感想からすると、大森P&望月Pは、個人的には、とても相性が悪そうです(笑)
 宣伝文句としては「史上初」を連呼していますが、一人一人が強くて濃いキャラ×鉄板系のモチーフ、ってそのまんま『キョウリュウジャー』なので、これは大森Pのやりたい《スーパー戦隊》の基本像なのかなーとは。
 メインライターとなる高野水登さんが過去に参加した『ゼロワン』第23-24話といえば残念ながら、婚活ヒューマギアが顧客に意図的に罵声を浴びせてひっぱたかれると何故か悪意として受け取って滅亡迅雷ネットに接続し、次の回では「私はあの時、わざと暴走したのです」と言い出す、もうヒューマギア全部廃棄しようよ、しか感想の出てこない超やらかし回なのですが……
 まあ、悪名高い「お仕事対決編」のど真ん中にスポット参戦なので、本人の技量以外の問題が色々あったのではと推測はされますし、他の参加作品を見た事が無いので判断するには情報も少なすぎ、企画次第でガラッと変わる脚本家も多いので、前向きに期待したいところ。
 とはいえ、東映特撮経験値の低さは明確なので、来年こそはしっかりとサブライターを用意してほしいところなのですが、大森Pにも望月Pにも、サブライターの差配が上手い印象がないのが、大きな不安点ではあります……。
 蓋を開ければ面白くなる事を期待しつつ、本日は『ドンブラ』感想を書きました。ようやく、今週中には最新話に追いつけそう。

ちゃんの仕事は刺客ぞな

◆ヘイスタックさん
 >「コメディ要素のあるヒーロー物」から「ヒーロー要素のあるコメディ物」に”主”と”従”が入れ替わっているような印象
井上敏樹の作風ともいえますが、ヒーローフィクションとコメディの境界の緩さ……というのは確かにあるので、そのウェイトが4クール目でどうなるか、は作品全体の完成度に繋がってきそうですね。
 >行き会っただけの作業員を意味も無く殺害するカブトガニ
ダークロボットとしての活躍は、再登場のカブトガニの方が多く見える辺り、ちょっと謎の配分でしたね……。
 >全く親密度の上がる気配の無かったミツ子を唐突に庇って死ぬというのは激しく説得力が薄く、残念な出来でした。
兄弟ロボットと衝突、という着眼点は悪くなかったと思うのですが、ミツ子さんの余計な介入により、そこから意味不明なリアクションの連鎖になってしまったのは残念でしたね。
 >この2話は怪人といい戦闘員といいダークロボットが普通に「情」を見せてしまう
根本的なところでは、プログラムで動いているのでは……? という点がおざなりにされて、セオリーとしてのいい怪人話に安易に近づけようとして無理が出た、というのも上手く転がりませんでしたねー。
 >夫が命と引き換えに託したダークの情報を勝手に焼却処分
ラスト、場の勢いで流されていますが、カズコ夫人はあれ、普通に激怒していいところですよね(笑) 光明寺は、ドラム缶ミラクルの後、もう少しスタンスが変わるのかと思ったら、割とそのまま厄介度だけが上がっていくとは、さすがに思いませんでした!
 >ハムスターギロチンにかけられたり
『01』だけ見ていた時は、ゲストに随分酷い事するな……と思ったのですが、今作を見ると、光明寺だから仕方ないな……とだいぶ印象が変わりました(笑)
 >今回のアンドロイドマンは子ハリモグラを撫でたり手を振ってやったり、なんか妙に人が良さそうですよね……。
なんかこれ、子役に対する撮影現場の雰囲気がそのまま出てしまっているのでは、という(笑)
 >親モグラを滅殺する事は最初から確定事項と化していたわけで、これぞ昭和ヒーローとでも言うべき割り切りっぷりです。
モグラを救う気になっている割には、親はもう殺す気満々なのはまあともかく、その後にどうやって子モグラを救うのか……はこれから考えるところだった! のがちょっと衝撃でした(笑)