東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
旧ダイアリー保管用→ 〔ものかきの倉庫〕
特撮作品の感想は、順次こちらにHTML形式でまとめています→ 〔特撮感想まとめ部屋〕 (※移転しました)
HP→〔ものかきの荒野〕   Twitter→〔Twitter/gms02〕

5/20付けレス

 本日は『ドライブ』感想を書きました。

ハロルド・ロイド

◆ヘイスタックさん
 >トジテンドとはまた違った形でのネガ・ゼンカイジャーなのだという事が今回でハッキリし、
 >それならば現状、悪役ポジションとしてキャラが立ってしまうのも致し方無いのかもしれませんね。
テーマへの誠実さや、やるからには手ぬるい描き方はしない、という姿勢はらしい一方、そのらしさが、ちょっと厄介なキャラを生んでしまった感じはありますね……。
 >トジテンドは問答無用で射殺するのにゾックス一家は放置なのは確かに対応基準にブレがありますね。
従来は濁し気味にしていた部分ですが、今作の構造&追加戦士候補なので、どうしても気になってくるところです。素体は人形めいた戦闘員とはいえ、ワルド怪人が個性的な分、丸ごと世界とはいえ、力強い爆殺も目立ちますしね……(笑)
 >これらの危うい要素は意図的に取り入れたと思われるので、ゼンカイジャーが己の危うさにどう向き合いどう克服していくのか、今後を楽しみにしたいと思います。
処理を失敗すると大爆発を起こしそうな不安はありますが、諸々はっちゃけた部分を煙幕に、戦隊のドラマとして、もう一歩先、を目指している感じではあるので、巧く転がってほしいですね。

◆chi-chanさん
 >ベルトさんへの査定評価観察もかねていたんですかね。…別にネクタイの事までチェックする必要はないと思いますが。
霧子の背景はいまのところ不明ですが、仕事にしてはあまりにこだわりが強く見えて、若干の薄暗い情念も感じてしまいます(笑)
 >シートベルトの構造等各種部分をいじった結果、車検を取れず公道で走らせることが出来ない仕様になってしまったそうです(笑)。
ああそれで、予告のところに、撮影は~みたいなテロップが入っていたのですね……。
 >毛利さんが東映と縁が出来てからは舞台で東映特撮出演者と多数共演していたりします。
そういう流れがあったんですね。進ノ介の元先輩で特状課に懐疑的、とポジション的にはおいしい立ち位置なので、面白くなってくれると良いのですが。
 >なにせ歌い手が仮面ライダーエターナルですからね(笑)。
そこはかとなく歌声に聞き覚えがあるなーと思ったら、成る程。『W』劇場版の主題歌好きなんですよねー。
 >「この世界ではヘルヘイムの脅威と前後してグローバルフリーズが発生した」(そしてそんな大事件が連続で発生しても意外に普通な現状)
個人的には、双方が正史の世界が新たに生まれた解釈をする派なので……すると、とんでもなく住人がタフな世界が一つ生まれてしまったみたいな(笑)
 >とりあえず、眼鏡のミュード幹部の正式名はブレンと言います(笑)。
うわ、ありがとうございます。完全に「ブレン」と書いたつもりで、何故か「ロイド」と打っていました(笑) ……多分これ、脳内で「ロイミュード」と「眼鏡」が化合したんですね……。
 >雑観ですが、後の作品も含め大森Pはヒロインに具体的役割を与えて動かすタイプかなと感じました。
ああ確かに、添え物にならないように、とりあえず役割を明確にしておく、という傾向はあるかもですねー。

◆からあげマヨネーズさん
 >管理人様の感想を読むために視聴した作品さえあります笑
感想が作品に触れるきっかけになるのは大変嬉しく、そう言っていただけるのは感想書き冥利に尽きるところで、ありがとうございます。
 >鎧武のように以前断念したものを再開するシリーズなどもまた違った手触りの考察を見れてとても楽しいです!
週2ペースだと、リアルタイムで追い切れなかった作品も見やすかったりするので、これはもう東映Youtube様々であります。
 >そしていつの日か仮面ライダーセイバーの感想が読んでみたいな、などと思ってみたり…笑
現状、完全に諦めてしまったのですが、何年か経ってまとめて見ると、また感触変わったりはするので、いずれ機会がありましたならば……。
 >管理人様の感想は好きなものを好きだとたくさん言うので読んでいるこちらの楽しくなります。
そう言っていただけると幸いです。『ドライブ』はカロリー抑えめの感想になる予定ですが、お楽しみいただければ何よりです。

◆MOPさん
 >私はキャラへの思い入れで楽しめる人間なのですが、中盤から終盤への展開で納得いかなかったり、残念だった点もあるので、
 >その辺りをどう分析してくださるのか楽しみです。
具体的な内容は知らないものの、放映当時、だいぶ評価が割れてるな……みたいな印象があり、自分の中でどう転ぶのか、改めて見ていきたいと思います。
 >大森Pの作品としてはこれがピークかなと思ってます。
どうも大森Pとは相性が悪い感じなのですが、巧くツボに入ってくれればなと(笑)

