東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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3/7付けレス

 本日は『鎧武』感想を書きました。

夢を見続ける事が俺のファンタジー

◆アクションさん
 >個人的に本編を観ながら思ったのは紘汰は話し合いがしたいのかそれとも戦いがしたいのかわけわかんなくなりました。
紘汰、他人を信じられる善良な男、という事にされる一方、基本的に喧嘩っぱやいんですよね……(笑)
 >てかピエールのギャグがまた同じテンションな感じでここまで来ると更に飽きが・・・
コミカル要素への意識はわかるのですが、見せ場の共闘の合間に、ピエールだけ露骨なギャグを入れられると、面白いというより、醒めてしまうところがありますよね……。
 >ここまでヒーロー物としてスカッてする展開が少なくて
序盤から抱える問題ですが、主人公が敵を殴り倒して気持ちいい構造になっていない、のはちょっと辛いですよねー。そこがもうちょっと違うだけで、だいぶ全体の印象が変わったと思うのですが。
 >冷静に考えるとほぼ兄さんを含めて約半数以上のキャラがピエロ状態って・・・・・ピエロは一人で充分だよ・・・
運命に翻弄されながらも足掻く人々、を描きたい意識はわかるのですが、やはりちょっと、視聴者に対して露骨に示されたピエロが多すぎて、キャラクターを応援しにくい、みたいなのはありますよね……。
 >主な原因は戒斗の武力行使
プロフェッサー、どこまで自覚しているのかなんともですが、貴虎にバレた原因、面白半分に戒斗を森に送り込んだ事なんですよね(笑)

◆Sさん
 >衣:舞台衣装、食:ロックシードとして、チーム脱退以降は住:森だったのでしょうか。
ああ、今回、紘汰がやっていましたが、ロックシードのエネルギー供給で腹を満たしつつ樹上で休憩を取り、洗濯とかしにたまに街に戻っている、は凄くありそうですね……。
 >19~20話でも撃たれた足を自分で手当して椅子を蹴れる位にしたり、言うだけあって一人で生き抜く術は持っているのですね。
トランプマジックに始まり、戒斗が割と起用、なのは一貫した描写になっていますよねー。その気になれば、手慣れた感じでカツ丼とか作って紘汰に出しそう(笑)
 >凌馬は根っからの研究者で、理想の主がいれば変な悪さもせず探求で満足していたでしょうね。
最初から自ら神になろうと策謀していたというよりも、プロフェッサーはプロフェッサーなりに、理想の主(貴虎)に仕える事をくじかれて歪んでいた、というのは今作らしくて納得度が高くなりましたね。
 >2人が互いの願いを理解して親友のままでいたら、鎧武世界の歴史は違った物になったろうに、と思ってしまいます。
ユグドラシル側の方を面白く見ているというのもありますが、ここのすれ違いは、IFを強調する狙いもあってか、二人のやり取りも熱が入って良かったですねー。
 >彼らの種族名は「フェムシンム」ですね。個人名は赤い武闘派がデェムシュ、退屈していた緑がレデュエです。
ありがとうございます。知っている響きと、中田譲治さんの名前に引きずられたようです……(笑)
 >無意識にでも貴虎という一人の人間として紘汰と向き合いたかったのでしょう。
ああ、改めて「呉島貴虎」ではなく「貴虎」として紘汰、そして世界と向き合い直そうとする決意表明でもあった、というのは美しい解釈です。

◆ヘイスタックさん
 >結局魔神剣の由来は謎のままでしたが、恐らく例によってバード星人が自分達で扱いきれなくなって地球に隠した物なのでしょう(笑)
変な感じに言い伝えが残っているのも含め、大変やりそうで納得しました(笑)
 >東映ヒーローらしい乱暴さに凝った作劇が渾然一体となり、独特の味わいを醸し出していて面白かったです。
ライブマン』の時も、当時ここまでやれたのか、というのがありましたが、80年代戦隊で積み重ねてきた作劇の一つの結晶という感じもあって、良かったですね。
 >泥を見るか星を見るかの違いが、ヒーローと流れ暴魔の決定的な違いとして対比になっているのでしょうね。
この対比も綺麗に決まりましたし、キリカの中の小夜子要素をしっかり拾ってくれたのは、嬉しかったです。