本日は『キカイダー』感想を書きました。
北岡写真館
◆urahiro003さん
>『龍騎』の感想もいつも楽しみにさせていただいてます!
ありがとうございます!
>メインライターが前作メインを担当していたサブライターに寄せてくるというのはなかなか異例な気がするのですが、
>それだけ井上敏樹さんへの信頼と尊敬が大きいということなのでしょうか。
この辺り、白倉Pのオーダーなどもあったのかもですが、井上テイストへの意識が感じられるのは、恐らくこの時期ならではだろう混ざり具合で、今見ると面白いですね。
>今回は北岡の性格がとても悪く描写されていて、ひたすらヘイトが溜まりそうだったところにやってきた最後の一撃が強烈でしたね!(笑)
北岡自身の性格と行動が綺麗に跳ね返ってきているのがいいですよね(笑) 派手にキャラを崩す事なく、ちょっとした愛嬌も増して、北岡がただの憎まれ役にならないようにしていくのも鮮やかでしたね。
>真司に対して見せる彼なりの気遣いや精一杯の誠意は感じ取れて、今見るとあの不器用さがすごく味わい深く感じます。
蓮はコミュニケーション不全系のキャラかと思わせて、優衣にはそれなりに優しかったり、端々に見せる柔らかい部分がいい味ですよね。
>蓮の場合は近付いたかなと思わせた後に、しっかりと真司と線引きをするように振舞うのがいい感じにスリリングで、
>一秒後はどうなるか分からないこの緊張感こそが《平成ライダー》だったんだな、と実感させてくれますね。
そしてそんな不器用な優しさは覗かせつつ、「絶対に譲れない一線」がある、という部分を視聴者に見せ、そこをきちっと大事にして描いてくれるのが小林さんという感じで、さすがの巧さだなと。