東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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1/2付けレス

 大変どうでもいいまくらなのですが、折角なので「牛」でブログ内検索をかけてみたところ、「『ハリケンジャー』で一鍬が七海に牛をプレゼントした件」が、一番パンチ力がありました。
 あと今年は、二日目でブログタイトルに1足す事を思い出しました!
 本日は『鎧武』感想。
 年末年始はちょっとバタバタしてしまったので、『牙狼』も終わり『キラメイ』も一週休みの間に、少し落ち着いて体勢を整えたいところであります。

あけましておめでとうございます

◆愛護郎さん
 >魔導天使という存在で、初期設定では鎧は毎回こいつが持ってきてくれるものだったそうですが
まさに、異界からの召喚感を強める設定があったのですね。
 >役者さんのインタビューでスタッフや役者一同からの労いの寄せ書きが書かれていたらしく
芝居にプラスして、本気で泣かせにかかっていたとは、それは、心憎いですね……。
 >ガルムも変身した姿は「獣化ガルム」でホラーではない
ホラーに利するような行動は取っているけれど、あくまでも歪んだ元人間、というスタンスだったんですね。
 >ここだけは限られた枠の中でもきっちり描いてくれて安心できますよね。
ラスト3話はとにかく、『牙狼』という作品のサービス精神が、いい形にはまりましたね。それをあますところなく尺に納めてくれたのは、雨宮監督がさすがといった感じで。
 >バラゴに興味が出ましたら、是非小説版の「暗黒騎士篇」も読んでみてください。
今度ちょっと探してみたいと思います。
 >登場人物が思考して、結論に至るというより、明らかに脚本通りに喋らされてる感が強いのですよね。
基本ロジカルなタイプだとは思うのですが、同じロジカルでも例えば(特撮ジャンルでは経験値が段違いとはいえ)會川脚本なんかとは受ける印象が全然違うので、そこは興味深く見ています。
 >小林靖子さんに「オッサンキャラはよく書けているけど女キャラは上手くない」と評されていた
女性キャラが急に「道具」になってしまう方って居ますが、小林さんはかなり意識的にそこを崩しに行った方なんで、気になったんですかねー。
 >基本的にコウタは反人道的行為を行っても目先の敵(主にユグドラシル)にすべての責任を取らせるので、モラルを見せる描写の方が稀です。
……う、なんか割と最近、そんな主人公を、見たような……。
 >せめて、主人公サイドにそれを指摘するキャラが一人でも居たら受ける印象は変わっていたかもしれません。
どちらかというと戒斗の王様ムーヴの方が、取り巻きに持ち上げさせてこそだと思うのですが、そこのところ逆で、紘汰の方が頭の軽い御神輿みたいになっているのはちょっと不思議なところですよね……。
 >ちなみにこのロックビークルがまともに登場するのはここくらいで、今後は皆さん大体徒歩で現れます……。
撮影の手間なのでしょうが、バイクはどうしても、序盤のインパクトぐらいの扱いになりがちですね……。

◆スピリットヒューマンさん
 >戒斗、光実に比べて主人公が道化空回り感が強いのは気になりますよね…
初期設定の噛み合わせの悪さが気になる今作ですが、紘汰の「大事なものの為に体を張れる男」×「モラトリアム」の結果、「大事なものがなんかフワフワとしている奴」になっているのは、ちょっと不幸ですよね……。
 >キャラの掘り下げを絞って話の主眼を定めてはいるのですが…ほとんど最初の1クールを準備期間にしてしまうのはどうなのというか。
やりたい仕掛けがなんとなくわかる分、どうもバランスが極端ですよねー。これならいっそ、ある程度ヒーロー物として入りやすい状況を先に見せた後で、時間を遡ってそこまでの経緯を描く手もあったのでは……と思うぐらいで(時制が大幅に前後するのは嫌がられたかもですが)。

