東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
旧ダイアリー保管用→ 〔ものかきの倉庫〕
特撮作品の感想は、順次こちらにHTML形式でまとめています→ 〔特撮感想まとめ部屋〕 (※移転しました)
HP→〔ものかきの荒野〕   Twitter→〔Twitter/gms02〕

12/28付けレス

 本日は『80』感想を書きました。

年末たけなわ

◆愛護郎さん
 >本編を視聴した私も主人公にはその認識なので、主人公は短慮で直情的なキャラクターとして描いているのでしょうね。
作風としてのオーダーだったのか、そこに、「陽気でさっぱり」を掛け合わせた結果、「昨日の事は覚えていない」みたいになってしまったのはちょっと不幸でしたね……(笑)
 >ユグドラシル側はカイトの親と金銭での示談をして、そのお金で進学したという設定らしく
大企業が土地を買い上げるなら金は動いているよな……とは思いましたが、そこはさすがに支払っている設定なのですね。まあ、そういったものには代えがたい誇りだったりであった、というニュアンスなのでしょうが。

◆Sさん
 >本編のタイミングに合わせ、YouTube東映公式で2021.1.30~2.7公開予定だそうなので乞うご期待。
ありがとうございます。忘れないようにしなくては。
 >5話でも文法の話をされていて気付いたのですが、インベスが怪人らしく一般人を襲う描写がここまで殆どないのですね。
敢えてそういうセオリーを外す意図は見えるのですが、それに代わる面白さを組み込めていないので、やはりヒーロー物としては取っかかりが弱くなった上に、主要キャラの好感度不足に繋がってしまってるんですよね……。
 >今回ラストでやっと“一般人が襲われるかもしれない”という危機感を主人公が抱いて、「次回どうなるんだろう…」というドキドキを感じることができました。
例えば半分の4話まででここまで持ってくれば、序盤の印象がだいぶ変わったと思うのですが、ライダーを一通り出す関係でそうも行かず、なのが難しいですね。
 >人の心情に気付かなかったり、かなりの迂闊ぶりを発揮しても自分の中で好感度が下がっていないので、人助け描写って重要なのですね。
第一印象でそのポイントが入っていると、だいぶ心証が変わりますよね。あと兄さんは、他人を見下す高慢なエリートではあるものの、仕事仲間が揃って、人の皮を被った外道の雰囲気満載なので、相対的に人間味があるように見える気がします(笑)

◆もりみやさん
 >自分はずっと「邪神ボーン」という、意味のわからない言葉に聞こえておりました(笑)
「コセイドン 邪神ボーン!」……なにやら、不穏な……(笑)
 >『電王』の『Climax Jump』をタロス達で歌っているバージョンがありましたが、フルサイズだとリュウタのラップパート
そんなところで披露されていたのですね。リュウタロスはそこまで好きでもないけど、鈴村さんのリュウタロスの演技は凄く好きだったりします(笑)

◆てひろぐさん
 >ヒーロー部門マベちゃんが1位かなと思っていたので為朝が1位は意外でした。
マベちゃん、好きは好きなんですが、私の中ではリアクション系のキャラ(相手が居てこそ映えるタイプ)なので、たぶん鳥とバスコの中にマベちゃんの票が流れています(笑)
 >ライブマンの男連中はめぐみさんに喰われてしまったのか。。。
ライブマン勢は、私の中の序列が、めぐみさん>コロンさん>>>男衆、で差が付きすぎてしまい、この二人の影に隠れてしまう事になりました(笑)
 >充瑠は実写であのバランスが実現出来るのかという造形なのでキラメイの総括では語って欲しいです。
ラップ回で、充瑠というキャラの芯はここですよ、というのがハッキリ示されたので、年明けの展開で、成る程、というところにはまってくれるといいなーと思います。
 >まあ塚田戦隊の先輩方と比べるとインパクトは薄いのと良くも悪くも鍛錬を積み、成長してしまったのが選外の理由ですかね。
ガルザはいまいち私の中で残念ポイントを稼いでいなかったのですが、多分、これですね(笑) 自分の方が優秀だ、という自負も慢心もある一方で、目の前の敗北はしっかり受け止めて修行して策を練るんですよねガルザ……(笑)
 >あと悪役のボルト勢があまり伸びていないは正統派すぎて面白味が少ないからですかね?
ガッシュやマゼンダも含めて、キャラは好きで、作品テーマとの絡み方も非常に良かったのですが、今年はちょっと上位勢が強すぎましたね……。
 >年明け再登場でその後を描写してくれると嬉しいのですが、やっぱり難しそうですかね。
《戦隊》の場合、継続的な情報量を減らしたい都合か基本そういった作劇はしませんが、ちょっと見たくなりますよね……充瑠にスポットを当てていくなら、柿原さんぐらいは期待できそうですが。
 >サブキャラの膨らませ方は平成ウルトラ3部作をはじめとした90年代終わりの特撮が頂点という感じがします。
『ガイア』はホント、ゲストキャラの継続的な登場によるストーリーラインの補強が、よくあそこまで出来たな、と素晴らしかったですね。
 >今日のキラメイジャーが個人的に期待以上の部分と期待しすぎた部分が半々ぐらいでどうにも複雑
それは、ドキドキしながら見たいと思います……。

