東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
旧ダイアリー保管用→ 〔ものかきの倉庫〕
特撮作品の感想は、順次こちらにHTML形式でまとめています→ 〔特撮感想まとめ部屋〕 (※移転しました)
HP→〔ものかきの荒野〕   Twitter→〔Twitter/gms02〕

11/5付けレス

 本日は『ギーツ』感想を書きました。タイミング良く駅伝休みのようで、ひとまず先に『ギーツ』を追いつきたい気持ち。

白面のギーツ

◆橘まことさん
 >1話に出てきた船長、ですかね……
あ、確かに、あの船長は好感の持てるいい人でしたね(笑) 第3話の再登場は地味に嬉しかったです。
 >雅音と梨穂子が互いに王子様でありお姫様であるため、これ以上の王子様なんていらない! てことなのでしょうが
そう言われると、凄く、納得を(笑) 今のところ「母と娘」の繋がりを強い軸に描いている分、主要男性キャラの「外で好き勝手やっている駄目な男たち」感が前面に出てますよね……。
 >小林さんはこの「軸」をシンプルに設定する分、キャラの言動にブレがないように思います。
この辺り、1年物に多く関わってきた経験則もありそうですが、主人公の軸を早めにシンプル&強固に設定する事により、物語が多少揺れても逆にそれに対応しやすい、みたいな感じはありますよね。
 >近年の仮面ライダーはこの「軸」の範囲を広げすぎるがゆえに、すぐ軸がブレてしまうのかなあと。
一方、何か一徹するよりも懐を広く開けておいた方が色々な展開に対応しやすいのでは……と作った結果、いつまで経っても主人公の軸が安定しない、みたいな感じになっているのは、近作の傾向にありそうですね。

◆ころさん
 >ふわふわしていた桜井にエースが助言することによって桜井の願い、戦う理由が明確になったんじゃないかなと思いました
主人公であるエースが、新人ライダーのメンターも兼ねている、というのは考えてみると結構、珍しい構造ですね。東映のメンターキャラは、高確率で、人間性に難がありますが……(笑)
 >母に会いたいという願いが判明しましたが、そろそろエースのイキり具合が少しだけ鼻についてきました
次のシーズンに入ったら、エースの弱みの部分も前に出してきてほしいですね……実はネオンが母親似とかだったらちょっと面白いのですが!

◆ガチグリーンさん
 >(一応)味方側のレギュラーなのに、ここまでやっても大丈夫!な判断を下せる「服部半平」のキャラクター
指輪関連は、幾らなんでも許されないのでは……からの、次回しれっとした顔でドタバタしている内に、なんかもういいか……みたいな気持ちになってくるのはとても恐ろしかったです(笑)
 >嫌な感じがあまり残らないというか、なんか憎めない……
この手のポジションの理想型といえますが、ここまで来るともうこいつどうしようもなさすぎて仕方ないな……、の領域に入ってしまってますよね(笑) ダークさえ、こいつは殺す価値も無い、と捨て置かれる男……! 双方、キャストが当たったのは大きかったでしょうが、同時代に、滝とは別口の成功例が出ているのは、面白いところですね。
 >『宇宙刑事』シリーズの「大山小次郎」
今頃になって『キカイダー』を見ると、小次郎は割とストレートに半平ポジションを狙ったキャラだったのだなぁ……と納得を。
 >『仮面ライダーゼロワン』に登場する「バトルレイダー」もカブトガニモチーフ
どれだっけ? と調べて1000%のお付きだと知りましたが、あれをカブトガニと指定したのだとすると確かに、ダークロボットへの意識はあっておかしくなさそうですね。
 >イズの兄「ワズ・ナゾートク」の外見のモチーフは服部半平だ!とか
ああ! 言われてみると成る程。
 >実は企画書の段階から、本作の特色として「恋愛」がありまして……(乗り物がサイドカーなのもヒロインを乗せるため)
とてもヒロインを乗せられる走行をしていないサイドカー……次回作では乗り込んだ少年がなんか大変な感じに揺れていたサイドカー……(笑) はさておき、ギリシャ神話の「ピグマリオンとガラテア」などありますが、人造人間テーマの古典的テーゼといえるものを、初期構想から取りこむ狙いがあったのですね。人造人間を主役に据えるからこそ、というか……そう考えると、ジローにとっての「ミツ子に内部パーツを見せる」は割と意識して「裸を見せる羞恥」と繋げられていたのですね。
 >とにかく台詞の隙間を埋めるサービス精神に溢れたコミカルな演技が素晴らしいですね!
ホントずっと喋ってましたね……(笑) ダークロボ、高度な変身と演技とか、豊富なボキャブラリーとか、余計なところにデータ容量を使っている気がしてなりません!
 >制作側も、このままでは光明寺博士の好感度がヤバいと思ったのか、急に距離を詰めた大胆な絡ませ方しましたねー
事情は事情にしても見る側としては本当に困ったおじさんになっていたので、ここで、通りすがりに関わった人々の必死さに打たれて、よくわかっていないなりに光明寺が正義を行う、というのは良かったですねー。セオリー破りをしつつ、いつもの「後ろ後ろ」になっていたのも上手かったですし。
 >改めて観ていると、『龍騎』で強く記憶に残っている部分の多くが、浅倉絡みのシーンな事に気づかされます
最初はどうなる事かと思いましたが、いざ動き出してみると、ルール設定の上手い小林さんの作劇と、ルールの崖っぷちを爆走する浅倉との相性が、素晴らしく良いんですよね(笑) 後おっしゃる通り、近作ほど主人公のパワーインフレ要請が少ないので、悪としての格落ちが少ないのも大きかったなと。
 >千値練から先日発売された「シャンゼリオン アクションフィギュア」
これ、気になってはいたものの、価格的にさすがに……と手を引いたのですが、良い出来でしたか! 作品が好き&希少なフィギュアになりそうなので、単純に嬉しいところです。
 >アニメ『ウマ娘 プリティーダービー
最近達した結論なのですが、どうも私、擬人(美少女)化ジャンル全般が駄目っぽいようでして……。
 >やっぱり最初の願いで不老不死になった存在だったりするんですかねー英寿様
この辺りは割とどうにでもなる部分なので、面白く転がしてほしいですねー。正体はそもそも人外、というのも成る程面白でそうですね。
 >なんとなくギーツのデザインって陰陽師っぽいと思っていたので「ある時は安倍晴明」にはちょっと期待(笑)
そう言われてみると、マグナムモード時の肩のラインの入り方なんかは、着物っぽさありますね。東映名物コスプレ七変化で色々押し切るエース様はちょっと見たい……(笑)
 >「ギーツ」と「ギース」
個人的に「ギース・ハワード」って凄く語感のいい名前認識がありまして、どうしてもギー……から先が引きずられがちになります(笑)
 >桜井姉役・志田音々さんは『ドンブラザーズ』はるか役・志田こはくさんの実のお姉さん
おお、そうだったのですか。今回気にしてみたのですが、泣き顔がアップになると、ちょっと姉妹感出ますね。