◆ガチグリーンさん
 >私含め当時の特オタの殆どが京本政樹=バラゴと予想していたので
ここはストレートに来ましたものねー。そこから秘薬を持ち出して零のエピソードと繋げたのは、巧かったですね。
 >ペンダントでの鎧召喚は京様のアイデアだそうですが、やっぱり元ネタは『ウルトラマンG』でしょうか(笑)
ああ! 吹き替え版を見ていないので、ジャック=京本が繋がっていなかったのですが、言われてみるとまさに(笑)
 >演じた3人の子役さんは後にそれぞれプロボウラー、ファッションモデル、アイドル(乃木坂46)と現在も活躍中
三神官、最初は、如何にもすぎるな……と思っていたのですが、アフレコとの組み合わせの妙もあって、段々と雰囲気の出てきた良いキャラとキャスティングでしたね。鋼牙をげしげし踏んでくれる貴重なポジションでもありましたし(笑)
 >『キューティーハニー THE LIVE』
は未見で、機会があれば見てみようと思います。
 >先に出たゼロと並べて劇中のシーンを忠実に再現できるサイズのため(雨宮監督曰くちょっとした猫ぐらいの大きさ)
それは思い切りましたね……そしてそれが売れたのも、凄いですね。
 >24話、この回だけOP2番なのは深い意味はなく、毎週観てくれたファンへのサービスとの事
割とこういのは好きなサービスで、良かったです。
 >山川先生の作詞といえば『ウルトラマンG』の日本語版OP・ED(歌:京本政樹)も名曲ですよ!
そういえば視聴記念に一度聞いておかなくては、と思っていたのですが、そんな繋がり(?)が。
 >実はメイン3人の中で一番筋がいいのはカオル役・肘井さんだと雨宮、横山の両監督が言うのも納得のアクションですね
それは意外な(笑) カオルは基本、守られ系ヒロインでしたが、役者さんは飛んだり跳ねたりしてみたかったんですね。
 >ラスボスにしてホラーの始祖「メシア」がこうなったのは理由がありまして…ずばり予算不足!
色々な思い切りの良さも含めて、らしいな、と結構納得だったのですが、割と苦肉の策だったのですね(笑)
 >今回は3話一挙だから良いですが、この意味深な予告で一週間待たされた当時の気持ち…
喋っている当の本人が、退場する気満々でしたからね……。
 >ここの親子再会は良かったですねー、カオル父・由児役の村井克行さんも『555』の社長の時とはまた違う優しい演技が良かったです
毎度の事ながら全然気付いていませんでしたが、村上社長でしたか! カオルの両親を出す事でカオルの側でも「想いの継承」を描いてくれたのは、作品のテーマも締まって良かったですね。
 >永遠の寿命を得て、数百年の時を過ごす中で使命感は喪失し、気まぐれに人間を弄びたくなったと
歪んでしまった長命者、みたいな想定だったのですね。
 >ザルバの最期はラストバトル以上に印象的でした
改めて、鋼牙にとって「もう一人の父」だったんだな……というのが描かれていて、良かったですね。
 >これ当時は結構なサプライズでした、「他の○○編もあるの?!」って(実際は最終回撮影中にTVSPの話がきたそうですが)
ある意味、伝奇アクションのお約束な感じですが、巧くそれがはまったのですね(笑)
 >私が管理人様にこの作品をオススメしたのも中身はしっかり王道というか、その辺りがあるからなのですが、楽しんでいただけたようで幸いです
タイトルは聞き知っていたものの、ダーク路線ぽいのがどうなのかなーと思っていたので、自分の意思だけでは見なかった可能性が高く、お薦めしていただきありがとうございました。とりあえずちょっと落ち着いてから、「白夜の魔獣」に進みたいと思います。

