東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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6/13付けレス

 本日は『ジュウレンジャー』感想を書きました。ちなみに、「○○ぶり」をどう計算するのが正しいのか、実は自信がありません。

恋の当て逃げ三角関係

◆ヘイスタックさん
 >今作の場合ですと意識的に「ヒーローの死と再生」のモチーフを取り込んでいるのではないかと思えます。
ここで一度タロウが死ぬのが通過儀礼だとすると、再生後にどうなっていくのかも、楽しみなところです。
 >「人間に近付こうとする機械」「仮想現実から現実世界へ」
成る程、完全を称する世界と種族、を「作られたもの(人工の神としてのロボット)の無謬性」に寄せて描く事により、普遍的なテーゼに「人工知能と人間」という現代的なテーマを繋げている、のは面白いですね。
 >あれだけ鳥と恋愛で統一しておきながら、まさか何の関係も無いカーレンジャー鬼になるとは(笑)
鳥人は、奥の手として今後に期待するとして……考えてみると、雉野の持っている要素と『カーレン』のテーマそのものは繋がるので、どんな話になるのか、楽しみです。
 >ヒトツ鬼を全く原典に寄せる様子が窺えない所といい、脚本の方では過去作要素を持ち込む気が一切無いのかもしれませんが
雰囲気的には、三題噺みたいに、原典から抽出された幾つかの素材の使用をオーダーされて、その調理方法はお任せ、になっていそうですが、獣電・高速は、ざっくりした扱いが続きましたね(笑)
 >単独では「祀られぬ神」でしかないタロウを祀ってくれる存在としてお供が必要なのかな、と。
もともとタロウが脳人の世界から棄てられた存在である事を考えると、人間世界において神性を機能させる為には、祀り上げを行う存在が必要である、という意味づけはされていそうですよね。
 >お供に選ばれると不幸が訪れるのも、人身御供としての性質を表しているのかなとも
そしてただの「家来」ではなく、不幸がセットのお供である、のがどうも、そのニュアンスが入っていてもおかしくなさそうな感じで。
 >実際はアンチヒーロー的ポジションなのかもしれませんね。
代用品を運命づけられたもの、と考えると本人の前向きさの割にえぐめの背景ですが、今後タロウと並び立っていけるのか、色々やってくる作品だけに、どう転がしてくるのか楽しみです。
 >実はキカイダー/ジローは故人である光明寺家の長男・”タロー”の”身代わり”として作られたという設定
そしてそう見ると、『ピグマリオン』や『鉄腕アトム』など、ジロウには「身代わりとしての作られたもの」という、これもまた、ロボ物の属性が与えられているのですね。
 >後付けで悟空モチーフという事になったのかもしれません。
ああ、『西遊記』を組み込みたかったというよりは、ドラゴンが使いたくてこねくり回していたら、孫悟空が生えてきたみたいな雰囲気ですか(笑)

◆アクションさん
 >あまりにも高速鬼が薄くて当時助監督だった渡辺監督の判断で結構増えたらしいです
丁度、助監督の時代かな、とは思いましたが、監督補正がかなり入っていたのですね。この辺り、エピソードテーマと連動が薄い時のヒトツ鬼は、やりすぎると内輪ネタになるし、何もわからないのはそれはそれで面白くないしと、オマージュ要素の案配が難しいですね。
 >(投石が野球パロかはわかりません笑笑)
投石は浦沢義雄パロディともいえるので、次が激走鬼とすると、流れるような布石……だったのかもしれません(笑)
 >その狂気と寒さでドンブラを助けるミラクル(笑笑)
ソノーズの皆さんは、割とああいうの出てくると、ぽかんとしてしまうという(笑) この辺りも機械的な、突発的な事態への弱さなのかもですが。
 >かっこいいけどどことなく常に漂う残念感が最高です。今回ので更に残念感も株も愛嬌も上がらせるトリプルパンチは流石でした。
ソノイ、絶妙に面白いですよねー……前作のステイシーに続き、真面目に悪役やっているのにどこか愛嬌がある、キャストも当たったなと。
 >一方で犬とみほが遂にご対面の中で迫りくる猫獣人・・・・こう書くとシャーフーに見えるのはなぜだろう?
そういえば、七拳聖には、ネコとペンギンは居ましたね……鶴が居なくて、惜しい。
 >あれかな? ボーゾックのように目的の為なら他人や被害を想像しない、できないのと合わせてるのかな??
後きっと、『カーレン』のテーマは、「アイ・ラブ・ユー」なので(笑)

◆ピンクまさん
 >一つ目はソノイの敗北宣言
前回ラストでスイッチ切り替えて、卑怯を辞さない悪役路線をひた走るのかと思ったら、まかさの苦悩(笑) 出汁が、溢れすぎています。
 >今回しれっと追加戦士登場回でしたが、以上三点のショックでジロウの存在を危うく忘れそうに笑
立ち上がりこそジロウインパクトでしたが、ソノイと雉野の破壊力が高すぎて、途中で消えるという(笑)
 >これは人間と脳人の楽しい幸せな桃源郷でハッピーエンド!を期待せざるを得ないです。
ソノイのお陰でソノニとソノザも、なんとなく嫌いになれませんし、脳人と人類の融和は見たくなりますよね……最終的にどう転がるかわかりませんが、とにかくソノイには、美学を貫ききってほしいです。
 >雉野以外のことが考えられなくなるエンドなんとかしてくれませんか!?
今回、EDテーマで、ある種の脱臭してくれませんでしたしね……(笑)

Beniさん
 >ジロウという名にはシャンゼリオンの「ごめんねジロウ」も想起するところでありますが、はたしてどうなりますやら。
ぎゃぁ(笑) なんか割とこう、終盤に非業の消滅を遂げたりするのが似合いそうで困りますね……桃谷ジロウ。