◆ナシナさん
 >まとめると、人によって好き嫌いがハッキリと、くっきりと分かれる作品ですね。
 >それはあらゆる作品にも言えることなのですが、鎧武はわりとふり幅が大きい方だと思いました。
看板から期待している事をストレートにやってくれないとか、各キャラクターの行動原理のひねり方とか、合う合わないが強く出がちな作りでしたよね。そこが逆に、刺さる人には深く刺さる作品にはなっているのでしょうが。
 >それが日朝ヒーロー物とかみ合わなかった所が見受けられたというところでしょうか。
この辺りの擦り合わせ方は、プロデューサーの見立てもちょっと甘かったのかなーとは思うところです。
 >それと役者さんたちに助けられている部分はだいぶありますよね。
シドやプロフェッサーは、役者さんに寄るところが大きかった感じですしね。
 >異世界転生者スイッチという表現も面白かったです。
外伝を含めると、我ながら思っていたより言い得て妙だったなと(笑) 外伝において描かれる幼少期の体験がまさに戒斗にとっての「世界」(他のキャラにとっての「異世界」)と明確になるので、やはりやんわりとでも、本編に組み込んでほしい要素でしたね。
 >どうやって強さや力を得るか模索している中、出会ったのがダンスだった
戒斗、割とあれこれ考えているタイプっぽいのですが、話の都合でそれがいきなりダンスと接続されたので、必要以上にわかりくなったのかーとは(笑)
 >結局、彼から見て弱者という存在のことはどう思っていたのかとか、物語上でもう少し突き詰めてほしかったところはあります。
確かにどちらかというと、弱者に対しても「強くなれ」(弱者から強者に変われ)というタイプなので、それが「守る」に出た時の本音の掘り下げは見たかったというか、もう少し、紘汰とそこでぶつかってくれればな、というのは感じます。
 >最終回はせめてもう一話分は欲しかったですよね。
ラスト1話だからあの形に出来たのでしょうが、描き方が良かったので、欲張りたくなりますよね(笑)
 >これだと立ち直ったのも、敵を倒せたのもコウタさんのお陰みたいな印象になってしまう
最終回なので、はわかるものの、極鎧武は、ちょっと直接手を出しすぎましたよねー。もうちょっと、イメージ的でも良かったかなとは。
 >今後のことを想像すると、救いでもあり、罰でもあるかなという見解ですね。"立派な呪い"という表現も納得です。
貴虎兄さんもですが、世界規模で破滅的状況を発生させた事で、復興が進んでいるとはいえ個々人の責任を云々しているどころではない、という後日談の状況は巧く作ったかなと。それ故にこそ、兄弟が各々、贖罪の方法を探していくのは、綺麗にまとまりましたね。
 >(紘汰を除くと、直接悪意をぶっつけられたのって、クズ呼ばわりされたうえでボコボコにされたペコぐらいな気がします)
この辺りペコの持つわだかまりがちゃんと描かれたのは、良かったですね(ザックはちょっと、いい人すぎるというか(笑))
 >先日、機会があって小説版を手に入れたのですが、ネタバレしないように言いますと、貴虎がちゃんと活躍していました。
この辺りのスピンオフものも、兄さん好きとしては、気になるところであります。ミッチと兄さんに関わる仕掛けは、変身要素も活かして、面白かったですね。やろうとする事が多すぎて、それら一つ一つの掘り下げが甘くなってしまうのは『鎧武』の短所でしたが。

◆尚さん
 >界賊は今のところそういう「なんだかんだでいいやつ」的な要素はあまりないですね。
この辺りに付け入る隙があるのかな……と見せて、むしろ「なんだかんだで悪い奴」ですよね(笑) コントロール方向が読めないので、不安半分、楽しみ半分となっています。
 >だいたい同じ動機を持ちながら「本気で他のことはどうでもいい変身者」を香村さんが描くとこうなるのですねー。
ある意味、情念の強さをストレートに描けるので、これはこれで描いていて楽しいのかもな……と思いつつ、このハードルを巧く越えていってほしいですね。
 >あれやこれやで耐性がついたのでしたら何よりです・・・と言っていいポイントなのかは悩ましいところですが(苦笑)
とりあえず、フォームチェンジはこういうもの、として割り切ったら、そこは引っかからずに見ることが出来ました(笑)
 >重加速現象がうさんくさい都市伝説みたいな扱いなのは改めて見ても気になるポイントですね。
明確にパラダイムシフトのあった世界を描きたいのか、都市伝説的な雰囲気をやりたいのか、おいしいとこ取りしようとして中途半端になった感じですよねー。
 >三条さんは決めの台詞のキレがいいなぁ、というポイントも印象に残りました。
“格好いい”へのテンポがいいというか、決め台詞への流れはやはり巧いですね。