東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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9/14付けレス

 本日は『エグゼイド』感想を書きました。

ダークゆるかわ部隊

◆ヘイスタックさん
 >基地でモニターを監視して一喜一憂する悪の首領
言われてみればこれは確かに、シャドウ組織っぽいですね……!(笑)
 >それぞれの情報量と認識が擦れ違ったまま交錯とニアミスを繰り返す人物達に、ざっくりとした戦闘の切り上げ方と、
 >後の息子の脚本を連想させられる話でした(親子なので実際になんらかの影響があったりするのかもしれませんが)。
ここちょっと、井上脚本を彷彿とさせましたよね。父親の脚本手法に関しては分析しているみたいなので、その中から、時代が変わっても活用できそうな手法については自分なりに取りこんでいる、というのはありそうですね。
 >性能テストと称して怪人が延々暴れ回ってるだけでも「それ自体がダークの世界征服作戦の一環である」
ダークの全貌が不明だけに、ただの掴みのインパクトというだけではなく、話の流れが繋がっているのは上手かったですね。指輪の使い方は今回特に、鮮やかな部分でした。
 >一々花輪や年賀状を送りつけてくるデストロンなどが特に有名ですが、伊上悪役は基本ノリが良い。
ヒーローと怪人の面と向かってのやり取りなんかも伊上脚本はキビキビとしていますし、後々まで東映特撮に影響を与えている部分なのでしょうね。
 >近づいてきたトラックの走行音がうるさくて笛の音が遮られた、という事なのだと思います。
身内の攻撃が理由だとあんまりでは……と思ったのですが、そのあんまりでしたか……(笑)
 >そう言われてみれば、ダークってインテリアの時点でKAWAII路線でしたね(笑)
プロフェッサーは、癒やしを求めているのかもしれません(笑)

◆ガチグリーンさん
 >まだ新人だった長坂先生
70年代中盤ぐらいまで、伊上さんと長坂さんが脚本上で殴り合いをしている、みたいな印象がちらほらありますが、この時期まだ新人だったのですね。基本、長坂さんは好きなので、今後の参加も楽しみです。
 >『キカイダー』のダークロボットは「本編まんまのリアルフィギュアじゃねーか!」という感じになってます
……これは、ちょっと……可愛すぎますね、イエロージャガー……(笑) そしてなんの因果か、来月ブラックホース発売とは。
 >子供心にも頭をぐらんぐらん揺らしながら走ってくる姿は衝撃的でした! 顔でかいし、まんま馬だし……(笑)
中の人の頭部と着ぐるみの頭部をずらすアイデアって結構好きなのですが、それを馬っぽい首の振りに活用したのは上手い見せ方でしたねー。
 >ホースオルフェノクのデザインを初めて見た時は「馬なのにカッコいい!」と感動しましたね
馬、生に寄せるとそのままだし、物に寄せるとチェスの駒を超えられないし、みたいなところありますが、馬の顔を基本にしつつ騎士にも見せるという、人の顔の取り込み方が上手いデザインでしたね。
 >しかし許可を取らずにコース上で車やバイクを走らせてしまい、管理者を激怒させたという……
嫌な予感はしていたのですが、東映……(笑)

◆Jokerさん
 >ゲームを管理するつもりでいたのにすっかりハイパームテキを攻略する立場になってしまって
確かにこう、パラドが弱点だ! と強すぎるヒーローの弱点を必死に突こうとしている辺りは、ちょっと面白かったかもしれません(笑)
 >同じように戦って転がされてばかりいるようにしか見えないと言われるとまあ否定はできないな…と。
この辺り、戦いの構造をどう見ているのか、で印象変わってくる部分はあるのかもですね。私は基本、古い形というか強大な組織にヒーローが立ち向かう構造が割と好きなので、そういう視点に寄せて見てしまっているの部分はあるのだろうなと。
 >ゼロワン以降の令和ライダーがこれをもっと酷くした感じになっていて
サウザーとか完全にこの継承になっていましたものね……予算的に新規怪人を出し続けられない、みたいな話は聞きますが、『エグゼイド』、前半からバグスターの使い回しに理由をつけて、その点への考慮について物語上の説得力を持たせた辺りなんかは、上手かったのですが。
 >つまりあと4話、全45話でエグゼイドは終わりです。
あ、ちょっと短いのですね。ゲムデウス登場後に第48話ぐらいまで引っ張られたらきついな……と思っていたので、ここから4話で終わる、のは最後のキレを生める可能性もありそうで良かったです。