◆noizecehiさん
 >「パトレンジャーを性転換させた人」のイメージ
そういえば、そうですね(笑) 金子さんは当初は“子供番組としてのバランス”を意識しすぎている感じがありましたが、参加3作目で、だいぶその辺りの呼吸が(演出との間合い含めて)掴めてきたのかなーという印象です。
 >為朝は「メガレンジャーの耕一郎から狂気を抜いた人物」のイメージがあり、戦隊屈指のまともな人物として私の中での好感度も高いです(もちろん耕一郎も好きです)。
耕一郎、真面目マッド、というそれはそれで独自路線で面白いキャラでしたよね……思えばメガメンバーの中では一番好きで、広い意味で同じ系譜だと考えると、為くんはツボに来るわけだなと(笑)

◆MOPさん
 >まずは(ちょっと早いですが)今年もたくさんの心に残る感想をありがとうございました。
こちらこそ、今年もお読みいただきありがとうございました。インプットとアウトプットがセットになっている性質の為、たまに本末転倒を起こすのですが、引き続きぼちぼちやっていければなーと思います。
 >そして自分の観ている作品は応援したくなるので、為くんの1位には胸が熱くなりました。
為朝はホント、今年一番、肩入れしたキャラですね……(笑)
 >仮面ライダーゼロワンもキカイダー01のように、人間と機械の違いや善と悪の違いや意味について、
 >時代や技術が進んだことを踏まえて真正面から取り組んでくれていたらと思えてしまいました。
どうしても表面上の舞台装置を転がすばかりで、『ゼロワン』世界において、普遍的な諸問題とどう向き合うのか、という部分が欠けていたのは残念でしたね。魅力的なキャストに、色々やれそうな設定であっただけに。
 >ゴーカイジャーが作品の1位なのも本当に嬉しいです。いつも感想を読みながら何度もぼろぼろ泣いていました。
感想という形で、私なりに作品とアプローチできればいいなと思っているので、そう言っていただけると、感想書きとしては冥利に尽きまして幸いです。
 >次の戦隊のハードルはかなり高そうですが、新しいチャレンジを繰り返してこれまで続いてきたスーパー戦隊が、
 >さらにやれることの範囲や深さを拡げてくれると信じたいです。
今のところ、どんな空気になるか読めない部分がありますが、始まったら「これが戦隊だ!」となって、終わってみた「これが戦隊だった!」となってくれる事を期待したいですねー。そして切に、数字に繋がってほしいところです。

◆ログラムさん
 >そこにブレドランが入りますか……。
本編の悪役としてはホント色々アレなキャラでしたが、まさかの別作品で2回遭遇という今年のインパクト的に、どこかで触れざるを得ないな、と(笑)
 >最終的に微妙とか迷作を通り越して作品に対し不誠実なレベルまで落ちてしまったのは、本当残念でしたね。
肝心なところの描写や組み立て、キャラの心理と、向き合わないまま何もかも無から生えてくる路線だったのは、中断もあったとはいえ、ロングスパンの物語として本当に残念でしたね……。
 >そうなってしまっていたら結局残念部門でエントリーせざるを得なかったのでは……(笑)?
……あ……確かに(笑)
 >縁の下の力持ちポジションに収まってしまうのではなく陣頭に立っての指揮官力も高かったのが良かったですね。
為朝は自他共に「サブリーダー」ポジションとしてブレなかったのが、大きいですよねー。言行が基本、そこに集約される事がいちいち格好良さになった感じで良いキャラ造形になったなと。
 >『ゴーカイ』『ライブ』が「◎」『キカイダー01』が「○」という感じでしょうか。
キカイダー』01が「○」でいいのだろうか感は微妙にあるのですが、心にトゲを突き刺す系の面白さではありました(笑) 今年の1-2位は、歴代でも上位に来る作品ですねー。
 >鋭い考察とユーモアの溢れる感想記事とコメント返信、今年もありがとうございました。
こちらこそ、お読みいただき感謝です。

◆Gimmickさん
 >悪役部門でビアス様がTOP5に入ってないのは意外でした。演:中田譲治補正を持ってしても突破出来ない厚い壁、今年は豊作でしたねぇ。
ビアス様も、ずっと見たかった悪役&期待を超えるラスボスぶり、だったのですが、クランチュラさんが強かったですね……。
 >「分かりやすく面白いけど、分かりやすく怖い」系譜を上手く継いで実にオイシイ悪役になったなぁと思います。
邪面師は、単品で見ても面白いですが、「戦隊の積み重ねてきた歴史」が背後に見えるのが、作風ともあいまって非常に良い怪人になりましたねよー。
 >不破さんは作品好感度的に 今年の顔が好き枠 になるのかな?と思っていたら、やはりその通りで
不破さんのルックスとキャラクター性との噛み合い方はかなり好きな上に、ヒーローとしての爆発度も高かったので、作品の沈没で色々と跳ねなかったのと、終盤の雑な扱いが大変惜しまれます……。
 >『ライブマン』はヒロイン(ヒーロー)の本気を魅せられた感じで、これはもうコロンさん共々推すしかないなと(笑)
3人スタートとはいえ、コロンさんともども、ほぼほぼレッドを食いかける、という凄い所まで上り詰めましたね。作品もそうですが、80年代女性戦士の一つの集大成でもあるな、と。
 >曽田先生の手腕を改めて実感出来た充実した一作でしたね。
この数年で、大きく印象が変わると共に凄く好きになった脚本家ですが、絶好調時の曽田先生を堪能できて良かったです。
 >主に70年代特撮の感想記事における管理人様の的確なツッコミが毎度面白いのですが、今年の『キカイダー01』と『仮面ライダーゼロワン』は特に楽しませてもらいました(笑)
ありがとうございます。70年代作品は見ている時は大概、七転八倒していますが、しばらく経ってから感想読み返すと、我ながらテンション高いな、と(笑)