東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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9/9付けレス

 本日は『エグゼイド』感想を書きました。

ゲキロッポウ

◆久仁彦さん
 >山田風太郎はザ・荒唐無稽な作風に反してキャラクターから設定から意外なほどまとまりが良く
 >砕けた文体も相まって読みやすいという印象です。
今回は歴史物だった事もあり、史実をベースにしつつ、そこに混ぜ込む荒唐無稽成分で作品世界に引き込んでくる手際が見事で、今更ながらの初・山田風太郎ですが、成る程でありました。
 >マイベストの『妖設太閤記
お薦めありがとうございます。山田風太郎、今になるといったい何から触れるべきか……と長年、手つかずになっていたのですが、今回ようやく勢いがついたので、ちょこちょこ読んでみたいな、と思います。
 >そういえば藤田和日郎が表紙書いたヤツも出てるし、買っておかねば
『十三角関係』ですかね。ミステリ界隈では著名なようで、気になっています。

◆ヘイスタックさん
 >炎神鬼回に続き「祟り」「祀る」という点においては、『ドンブラザーズ』のテーマを貫いているとは言えるのかもしれません。
『ドンブラ』も割と、『ドンブラ』的モチーフが組み込まれて収まっているので、まあ『ドンブラ』だな! 系の作品ですよね……(笑)
 >今回のジロウにしろ9話のタロウにしろ、ロボタロウ化は「祀ってもらえたご利益」という事なのでしょうね。
そう考えると、祀り上げにより生まれる「神の存在」こそがロボの力である、というのは、戦隊ロボの一側面を、『ドンブラ』的解釈に上手く落とし込んでいますね。大獣神がまさにそれでしたし。
 >モチーフは熊ではなく、ストレートに猫科らしいです。
第一印象が熊! だった為にそれに引きずられていましたが、あれは、猫の手でしたか(笑) そして成る程、「拳法」と「憲法」……凄く腑に落ちてしまって、ちょっと悔しい。
 >右肩には「熱烈貫戟」、左肩には「神盾撃器(これで”イージストライガー”と読む……らしい)」
だいぶ記号化されていたので、脳人文字……? と勝手に解釈して読解を試みもしなかったのですが、漢字でしたか!
 >今更「他人の土地に勝手に死体を埋めるのは違法行為」というのにはなんだか衝撃を受けてしまいました。
犬どころか散々、人間の死体を埋めてきたような……という(笑) なんだかんだ白倉Pはやはり、「作品」に関するこういったロジックがしっかりしている(言語化できる)のが、嫌いになれないところです。

◆ガチグリーンさん
 >ゴーマが泥人形だったのは、プリプリカンの作品だったからだ!とかやられなくて本当に良かった(笑)
……変に繋がっているだけに、否定しきれない現実味が恐ろしいですね(笑) プリプリカン、最後まで割と謎の超技術保持者でありましたし。
 >さらに『アバレンジャー』から凌駕と幸人さんの出演もあります!歴代恐竜戦隊揃い踏み!
おお、随分と豪華な作りだったのですね。『ゴーバス』、見なくては……。
 >『ジェットマン』や『ファイブマン』ではここまでの成功は無かったでしょう
ジェットマン』的な青春ドロドロは、むしろ向こうの方が本場、なイメージありますしね……(笑) 『ジェットマン』の場合、土台に本邦ヒーロー作品の要素が濃い、というのもありますが。
 >海外では未だにバンドーラ一味の新作フィギュアが発売されたりしてますが
ヒーロー(ヴィラン)キャラクターの捉え方がこちらとは違う、というのもあるのでしょうが、それは凄いですね……!
 >ドラマがつまらないと玩具も売れないの悪循環に陥ってる気が……
この問題は本当に難しいですよね……商業作品である以上、物語と商品が両輪として機能するのが理想なのでありましょうが……《スーパー戦隊》は数字が下がった事で逆にそれをカンフル剤として、今年は売り方を少し変える事ができましたが、《ライダー》の方は一定の数字を持っている分、ボリュームを減らす事に踏み切りにくい事情そのものは理解できますし……。結局、「作品」に対しては、そっと見ない……になってしまいがちで。
 >そんな中「DXドンオニタイジン」が売れているという話を聞き
これはホント、色々な意味で良かったですね。様々な部分で潮目が変わってくると良いなぁと思うところです。
 >ジローもダーク怪人を敵ロボットとしてしか認識してないので、現時点ではそういう悲壮感は皆無ですけど(笑)
立ち上がりとにかく、色々な要素がざっくりですよね今作(笑) 作品コンセプトだけがあって、諸要素をどう使うのか、物語がどこに向かおうとしているのかさっぱり見えないというか。
 >つまり完全な良心回路を持っている(漫画版では良心回路自体が取り付けられていない)イチロー兄さんは人の心が無い…(笑) 
やっぱり人の心、無いんですよねイチロー兄さん……(笑) 『キカイダー01』終盤は、そこに焦点を合わせていったのが面白さとなりましたが。
 >それにしてもタローの設定は、後付けでイチロー兄さんが登場したため、おかしなことになっていますね…
光明寺博士、作ってはみたけど顔が気に入らなかったので、封印してしまったのでしょうか(笑)
 >前回の光明寺博士の殺人容疑も、いくらでもドラマを引っ張れる要素なのに速攻で解決したり
役者さんの使い方としても面白く、あれは結構続けても面白そうなアイデアでしたよねー。この時代の特撮なら、行く先々で一般人の犠牲者が出るのは珍しくないですし。
 >伊上先生は連続ドラマとしての引きよりも1話完結の痛快さを重視してる感じありますよね
時代背景もあるのでしょうが、この辺りはやはり、伊上先生の持っている活劇のメソッドだったのでしょうね。そうある「型」というか。
 >ダークロボットは可愛いのが多いんです!! ゆるキャラっぽいというか
一番はあのフォルムなのでしょうが、なんなのでしょうね、あの可愛さ……(笑) 制作背景のご説明もいだいて一つ作品の注目点になったので、今後も期待したいと思います。