◆あきさん
 >ゴーカイはちょっといろんな意味でバランス良すぎかもですね。
構造上、凄く尖った連中が、様々な出会いを通して一つの「調和」に辿り着く物語なので、印象的にぎゅっと一つにまとまってしまったみたいな面が個人的にあります。作品としては良い事なのですが、このランキングでは不利になったみたいな(笑)
 >特に為朝はてっきり最初は残念枠で行くと思ったらどんどん描写が充実して。エピソード演出演者全部に恵まれましたね。
如何にも滑り芸、みたいな方向性に行きそうだっただけに、為朝は実に嬉しい化け方でした。
 >どちらも宇都宮Pに重用されていたのでそちらで見たかったな・・・という気持ちもありつつ、白倉Pがどう捌くのか興味もあり複雑です。
監督・脚本の組み合わせを見ると、もともと宇都宮Pで進んでいた企画が、昨今の様々な状況下で大胆な手に打って出る事になり、じゃあ私の名前で責任取るよ、と白倉さんが出張ってきたみたいな邪推はしたくなりますが、ホント巧く転がってほしいですね。
 >東京のコロナ感染者数を見ると、感染ピーク時と重なる序盤撮影を乗り切るためにも仕方ないのかなとも。
色々な要因が重なって、という感じですが、このピンチを、チャンスに変えてほしいですね……。
 >あ、あと牙狼スペシャル見ましたが、1時間45分と長いですけどいろんな意味で見て良かったです。
おお、ほぼ映画サイズなんですね……時間が取れる時にきちっと見たいと思います。
 >東映公式も先週は「今までありがとう!クランチュラ!!」とまで言いやがってましたから尚更確信犯でタチ悪いですよね。
酷い、酷すぎる……!(笑)
 >部下の個性とやる気を尊重しガルザを見ても出自も問わずに引き立てる、なかなか良い上司かもですよね。
ガルザはホント、国を捨てて理想の上司と出会った感じで、それはあの状況でもトドメを刺さずに命令に従うよな……と深く納得してしまいました。あまりにも出てこないので心配でしたが、結果としては非常にいい出方になりましたね(笑)
 >ヨドンナが時々舌を出す気味悪い仕草をしているのは皇帝の影響の表現だったのかなと。
ああ成る程、言われてみると、それは巧い接続ですね。場合によっては、ヨドン皇帝が非常にお茶目キャラになりそうですが、ヨドンナ要素をどう拾うか、楽しみです。
 >マッハにはあの後で瀬奈4/5をより耀かせるのに必要な瀬奈5のフォローが出来なかった自分の不甲斐なさを悔やんでさめざめと泣いてほしいです(笑)。
年明け、マッハが物凄く反省していたら、それはそれでアリですかね(笑)
 >充瑠はファイヤーに出会えて変われたことに凄く感謝し価値を感じているあまり出会う前の後ろ向きな自分にあまり価値を認めておらず
ああ成る程、充瑠にとって「心の中の後ろ向きな部分」は目を逸らしたい要素、というのは納得で、そう考えると、妙に淡泊な対応も頷けますね……。
 >小夜は傷付いて後ろ向きな人を癒して踏み出させる、みたいな棲み分けをよりハッキリ打ち出せたのかなと。
その点では、バンド回がスパルタの印象にスライドした上に、ボーカルの為朝に持っていかれてしまったのは、痛かったですね。
 >小夜は前回刺さった悪口が「変人」なのも弱点が分かりづらく苦肉の策という感じですし(<お局裏番>ではダメだったんでしょうか・笑)
戦隊あるあるですが、隊内ヒエラルキーの高い女性メンバーの落としづらさが直撃しましたよね。『シンケン』の茉子の時は、序盤で突きつけた「一生独身」への苦しい感じを、後々キャラの本質と接続する、という形で巧く使えましたが。

◆ログラムさん
 >「他の連中も一緒とはいえ」ってその他の連中はメロンライダーのこと知らされてすらいないんですけど……。
あれだけメロン危ない、と言っておいて「(人間を襲う凶暴なヒグマが居る)森で木の実集めをして貰います」の()部分を説明しないで他人を巻き込むのは、さすがに顔が引きつりますよね……ミッチはほぼ確信犯でしょうが、熊に襲われた当人が何故そこを流すのか……。
 >プレバンのインタビューによるとこれは役者さんが考えた変身で、現場ではスタッフさんの頭の上に落としたりしていたようです。
ホントに景気良く、投げていたんですね(笑) 兄さんは、キャラ作りの方向がしっかりしているので、結構気に入ってきています。
 >変身アイテムが転がったりすると美術さんがイライラ(天野浩成さん談)するので良かったんでしょうね(笑)。
やはりプロップ類が傷つくのは、凄い嫌がられるみたいですものね……。

◆つるさん
 >あけましておめでとうございます、そしてお久しぶりです…!^^;
お久しぶりでございます。
 >最終回、東條監督の十字架演出や広瀬さんのサプライズ出演など、見どころたっぷりで大満足でしたね
十字架はホント痺れましたし、ケンプも最後まで使い尽くされて、とにかく満足度の高い最終回でしたねー。ビアスガッシュの最期も、実に強烈でした。
 >描いた「痛み」や「過去」にしっかり責任を取った、極めて誠実な作品でしたね
今作は、物語としても、メタな背景としても「過去」への意識が強かったですが、最後の最後まで、『ライブマン』とは何か、にこだわり向き合ってくれたのが、凄く良い作品でしたよね。
 >ちなみに、自分のお気に入りキャラクターは豪とコロンさんなので、コロンさん贔屓の感想はとても楽しかったです(笑)
豪は退場回があれだけ素晴らしかった上で、台無しにしない再登場後の使い方がお見事でしたし、コロンさんはホントに良かったですねー。人型マスコットポジションにこんなに思い入れが出来るとは思いませんでした(笑)
 >明らかに設定が上手く行っていない所はまあともかく(?)として、ヒーロー物として首をひねるシーンの多さはかなり辛いですよね…
この看板でそれをやられても……という引っかかりが、どうしても目立ちますよね。セオリー破りの挑戦そのものは嫌いではないのですが、やはりそれが、ジャンルとしての面白さに繋がってくれないとな、と。
 >一応フルーツ×鎧のデザインはかなり挑戦的で好みのものも多いです
デザイナーの凄みを感じるというか、思った以上に綺麗に収まっていて、特に各フルーツの展開ギミックは面白いですね。
 >今年もちょっと浮上率は低めになるかと思いますが、感想の方は楽しみに読ませていただきます…!
ありがとうございます!